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【ダサい?】ラコステの特徴・年齢層・サイズ感・ワニロゴの種類・口コミ評判などを徹底解説!

ワニのロゴマークやポロシャツでお馴染みの「ラコステ」。

誰もが知っている超有名ブランドですが、詳しいことは意外と知らない人が多いのではないでしょうか?

この記事では、そういった方のためにラコステというブランドに関する情報を、一挙にまとめてご紹介します。

ラコステの全てをこの1記事にまとめました!

僕は、年間洋服1000万円以上購入&自身でアパレルブランドを複数運営しており、そこでの知見をもとに、さまざまなファッション情報を発信しています。

ラコステは個人的にも利用するブランドで、ラコステのおすすめアイテムやコーディネートなどの提案などもしてきました。

今回はそんな僕が、プロの目線でラコステの魅力を徹底解剖します。

ブランドの特徴はもちろん、歴史・ロゴの種類・人気アイテム・年齢層・ブランドイメージなども完全網羅でお届けしますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

まずは、ラコステとはどんなブランドなのか?をお話しします。

ラコステ(LACOSTE)とは?

ラコステは、ワニロゴとポロシャツのメーカーとして有名な、フランス発のファッションブランドです。

時代や年齢を問わないデザインから、世界中の老若男女に幅広く愛されています。

そんなラコステのルーツは「テニス」というスポーツにあります。

ブランドというものは、ルーツを知ることでその本質が理解できます。

これまでラコステをあまり知らなかった方は、今日から「ラコステを知る人」です。

ラコステはもうすでに大好きだ!という方は、この記事でラコステ愛をより深めていただけると信じています。

魅力たっぷり「ラコステ」の世界を、一緒に紐解いていきましょう。

ラコステの歴史・名前とロゴの由来

ルネ・ラコステ(出典:ラコステ公式ホームページ)

ラコステが誕生したのは1933年。

伝説のテニスプレイヤー「ルネ・ラコステ」が、自身の名前を冠して創業しました。

ブランド誕生のおよそ10年前から、その歴史を振り返ってみましょう。

1920年代

才能あふれる若きテニスプレイヤー、ルネ・ラコステは、そのエレガンスを感じさせるプレイスタイル、フェアプレイの精神、そして独創性で知られていました。

彼が大切にしているこれらの精神は、後に誕生するラコステというブランドの信条へと繋がっていきます。

1923年

アメリカのボストンで行われたデビスカップの試合で「ワニ皮のスーツケース」を掛けた試合が行われました。

彼は惜しくも敗退してしまいましたが、この話を聞いていたジャーナリストが「ラコステはワニ革のスーツケースを手に入れることは出来なかったが、その戦いはワニのようだった。」と称賛。

このエピソードから、ラコステは「ワニ」というニックネームで親しまれるようになります。

1924年

ラコステの奥さまが伝説的なゴルフプレイヤーだったことをご存知でしょうか?

1924年、ラコステの未来の妻になる「シモーヌ・ティオン・ド・ラ・ショーム」は、全英女子アマチュアゴルフ選手権に参戦。

彼女はその後、フランス国内選手権を13回制覇するという驚くべき偉業を成し遂げます。

1925年

ラコステはこの年の世界テニス大会の優勝を皮切りに、一連のグランドスラムを制覇していきます。

全仏オープンで5勝、ウィンブルドンで3勝、全米オープンで2勝という輝かしい成績を収め、世界ランキングの上位に君臨することとなるのです。

1928年

この時代のテニス界を賑わせていたのは、ラコステを初めとする4人のテニスプレイヤーでした。

彼らは「伝説の四銃士」と呼ばれ、彼らの活躍に敬意を表してスタジアムが建設されるほど。

1933年、ついにラコステが誕生!

ラコステは、ついにこの年、当時フランスで最大のニット製造会社の社長の「アンドレ・ジリエ」とともに、ブランド「ラコステ」を創業します。

当時のテニスウェアは白シャツにパンツという簡素なスタイルでしたが、ラコステはこのスタイルを一新。

半袖で襟がリブニットボーダーの、軽くて伸縮性に優れたニットシャツを開発したのです。

これが今なおラコステの看板商品にもなっている「ポロシャツ」の原点というわけです。

革命的なポロシャツは世界中を魅了。

ラコステはテニスウェアにとどまらない存在となり、ファッションの世界へと進出。

ここから、のちに世界的なレジェンドブランドとなるラコステの歴史が本格的にスタートします。

1951年

ラコステのポロシャツの魅力の一つに、多彩なカラーバリエーションがあります。

あなたもどこかで一度は目にしたことがあるはず。

その原点は、この年に掲げられた「シーズン毎にそれぞれのカラーを!」というテーマから生まれています。

ラコステは、モノクローム・カラフル・ストライプのポロシャツなど、さまざまなバリエーションのポロシャツを続々と発表。

彼はファミリー精神にも重きを置いており、キッズコレクションも手がけるようになります。

伝説的なテニスプレイヤーであると同時に、情熱あふれる発明家でもあったルネ・ラコステ。

彼が手がけるラコステのアイテムは、テニス界の発展において重要な役割を果たしていったのです。

1967年

これは余談的なエピソードになりますが、ルネの娘「カトリーヌ・ラコステ」は、全米女子オープンゴルフ選手権で優勝した、世界唯一のフランス人アマチュア選手です。

その実力は折り紙付きで、今なお匹敵する者がいないほどの実績を収めています。

なんというスポーツ一家。

1968年

テニスやゴルフのみならず、雪の上でも!

この年、ラコステはフランス代表スキーチームのユニフォームデザインまで担当しています。

1970年代

1970年代に入ると、ラコステは世界的なブランドとしての地位をより強固なものにします。

スポーツにおける数々の歴史と、フランス風のエレガントなスタイルを掲げ、国際的な広告キャンペーンを展開。

アジアにおける初めてのキャンペーンは、日本で展開されました。

1980年代

ラコステのアイテムはポロシャツだけに留まりません。

香水やレザーグッズに続き、1981年にはサングラス、1985年にはテニスシューズが加わり、ラコステのアイテムラインナップはどんどんと拡充していきます。

2006年

ブランドとしての成功を収めたラコステは「The LACOSTE Foundation」という財団を設立。

チームスピリット・忍耐・粘り強さ・やる気といった、ラコステにとって大切な精神をテーマに掲げ、スポーツを通して社会の統合を支援。

子供向けプロジェクトへの支援や資金提供を行うようになりました。

2011年

人によっては、ラコステにおじさんのイメージをお持ちでしょうか?

この年のラコステは、そんなイメージを払拭するかのように、新たなライン「LACOSTE LIVE」を発表します。

アヴァンギャルドで現代的な若いファンのために誕生したラインで、現代も若者層から指示を受けているラインです。

2017年

伝説のテニスプレイヤー「ノバク・ジョコビッチ」がラコステのブランドアンバサダーに就任。

彼がもつ、正々堂々としたエレガンス・フェアプレー・強靭さといった精神は、ラコステの理想とする考え方を受け継いでいます。

彼の就任が発表されると、新たなる「ワニ」としてメディアに取り上げられました。

「ノバク・ジョコビッチ・コレクション」としてスペシャルアイテムを展開しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

2018年

ブランド生誕85周年を記念し、各年代で愛された「15のアイテム」を復刻。

ラコステファン垂涎のラインナップが話題となりました。

以上、ラコステの歴史をご紹介しました。

ロゴの種類(ワニの種類)

創業者であるルネ・ラコステのニックネーム「ワニ」から誕生した、ワニロゴ。

アーティストのロベール・ジョルジュによって考案されたこのロゴには、たくさんの種類が存在します。

あまりにも数が多いので、一部抜粋でご紹介します。

※参考サイト:https://www.antrois.net/company/

グリーンワニ


最もベーシックなワニロゴ。

ラコステのカジュアルラインに最も多いタイプで、サイズには少し大きいものや小さいものなど、複数の種類が存在します。

ホワイトワニ

スポーツラインのポロシャツによく採用されるロゴ。

テニスのローランギャロスシリーズや、カジュアルラインにも採用されたことがある。

ブルーワニ

比較的レアなワニロゴ。

セレクトショップのSHIPS限定品や、復古シリーズで採用されたりしている。

シルバーワニ


プレミアムラインというフォーマルな着こなしのできるカテゴリーで採用されることの多いロゴ。

クールビズ用のポロシャツなどビジネスシーンのアイテムによく使われる。

ゴールドワニ

クリスマス限定シリーズに採用されたロゴ。

シャンパンメーカーのモエとのコラボレーションアイテムで、金ラメ刺繍の豪華なデザインが特徴。

フラッグワニ(ロンドンワニ)

国旗のデザインがあしらわれたワニロゴ。

ロンドンオリンピックの限定シリーズとして、さまざまな国旗のワニがリリースされた。

トリコロールワニ

フラッグワニの一種。

ラコステはフランス発のブランドということもあり、フランス国旗をモチーフにしたワニロゴ。

デカワニ

ビッグサイズのワニロゴ。

通常のワニロゴはワンポイントで使用されるが、こちらは大胆にデザインとして使用される。

メタルワニ

レディースラインに付けられることの多いワニロゴ。

高級感のある金具が使用されている。

モジワニ

LACOSTEの刺繍が入ったワニロゴ。

昔から使用されている歴史のあるワニロゴで、復刻版などで蘇っている。

次は、実際のアイテムの特徴を解説します。

ラコステのアイテムの特徴

ラコステを語るうえで重要なキーワードとなるのは「スポーティー&エレガンス」です。

最大の特徴は、スポーツからインスパイアされた快適さと、そこにフレンチエレガンスをプラスしたデザイン。

街中でも着られるようなスタイリッシュなテニスウェアや、スポーツにインスパイアされたワードローブなど、さまざまなアイテムがありますが、どれも上品な印象に仕立て上げられています。

分かりやすく言うと、カジュアルとフォーマルを良いとこどりしたような絶妙なバランスのデザイン。

誰が着ても気取らない上品さを演出できるので、大人がオシャレするのにぴったりのブランドです。

もう一つの特徴は、印象的なワニロゴでしょう。

実は、洋服の表から見える部分にブランドロゴがつけられたのはラコステ製品が初めてと言われたりもしています。

ブランドのロゴは良くも悪くも見た人に強い印象を与えるもの。

いわば諸刃の剣的なデザインなわけですが、ラコステはブランドイメージが良いので、ロゴの露出がデザインとして大きくプラスに働いていると感じます。

実際、この記事を読んでいる方も、ラコステのロゴ、ひいてはブランドに対してネガティブなイメージをお持ちの方は少ないのではないでしょうか?

僕は仕事柄、アパレル関係者と関わる機会が多いですが、そういった方々からのラコステに対するイメージも好意的なものがほとんどです。

クリーンで上質な大人のイメージをお持ちの方が多いと感じています。

こうした良いブランドイメージが、胸元のワニロゴひとつで、ぱっと見で印象づけられるブランドは、世界中を見渡してもそう多くありません。

これらのデザインがラコステのアイテムの特徴であり、今なお多くの人々に愛され続けている理由だと言えるでしょう。

次は、気になる人も多いラコステのサイズ感について!

ラコステのサイズ感

現代はビッグシルエットという大きなサイズ感の洋服がトレンドになっていますが、ラコステは良い意味でトレンドを追わないブランド。

そのため、ラコステのアイテムのサイズ感は、ジャストフィットのものが多いです。

こうしたサイズ感はフォーマルな場面に使い勝手がよく、実際にラコステのアイテムはオフィスカジュアルなどにも多く使われています。

逆にトレンドライクな着こなしがしたい方は、サイズアップして着るのがオススメ。

ほとんどのアイテムは1サイズアップでややゆとりが出るくらいのサイズ感になっているので、より大きく着こなしたい方は思い切って2〜3サイズくらいアップするのも全然ありです。

サイズ表記について

サイズ表記3234363840
サイズ表記23456
参考サイズXSSMLXL

ラコステのサイズ表記には大きく2種類あります。

「32、34、36、38、40」表記と「2、3、4、5、6」表記です。

こちらの表のとおり、それぞれ「XS〜XL」に直すことができますので、参考にしてみてください。

ちなみにラコステの公式サイトでは、商品ページのサイズ選択画面に「あなたにぴったりのサイズを知る」というツールがあります。

年齢・性別・身長・体重などを入力すると、ご自身の体型にあったサイズがわかる仕組みになっているので、ぜひ利用してみてください。

ただしここで提示されるのは、あくまでジャストフィットするサイズです。

ジャストな着こなしがしたい方はもちろんそのままでOKですが、ゆったりとした着こなしがしたい方は、提示されたサイズを基準にサイズアップを検討すると良いでしょう。

次はラコステの年齢層について!

ラコステの価格帯

ラコステの価格帯は、伝統的なブランドの割に、比較的リーズナブルになっています。

以下はオンラインストアを参考にした価格帯です。

  • ポロシャツ:10,000円〜
  • Tシャツ:7,000円〜
  • 長袖シャツ:15,000円〜
  • ニット:15,000円〜
  • パンツ:10,000円〜
  • シューズ:10,000円〜
  • ワンピース:15,000円〜
  • バッグ:10,000円〜

ほとんどのアイテムが2万円以下。

これはパリコレに参加するブランドのなかでも、最安値クラスの価格設定です。

公式サイトでは常時セールを行っており、30〜50%オフなんてのもザラにあるので、安く買いたい人はセールを狙うのもおすすめ。

ブランドの歴史やに対して、この価格帯はお買い得といえます。

ラコステの年齢層・系統

ラコステはシンプルなスポーツカジュアルブランドだけに、老若男女さまざまな層から利用されるブランドです。

キッズラインの展開もありますので、ユニクロなどと同じように、小さな子供でも利用ができます。

その中でも、とくに30代以上の大人層にファンが多いイメージで、40代、50代、60代以上のシニア世代まで、愛用されている方を沢山お見かけします。

もちろん学生や20代の利用者も沢山います。

これは価格帯的にも若者層でも手が届きやすいというのが一役買っているでしょう。

先にご紹介したとおり、ラコステの特徴は、着る人を選ばないシンプルなデザインと上品なブランドイメージ。

どんな年代の方でも安心して着用できるのは嬉しいところですね。

ラコステのポロシャツの種類

ラコステのアイコンともなっているポロシャツですが、実は大きく分けて5つの種類が存在します。

  • 王道クラシックフィット:L1212
  • スマート見えするスリムフィット:PH412EL
  • リラックスフィット:PH042EL
  • 吸汗速乾のスポーツライン :DH9631L
  • ビジネスシーンに最適なビズポロ :KH761EL

順番に解説します。

王道クラシックフィット:L1212

ラコステのポロシャツの原点となった、ラコステを代表する定番モデル。

高い品質を誇る日本国内での一貫生産で、素材にはスーピマコットンを100%使用。

滑らかな肌触りと、適度にゆとりをもたせたクラシックフィットが特徴。

スマート見えするスリムフィット:PH412EL

L1212を細身シルエットにアレンジしたのがスリムフィットver

カノコ素材、2ボタン前立て、ワニ刺繍は継承されている。

リラックスフィット:PH042EL

ラコステの人気定番である丸胴Tシャツを取り入れたポロシャツ。

上品かつ着心地が良いのが特徴。

吸汗速乾のスポーツライン :DH9631L

吸汗速乾機能を搭載したスポーツラインのポロシャツ。

元来のクラシカルな雰囲気を踏襲しつつ、スポーツシーンで快適に過ごすことができる。

ビズポロ :KH761EL

ラコステのクールビズアイテムの看板アイテム。

半袖のボタンダウンのデザインが特徴で、元祖ビズポロと呼ばれるモデルをアップデートしているモデル。

次は気になる評判について。

ラコステはダサい?イメージ・評判・口コミを調べてみた

ラコステの世間一般からの評価はどうなっているでしょうか?

僕のTwitterで「ラコステを利用したことがある人」に向けて、簡単なアンケートを行ってみました。

僕のTwitterでのアンケート結果

今回は「年齢層」を切り口にアンケートを実施。

結果、30代を中心に幅広い世代が利用していることが分かりました。

ラコステはブランドイメージが良いですし、フォーマルなスタイリングや古着のコーディネートもできるので、このような結果になるもの頷けます。

僕の周りのアパレル関係者からも普遍的な支持を受けていますし、僕自身も「ダサい」とは微塵も思いません。

決してイメージの悪いブランドではないので、ラコステが気になっている人は、ぜひ安心して試してみてください。

老若男女におすすめできるブランドです。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!

いかがでしたでしょうか?

テニスというスポーツをルーツに、世界的なブランドへと成長したラコステ。

スポーツとファッションを繋いだ立役者でもあり、ファッションの世界においても偉大な存在のブランドです。

この記事を通じて、少しでもラコステというブランドの魅力が伝われば嬉しいです。

魅力にあふれ、知れば知るほど愛着が湧くようなブランドですので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

老若男女問わず、幅広い方々におすすめできるブランドです。

僕のブログでは、今後もファッションに役立つさまざまな情報をアップしていきます。

明日の更新もお楽しみに!

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