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【旅ブログ】歩いてしか行けない山奥の秘湯へ(by 平沢)

こんにちは!平沢です。

今回は、秘湯マニアの友人と行った「湯俣温泉」をご紹介します。

山奥にある歩いてしかいけない温泉で、なんと川から温泉が湧き出るという、世にも珍しい天然の露天風呂。

大自然を感じる素晴らしい体験ができたので、ご興味のある方は、ぜひともご覧ください!

湯俣温泉へのアクセス

目的地となる「湯俣温泉」は、全国トップクラスの温泉数を誇る、長野県にあります。

高瀬川の上流、北アルプスの奥地にある秘湯です。

具体的なルートとしては、まず車で七倉ダムに行き、特定タクシーに乗り換えて高瀬ダムに行きます。

高瀬ダムからは登山道となるので、歩きで約3時間(10km)をかけて辿り着くことができます。

とりあえず「険しい道のり」ということだけ伝わればと思います。笑

絶景の高瀬ダム

というわけで、高瀬ダムに到着しました。

日本で二番目に標高の高いダムとして知られ、頂上からの長めは圧巻。

北アルプスの雄大な山々を見渡すことができ、テンションが上がります。

澄んだ空気も最高に心地良い。

登山道へ

ここから先は登山道になります。

入り口はこちらの長いトンネル。

声や靴の音が反響して、雰囲気があります。

トンネルを抜けると、美しいエメラルドグリーンの湖がお出迎え。

めちゃくちゃ綺麗で感動しました。

人もほとんどいないので、この景色を独り占めできます。

しばらく歩くとまたトンネルが出現。

山を切り開いて作られた登山道なので、トンネルがたくさんあります。

それぞれ趣の違うトンネルになっているので、飽きずに楽しみながら歩けます。

トンネル好きにはたまらないですね。

大自然のなかはマイナスイオンがたっぷり。

木々の緑、川のせせらぎに癒されます。

こちらのコースは、多少のアップダウンはあるものの、トレッキングには最適。

レベルとしては中級者向けですが、ビギナーでも少し頑張れば歩けます。

またもやエメラルドグリーンの湖が出現しました。

あたり一面が静寂に包まれ、たまらなくエモい雰囲気です。

さらに歩いていくと……

今度は、湖が干上がった道が出現。

ここまでお読みいただいて分かるとおり、このコースは景色がどんどん変わるんです。

その度にちょっとした感動が味わえるので、自然が好きな方には、本当におすすめ。

晴嵐荘に到着

約3時間の道のりを経て、湯俣温泉の宿泊地となる「晴嵐荘(せいらんそう)」に到着しました。

温泉目的の登山者たちが泊まる、山小屋です。

寝床はこんな感じ。まさに山小屋ですね。笑

写真だと伝わりづらいかもしれませんが、清掃はきちんと行き届いているので、清潔です。

オーナーさんの人柄もよく、安心して利用できます。

荷物を預けたら、いよいよ目的地となる「湯俣温泉」へ向かいます。

宿から歩いて10分くらいです。

宿を出て再び山道に入ると、すぐにこちらの橋が現れます。

ちょっとしたスリルを味わえるので、これもまた非日常な体験です。

橋を渡った先には、雄大な渓谷が広がっています。

この辺りから、温泉の硫黄の匂いがしてきます。

大小さまざまな岩が転がる河原を歩いた先が、ゴールとなる湯俣温泉です。

山奥の秘湯「湯俣温泉」

ついに湯俣温泉に到着です!

川から湯気が出ているのが分かりますでしょうか?

川底から温泉が沸いているため、この川自体が温泉になっているんです。

↓動画(音量注意)

入浴するには、冷たい川の水と、底から湧き出る温泉をうまく混ぜあわせる必要があります。

石で囲いを作って、天然の露天風呂を自分で作ります。

自作するのが面倒な人は、先人たちが作った露天風呂がそこかしこに点在しているので、そこを利用すればOK。

うまいことやると、最高の湯加減になります。

大自然のなかで入る温泉は、本当に気持ちが良いです。

日頃の悩みや疲れがすべて吹き飛ぶ、感動的な体験ができました。

山小屋の夕食と、絶景の星空

温泉を堪能したあとは、お待ちかねの夕食。

晴嵐荘のカレーは登山者たちの名物になっていて、スパイスが効いてとても美味しいです。

ここで飲むビールは最高です。。

気分は大人の修学旅行。

友人とのトークも盛り上がります。

外に出ると、美しい星空を眺めることができました。

写真では伝わりにくいと思いますが、実際はかなりクリアで、とにかくめちゃくちゃ綺麗です。

恋人と来れたら、最高にロマンチックですね。

最後までお読みくださりありがとうございます!

今回は、歩いてしか行けない山奥の秘湯をご紹介させていただきました。

温泉や自然に興味がある人は、ぜひともチェックしてみてください。

道のりはやや険しいですが、それも含めて、忘れられない体験になるはずです!

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