タグ一覧

【旅ブログ】癒しの国、ラオス(by 平沢)

皆さま、サバイディー!(ラオスの公用語、ラオ語でこんにちは)

平沢です。

今回はライフスタイル部ということで、5年前に旅した国「ラオス」を紹介させていただきます。

僕は本業の旅行業界に10年ほど身を置いていまして、これまでさまざまな国を旅してきました。

そのなかでも、とくにお気に入りの国がラオス。

あまり聞き馴染みのない国だと思いますが、東南アジアの内陸、タイとベトナムにまたがる発展途上の国です。

まだ日本からの直行便がないため、メジャーな旅先にはなっていないのですが、本当に魅力たっぷりの素敵な国。

ニューヨーク・タイムズ紙の「世界で一番行きたい国」第1位に選ばれたこともあります。

なぜこのタイミングでラオスをご紹介するのかというと、そろそろ海外旅行が本格的にスタートしてきたから。

海外旅行にはいつから行けるの?

海外旅行が久しい存在になってからもう2年以上が経ちますが、2022年9月7日から、ワクチン接種を3度以上終えていれば、帰国前検査と陰性証明の提示が不要になりました。

簡単にいうと、ワクチン接種を完了してさえいれば、コロナ前とほぼ同じように海外旅行ができるようになったということです。

まだまだ不安はつきものなので「海外旅行スタートだ!」といった一気の波はありませんが……

それでも一部の旅好きさんたちは、今年の年末や、来年のGWの旅行の予約をしはじめていたりします。

そんなこんなで、海外旅行が身近な存在に戻りつつある今日この頃。

旅行会社の僕が行ってよかったオススメの国「ラオス」を、5年前の旅の写真とともに、簡単にご紹介したいと思います。

癒しの国、ラオスの魅力

丘の上から撮ったラオスの街並み。

僕が思うラオスの魅力は「なにもないところ」です。

同じ東南アジアの国であるタイやベトナムは、日本顔負けスピードで成長をつづけていて、都市部には高層ビルがどんどん増えています。

一方ラオスは、その真逆。

国土の70%は高原や山岳地帯で、国民の約8割が農業を営んで生活をしています。

周りを見渡すと、ほとんどが山、川、森。

観光のメインとなる街「ルアンパバーン」には、平家建ての家屋がぽつぽつと並ぶだけで、ビル一つありません。

これこそが、僕がラオスをおすすめする一番の理由。

良い意味で、ほんとになーんにもないんです。

ラオスに沈む夕陽。

日本の昭和の街並みのような、ノスタルジックでどこか懐かしい雰囲気。

例えるなら、一時期、流行した日本映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のようなイメージでしょうか。

遠い故郷に帰ってきたような、そんな気分に浸ることのできる国です。

なにもないけど、そこが良い。

世界中でみても、ラオスのような昔ながらの光景が残っている国は数少ないので、本当に貴重な国なんです。

そんなラオスですが、観光が楽しめるスポットもあります。

町がまるごと世界遺産「ルアンパバーン」

空港のある町「ルアンパバーン」は、町がまるごと世界遺産に登録されています。

敬虔な仏教国であるラオスは、町のいたるところに寺院が点在。

どの寺院もなんだかアーティスティックでオシャレ。

寺院などの建物に興味のない人でも、思いのほか楽しめると思います。

早起きすると「托鉢(たくはつ)」というイベントに参加することができます。

数百人の僧侶が、鉢を持って町をねり歩き、ラオスの主食であるもち米やお菓子などの施しを受けます。

町がオレンジ色に彩られる、幻想的な光景です。

托鉢を見たあとは、朝市に出かけました。

生の川魚がずらっと並べられています。

少しグロテスクかもしれませんが、アジアならではの光景ですね。

市場ではフルーツも売っています。

東南アジアのラオスは「南国」でもあるので、フルーツがめちゃくちゃ美味しい。

とくに雨季の時期は、フルーツがよく育ってとてもジューシーになります。

物価も安いので、ラオスはもちろん、東南アジアに行かれた際は、ぜひフルーツをかじってみてください。

クアンシーの滝

クアンシーの滝は、ラオスでも人気の自然スポット。

エメラルドグリーンの滝壺が、だんだん畑のように広がっています。

生で見ると本当にきれい。

森のなかでマイナスイオンを浴びながら、澄んだ空気と美しい自然を堪能できます。

いまは使われていない水車がありました。

苔むした姿に、哀愁を感じます。

クアンシーの滝では、泳ぐこともできます。

木のツルを使って、少年がダイブしていました。

このあと僕もダイブしましたが、ひんやりとしていて、とっても気持ちが良い。

石灰が溶け込むことでできたエメラルドの水は、肌ざわりがなめらかです。

象使いになれる

ラオスでは世にも珍しい「象使い」の免許取得が可能。

しかも、れっきとした国家資格。

ツアーに申し込めば、40ドルほどの金額で、わずか半日の講習で取得できてしまいます。

就職活動の履歴書に書きたい大学生に人気です。

僕も半日の講習を経て、無事、エレファントマスターの称号を獲得。

象の背にのって「歩け」「止まれ」「左にまわれ」などの指示を出し、自由に操ることができます。

エレファントマスター平沢…

意外と高さのある象の背は、ゴツゴツとしていて、とっても硬いです。

このあと、目の前の川を渡ります。

日本ではなかなか味わえない、スリリングな体験。

なによりも、お利口な象さんがめちゃくちゃ可愛い……。

興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

東南アジアNo.1ビール「ビアラオ」

国内シェアの99%を占める「ビアラオ」は、旅行者のあいだで「東南アジアで一番美味しいビール」として一時期話題になりました。

日本人好みのラガータイプで、コクがあるけどスッキリとした味わいです。

ちなみに東南アジアでは、ビールに氷を入れて飲む習慣があります。

常夏の南国ならではのスタイルなんですが、この飲み方が意外にも美味しい。

僕も自宅で晩酌をするときは、たまに氷を入れて飲んでいます。

アルコールが薄まるので、あまり酔いたくないときにオススメですよ。

ちなみにビールは一杯1〜2ドルという安さ。

ビール好きの松田くんに知れたら大変です。笑

ラオスは食事も美味しいです。

写真の上に写っているのは、ラオスの主食「カオニャオ」というもち米。

日本のもち米のようにベタつかず、ほのかな甘味があるのが特徴。

クセになる味です。

写真の下に写っているのは、ラオスの定番おかず「ラープ」。

ひき肉とハーブをナンプラーやライムで和えた料理なんですが、食欲をそそる味付けで、これもまた絶品。

ラオスに行ったらぜひ試していただきたい一品です。

夜のルアンパバーンは、昼とは一転、ムーディーな雰囲気。

ラオスはかつてフランスの植民地だったこともあり、フランス人をはじめとするヨーロッパの人々に人気です。

これはホテルの朝ごはんなんですが、パンがとても美味しい。

なぜパンが美味しいのか、分かりますか?

答えはフランスの植民地だったからです。フランスは「フランスパン」で有名ですよね。

僕はラオス以外の国々にも旅行していますが、フランスの植民地だった国は、どこもパンのクオリティが高い気がしています。

例えばベトナムなんかもそう。

「バインミー」というサンドイッチが有名になったのも、フランスの植民地だったことに由来します。

ちなみにこうした国々のホテルは、朝食に美味しいフランスパンを出してくれることが多いです。

ホテルによっては朝食会場にトースターが設置されてたりもします。

焼き立てのパンの味は、けっこう感動もの。ぜひ試していただきたいです。

素朴な人々

ラオスは出会う人々も素朴です。

アジアの純真に触れて、心が洗われます……。

ルアンパバーンの郊外まで散歩したところ、小さな建物を見つけました。

近づいてみると……

みんなで無邪気に歌をうたったりしています。

ここはラオスの小学校でした。

先生にカメラを見せたら「オーケー、オーケー」と陽気に撮影許可。

民族衣装の少女。

けがれのない眼差しに心を打たれます……!

まとめ

5年前の旅行記ですが、思い出しながら書いているうちに筆が走って、少し長文になってしまいました。

気軽に海外に行ける日はもう少し先になりそうですが、そのときは、ぜひラオスなんかも選択肢に入れていただけたら嬉しいです。

日本では味わうことのできない、ゆったりとした時間が流れているので、癒されること間違いなしですよ。

まだまだオススメの旅先がたくさんあるので、機会があれば、またご紹介させていただこうと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

自己紹介はこちら

SHARE

公式LINEに登録する 公式LINEに登録する