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【全8モデル購入】ユニクロのアンクルパンツを比較!サイズ感、コーデ、評判、おすすめは?違いを分かりやすくレビュー

「ユニクロのアンクルパンツって実際どうなの?」

「種類が多すぎて違いが分からない」

「おすすめのアンクルパンツを教えて欲しい!」

ユニクロのアンクルパンツにはいくつもの種類があるので、選ぶのが大変ですよね。

一見するとどれも似たように見えますが、デザインもシルエットも素材感も、実はバラバラ。

しかも商品名が似ているものばかりなので、違いがよく分からなくなるのは当然です。

今回も全モデル購入しました。笑

こうした悩みを解決するため、アンクルパンツの主要モデルをすべて(8種類)購入しました。

僕は毎シーズンユニクロのアイテムをほぼ全モデル購入しており、これまでに使った金額は500万円以上。

そろそろ日本一を名乗ってもいいんじゃないか?

それくらいユニクロのアイテムレビューに命を掛けています。笑

というわけで今回は「ユニクロのアンクルパンツ」をプロの目線で比較。

実際にすべて着用して、サイズ感・シルエット・着心地などについても分かりやすく解説します。

それでは早速、見ていきましょう!

目次

徹底比較!メンズにおすすめのユニクロアンクルパンツ

ユニクロのアンクルパンツは「スマートアンクルパンツ」と「イージーアンクルパンツ」の2種類に分けることができます。

今回はそれぞれの主要モデルを完全網羅し、下記の8点を購入しました。

▼スマートアンクルパンツシリーズ
①スマートアンクルパンツ(コットン)
②スマートアンクルパンツ2WAYストレッチ(コットン)
③スマートアンクルパンツ2WAYストレッチ(コーデュロイ)
④スマートアンクルパンツ2WAYストレッチ(ウールライク)

▼イージーアンクルパンツシリーズ
⑤イージーリラックスアンクルパンツ
⑥コーデュロイイージーアンクルパンツ
⑦フランネルイージーアンクルパンツ
⑧ニットフリースイージーアンクルパンツ

それぞれの特徴と違いを、分かりやすく解説していきます。

これから購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

まずはスマートアンクルシリーズから!

スマートアンクルパンツシリーズ

スマートアンクルパンツシリーズは、センタークリースが入ったスラックス仕様のパンツです。

シーンを選ばず、オンにもオフにも着られるよう、きれい目な印象に仕上げているのが特徴。

このあと紹介しますが、コットン・コーデュロイ・ウールライクなど、素材違いのモデルが存在します。

どれも似ていますが、実はデザインが微妙に違ったり、素材が違うことでシルエットにも違いが出たりしています。

この点を理解せずに購入してしまうと、

「なんか思ってたイメージと違った…。」

なんてことになってしまうので、必ず事前にチェックするようにしましょう。

①スマートアンクルパンツ(コットン)

まずはもっとも代表的な、コットン素材のスマートアンクルパンツからご紹介します。

商品名の「アンクル」は、足首(くるぶし)という意味で、アンクルパンツは、足首丈のパンツの総称。

ユニクロのスマートアンクルパンツシリーズは、裾丈が9分丈くらいで統一されており、ちょうど足首が見える長さになっています。

メンズファッションにおいて「足首」はものすごく重要。

人の視線は「三首」と呼ばれる先端部分に集中するようにできているため「首・手首・足首」の見た目によって、印象がガラッと変わるからです。

例えば、先端部分に向かって細くなるテーパードシルエットのパンツは、ワイドシルエットのパンツと比べて、スタイルがよく見えますよね?

このように、先端のシルエットが細いと、全体のシルエットが細く見えるのです。

試着:MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)Lサイズ

話をアンクルパンツに戻しましょう。

アンクルパンツは、人体の「足」でいちばん細い部分である「足首」を露出するパンツです。

そのため、足が細く長く見えるという、スタイルアップ効果が期待できるパンツなのです。

本当にスタイルよく見えるの?

と思う人は、ぜひ鏡の前で試してみてください。

フルレングスのパンツと比べて、アンクルパンツの方が明らかにスタイルがよく見えるはずです。

アンクルパンツの特徴を踏まえた上で、実際にこちらのパンツを見てみましょう。

シルエットは、ややテーパードのかかった、細身のシルエット。

ちょっと弱めですがセンタークリースが入っているうえ、アンクル丈になっているため、足が長く見えます。

ただ残念なのは、テーパードの形があまり綺麗ではないです。

実際に履いてみると、太ももあたりにシワが寄りました。

テーパードが綺麗なパンツは、シワが寄らずにストンと生地が落ちるため、スタイルがかなりよく見えるんです。

それと比べると、正直「惜しい」シルエットだなと感じます。

素材は、コットンとポリウレタンの混合素材。

細番手の糸を使用したコットンツイル生地になっています。

「ツイル」とは綾織りのことで、タテ糸3本にヨコ糸を1本交差させた織り方のこと。

頑丈で厚みが出ることに加えて、光沢感と滑らかな風合いが出るのが特徴です。

こちらのパンツも、微光沢とコットンの風合いが出ており、高級感があります。

また、素材がよいので、発色もきれい。

ここら辺は、素材に強いユニクロだけあります。

ウエストの後ろ面はゴム仕様になっており、内側にはドローコードが付いています。

ドローコードを絞ることで、ベルト無しで履けるのが便利です。

また、ドローコードを内側に付けることで、近年のトレンドであるタックインスタイルにも対応。

タックインしてもドローコードが露出しないので、問題なく履きこなすことができます。

ボタンはプラスチック製。

質感は普通で、値段なりといった印象です。

ポケットは、スラックスによく採用される「シームポケット」。

シーム(縫い目)という意味のとおり、サイドのステッチ(縫い目)に沿ってポケットが付けられています。

見た目にはすっきりとフォーマルな印象。

以前のアンクルパンツは、シームポケットではなく、斜め切りのポケットでした。

それがアップデートされシームポケットに変更。

スマートアンクルパンツシリーズがスラックスを意識した作りになっていることが分かります。

ちなみにシームポケットは、はめ込み・縫込みを意味する「セットインポケット」と呼ばれたり、サイドに真っすぐ付けられていることから「ストレートポケット」とも呼ばれたりします。

ここら辺の区別はあまり気にしなくて良いです。

アパレル業界って結構あいまいなので、アイテムやディテールの呼び名は、人によっても認識が異なっていたりします。

バックポケットも、スラックスのディテールである「スリットポケット」を採用。

スリット(切り込み)という意味のとおり、パンツの表地に切込みを入れて作るポケットです。

表地にポケットを貼り付ける「パッチポケット」がカジュアルな印象なのに対して、スリットポケットはスーツでも使われるようにフォーマルな印象を与えます。

・・・

以上、「スマートアンクルパンツ(コットン)」について解説しました。

お伝えしたとおり、シルエットがそこまで綺麗ではないのが気になるものの素材感は良いですし、この値段の安さを考えると、トータルとしては満足できる仕上がり。

カジュアル過ぎず、クリーンなスタイルにも合わせられる、着用シーンの幅広いパンツです。

②スマートアンクルパンツ2WAYストレッチ(コットン)

実はこれ先ほど紹介したパンツと商品名は違うものの中身は同じ。

こちらは商品名に2WAYストレッチと記載されているんですが、実は先程紹介したパンツもストレッチが効いているんですよね。

とはいえ念の為こちらも詳しくレビューしていきます。

「2WAYストレッチ」という商品名のとおり、素材を引っ張るとタテにもヨコにも伸びます。

ユニクロのストレッチ素材を使ったアイテムはかなり伸びるものが多いのですが、こちらは正直そこまで伸びません。

ただ、パンツは少し伸びてくれるだけでも、着用したときは意外と効果的。

実際にひざの曲げ伸ばしもラクにすることができます。

フロントにはセンタークリースが入っています。

先ほどのアンクルパンツと同じ仕様。

ウエストの後ろ面も同じくゴムタイプになっており、内側にドローコードの付いたイージー仕様。

ゴムはパンツと同じ生地でカバーされているので、タックインスタイルをする場合はクリーンな印象で着こなしができます。

ボタンも先ほどのアンクルパンツと同じプラスチック製。

可もなく不可もない、普通の質感です。

ポケットはスラックス仕様のシームポケット。

ここも同じです。

バックポケットも、スラックス仕様のスリットポケット。

試着:MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)Lサイズ

シルエットに関しても、先ほどのアンクルパンツと変わりありません。

アンクル丈に最適な、すっきり見えするテーパードシルエットです。

ユニクロの商品名は分かりにくい

③スマートアンクルパンツ2WAYストレッチ(コーデュロイ)

お次は、素材がコーデュロイになったスマートアンクルパンツ。

コーデュロイらしい、秋冬にぴったりの暖かみのある見た目が最大の特徴。

かなりしっかりとしたコーデュロイで、縦に走る畝(うね)がやや太めになっていることにより、表情のある見た目になっています。

程よいツヤ感もあるため、価格以上の高級感を感じられる素材感です。

こちらもセンタークリースが入っているんですが、コーデュロイと同化しているため、見た目にはちょっと分かりづらい。

実際に着用すると、シルエットにセンタークリースが浮かび上がり、少しだけ立体感が出ます。

そのほかのディテールは同じです。

ウエストの後ろ面はゴムタイプ、内側にドローコードが付いたイージー仕様。

ボタンはプラスチック製。

ポケットはスラックスライクなシームポケット。

バックポケットも、スラックスライクなスリットポケット。

試着:MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)Lサイズ

シルエットはテーパードシルエット。

素材がコーデュロイなので、これまでに紹介したパンツとテーパードの出方が多少違う感じはしますが、正直いって誤差レベルです。

秋冬にぴったりの暖かみのあるコーデュロイパンツ。

④スマートアンクルパンツ2WAYストレッチ(ウールライク)

お次は、素材がウールライクになったスマートアンクルパンツ。

スマートアンクルパンツシリーズのなかでは、こちらがもっともオススメです。

オススメの理由は、素材感の良さです。

素材は、ポリエステル67%、レーヨン29%、 ポリウレタン4%の混合素材。

まず「ポリエステル」のメリットとして、シワになりにくく、軽くて丈夫、速乾性も高いということ特徴があります。

一方、デメリットは、化学繊維特有のテカリが出てしまう点。

簡単にいうと、機能性は高いけど、見た目がチープになってしまうのがポリエステルです。

しかしこちらのアンクルパンツは、ここに「レーヨン」を混ぜ込むことで、見た目のテカリをカバーしています。

レーヨンは、柔らかく、少し光沢があり、高級感があるのが特徴。

これにより、ポリエステルの見た目の悪さをカバーしつつ、履いたときに心地よく、また上質感のある素材感に仕上げています。

実際にこのパンツを見てみると「ウールライク」という商品名のとおり、化繊特有のテカリがなく、ウール特有の鈍いツヤがあります。

もともとスラックス見えするパンツですので、素材がウールライクになることで、よりクリーンな印象で大人っぽい印象に。

そこに「ポリウレタン」を混ぜ込むことで、ストレッチ性や重さをプラスしたのがこちらのパンツです。

試着:MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)Lサイズ

素材が変わることで、シルエットにも違いが出ます。

型自体はこれまでに紹介したアンクルパンツと同じテーパードシルエットなのですが、こちらの方が重みがあるため落ち感があり、よりスラックスライク。

センタープレスも、コットンやコーデュロイに比べて、よりハッキリと効果的に出ています。

そのほかのディテールは同じ。

ウエストの後ろ面はゴムタイプで、ドローコードが付いたイージー仕様。

フロントはこんな感じ。

ボタンはプラスチック製。

ポケットはスラックスライクなシームポケットです。

バックポケットも、スラックスライクなスリットポケット。

・・・

以上、4つのスマートアンクルパンツを解説しました。

どれもスラックスライクな作りになっており、オンオフ問わず着用できるパンツです。

先述のとおり、このなかから個人的なオススメを挙げるとすれば「スマートアンクルパンツ2WAYストレッチ(ウールライク)」一択。

よりクリーンな印象で、大人っぽい着こなしのできるパンツです。

今回もっともおすすめのパンツです。

イージーアンクルパンツシリーズ

イージーアンクルパンツは、先ほどのスマートアンクルパンツを、イージー仕様にしたパンツです。

具体的には、センタークリースがなくなることで、よりカジュアルな印象に。

また、ウエスト全体をゴムにすることで、よりリラックスした着心地になっています。

こちらのパンツにも、コットン・コーデュロイ・フランネル・ニットフリースなど、素材違いのモデルが存在します。

ぱっと見は似ていますが、実は結構な違いがあるので順番に解説します。

⑤イージーリラックスアンクルパンツ

まずは、もっともベーシックなモデルである「イージーリラックスアンクルパンツ」から。

コットン素材を使用した、アンクル丈のイージーパンツです。

素材はコットン97%、ポリウレタン3%の混合素材。

細番手の糸を使用したコットンツイル生地になっており、きれいな艶があり、高級感があります。

生地はやや薄めですが、硬さがあり、しっかりとしたハリがあります。

コットンにも良し悪しがありますが、ユニクロのコットン素材はどれも上質で、良いものが多いです。

ウエストは全体がゴムになり、内側のドローコードでサイズ調節も可能。

ドローコードには柔らかい平ひもを使用しており、より違和感なくリラックして履けるようになっています。

実際に履いてみると、スマートアンクルパンツに比べて履き心地がラクです。

また、ウエストがゴムになったことで、ベルトループとフロントボタンが無くなっています。

いわゆるイージー仕様です。

フロントは開けられなくなっています。

ポケットは、スマートアンクルパンツが「シームポケット」だったのに対し、こちらは斜め切りのポケットになっています。

想像するとわかると思いますが、斜めになることで、手が入りやすい角度になっています。

見た目としては、シームポケットに比べて、ほんのりカジュアルな印象を与えるポケットです。

バックポケットは、表地にポケットを貼り付けた「パッチポケット」を採用。

スマートアンクルパンツで採用していた「スリットポケット」はフォーマルな印象を与えるポケットですが、こちらはカジュアルな印象を与えるポケットです。

アンクルパンツなので裾はしっかり細め。

試着:MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)Lサイズ

シルエットは、腰まわりや股上に適度のゆとりを持たせつつも、裾にかけてややテーパードをかけたシルエット。

アンクル丈ですっきり履けます。

・・・

以上、イージーリラックスアンクルパンツを解説しました。

冒頭で紹介した「スマートアンクルパンツ(コットン)」を、そのままカジュアルダウンさせたようなパンツです。

スマートアンクルパンツのカジュアル&イージー版。

⑥コーデュロイイージーアンクルパンツ

お次は、素材にコーデュロイを使用したイージーアンクルパンツ。

実際に購入して分かったのですが、素材のコーデュロイは、スマートアンクルパンツのコーデュロイの方がしっかりしています。

こちらは想像以上にペラペラ感があります。

試着:MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)Lサイズ

素材はシルエットにも影響を及ぼします。

素材がペラいため、実際に着用するとかなりシワが出ます。

テーパードも弱く、正直スタイルはあまりよく見えません。

なのでオシャレ着というよりは、部屋着寄り。

コンビニなどの外出にも使えるワンマイルウェアとして着用するのが良さそうです。

細かいディテールは先ほどのイージーリラックスアンクルパンツと同じ。

ウエストはドローコード付きのゴムウエスト。

イージー仕様です。

こちらもフロントが全開にできません。

サイドポケットは、手を入れやすい斜め切りポケット。

こちらもイージー仕様かつカジュアルな印象です。

バックポケットもカジュアルな印象のパッチポケット。

秋冬のワンマイルウェアとして使うのが良さそう。

⑦フランネルイージーアンクルパンツ

お次は、フランネル素材のイージーアンクルパンツ。

ぱっと見はパジャマパンツのような見た目です。

素材の「フランネル」は、柔らかくて軽い毛織物のこと。

イギリスのウェールズ地方で「ウール」を意味する言葉が由来になっています。

毛糸で作られているため、ふんわりとした肌ざわりと保温性があるのが特徴。

起毛感があり、見た目にも暖かいため、秋冬などの寒い時期によく使われる素材の一つです。

では、こちらのパンツのフランネル素材はどうかというと、悪くはないですが、少しペラペラ。

また、ホコリも拾いやすい点も気になりました。

試着:MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)Lサイズ

シルエットは、テーパードの掛かったアンクル丈。

生地にペラさがあるため、やはりシワが寄ってしまいます。

そのほかのディテールは同じ。

ウエストゴムの内側にドローコードを付けたイージー仕様。

フロントはこれまでのモデルと同じ。

サイドポケットは、手の突っ込みやすい斜め切りポケット。

写真がちょっと見辛くてすみません。

バックポケットも、同じくカジュアルな印象のパッチポケット。

ちなみに、よく見ていただくと分かると思いますが、ボディとポケットで、チェックの柄がズレています。

あえてこうしている可能性もありますが、ユニクロにしては珍しい。

実は柄を揃えるのって結構大変で、それなりの技術が必要です。

ユニクロは技術力が高いうえ、細部までこだわるため、こうした柄は合わせられていることが多いです。

秋冬のルームウェア兼パジャマパンツとして使うのがおすすめのパンツ。

⑧ニットフリースイージーアンクルパンツ

最後に紹介するのは、ニットフリースを使用したイージーアンクルパンツ。

スウェットライクで部屋着感のあるパンツです。

表地がニットで、裏地がフリースになっています。

ポリエステル100%ですが、化学繊維特有のテカリはなく、チープさは感じません。

メランジのような表情のある見た目で、生地はやや厚めでもっちり。

裏地がフリースなので、暖かく履けます。

裾は、スウェットライクなリブ仕様になっています。

見た目にはカジュアルな印象を与え、機能面では外気の侵入を防ぐという防寒機能があります。

ゴムウエストに、内側はドローコード付き。

イージー仕様。

裏地は特徴的。

起毛感があり肌ざわりがよく、暖かさもあります。

ポケットは、サイドの縫い目と一体化したシームポケット。

ここはミニマルな作りです。

バックポケットは、右側に一つだけ。

ここまで紹介したパンツはすべてバックポケットが2つ付いていたので、この点は違いがありますね。

試着:MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)Lサイズ

全体の印象を決めるシルエットは、腰まわりに適度なゆとりのあるテーパードシルエット。

かたち自体は綺麗なのですが、シルエットが細身でトレンド感がないのが残念。

実際に着用すると、ヤンキーが履いている細身のスウェットパンツのようなイメージになってしまいます。

メンズファッションにおいて、「イメージ」はものすごく重要。

どんなに優れたコーディネートの理屈があっても、人からのイメージは、それを凌駕します。

要は、悪いイメージがあると、どんなにコーデを頑張ってもカバーができないということです。

こちらのパンツは素材感が良いので、シルエットが良ければかなり推せたのですが……。

以上、ユニクロの主要アンクルパンツ全8モデルを解説しました。

全アンクルパンツを履いてサイズ感を比較

パンツはシルエットが肝。

見た目のシルエットが良くても「実際に履いてみるとイメージと違った」なんてことも多々あります。

というわけで全てのアンクルパンツの着用写真を、一覧でまとめて紹介します。

比較しやすいように、以下の条件で統一して着用しました。

  • 体型:170cm 55kg
  • Lサイズ
  • 同じコーディネート

モデルは僕が運営するセレクトショップ、MLR中目黒店の松田君です。

これから購入を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

順番に紹介します!

サイズ感:①スマートアンクルパンツ(コットン)

170cm / 55kg / Lサイズ着用

サイズ感:②スマートアンクルパンツ2WAYストレッチ(コットン)

170cm / 55kg / Lサイズ着用

サイズ感:③スマートアンクルパンツ2WAYストレッチ(コーデュロイ)

170cm / 55kg / Lサイズ着用

サイズ感:④スマートアンクルパンツ2WAYストレッチ(ウールライク)

170cm / 55kg / Lサイズ着用

サイズ感:⑤イージーリラックスアンクルパンツ

170cm / 55kg / Lサイズ着用

サイズ感:⑥コーデュロイイージーアンクルパンツ

170cm / 55kg / Lサイズ着用

サイズ感:⑦フランネルイージーアンクルパンツ

170cm / 55kg / Lサイズ着用

サイズ感:⑧ニットフリースイージーアンクルパンツ

170cm / 55kg / Lサイズ着用

以上、サイズ感を一覧でまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

アンクルパンツのおすすめメンズコーディネート

ここまで8本のアンクルパンツを紹介してきました。

そのなかからオススメの2本を厳選し、コーディネートを作成。

以下に紹介します。

①大人のスマートコーデ

アウター:eVent TECH HOODED JACKET(RePLAY)
トップス:SUVIN PLATINUM L/S TEE(CTHY)
パンツ:スマートアンクルパンツ(ユニクロ)
シューズ:リアルレザーサイドゴアブーツ(GU)
モデル:MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)

アンクルパンツシリーズで最もおすすめの「スマートアンクルパンツ2WAYストレッチ(ウールライク)」を使ったコーデ。

スラックスライクのパンツは、ジャケットなどのフォーマルなアイテムを合わせると、ビジネス感が出てしまいます。

そこで今回はフーディージャケットを合わせることでカジュアルダウン。

パンツの大人っぽい印象を活かしつつ、ラフな印象を取り入れています。

また、こうしたアンクル丈のパンツは、実はブーツとの相性も抜群。

なぜなら丈が短いことでブーツの存在をしっかりと主張できるからです。

今回はサイドゴアブーツを合わせてスッキリとした足元に。

パンツとブーツのカラーをブラックに統一することで、足長効果を生み出しスタイルをよく見せています。

スラックスタイプのパンツは、程よく着崩してあげることで、フォーマルにしすぎないのがポイント。

②大人のシンプルコーデ

トップス:SUVIN PLATINUM L/S TEE(CTHY)
パンツ:スマートアンクルパンツ(ユニクロ)
シューズ:スムースレザーオペラスリッポン(RePLAY)
モデル:MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)

お次は「スマートアンクルパンツ(コットン)」を使ったコーデ。

アンクル丈のパンツは足元に視線が集まるため、シューズ選びが肝心です。

今回はアンクル丈のすっきり感を活かして、レザーのスリッポンを合わせました。

足元をより軽やかにしつつ、素材にレザーを選ぶことで大人っぽい印象に仕上げています。

改めて思いますが、アンクルパンツはスタイルをよく見せやすい。

近年はワイドパンツがトレンドですが、あえてのアンクルパンツという選択もありですね。

ぜひ参考にしてみてください。

ユニクロのアンクルパンツはダサい?評判・口コミ

ユニクロの定番、アンクルパンツシリーズ。

世間一般の評価はどうなっているでしょうか?

僕のTwitterを使って簡単なアンケートを取ってみました。

僕のTwitterでのアンケート結果

なんと「持ってる」と答えた人が、全体の60%もいました。

脅威的な所持率です。

さらに「知らない」と答えた人は、わずか7%。

認知度も抜群です。

まあこれも当然っちゃ当然の結果。

ユニクロのアンクルパンツシリーズは数年前に超大ヒットしましたから。

当時は僕も着用していましたが、現代のトレンドはワイドパンツ。

着る人を選ばないアンクルパンツですが、トレンドという観点でいうとちょっと流行遅れ。

アイテム自体は決してダサくはありませんが、トレンドから外れているアイテムはオシャレに着こなすのは意外と難しいもの。

着こなしに迷ったら先ほど紹介したコーデを参考にしてみてください。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!

いかがでしたか?

今回は、ユニクロのアンクルパンツをすべて購入し、それぞれの特徴や違いをレビューしました。

ユニクロは安くて良いパンツがたくさんあるので、そこと比べるとやや劣る印象ではありますが、価格の安さを考えると、十分満足できるシリーズだと思います。

「アンクルパンツが気になるけど、種類が多すぎて選べない!」

という人は、ぜひ参考にしてみてください。

お気に入りの一着が見つかれば幸いです。

僕のブログでは、今後もファッションに役立つさまざまな情報をアップしていきます。

明日の更新もお楽しみに!

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