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【メンズ必見】ユニクロのフレアジーンズをプロが解説!デニムの特徴、裾上げ、コーデ、サイズ感、評判など

あなたはユニクロの名作パンツ「フレアジーンズ」をご存知でしょうか?

最近発売されたばかりのアイテムですが、これが超絶オススメ。

僕は、ファストファッションからハイブランドまで、これまで大量のフレアパンツを買い揃えてきました。

そんな僕からしても、このフレアジーンズは最高に素晴らしいと言い切れます。

一体なにが良いのか?

どうしてオススメなのか?

この記事でたっぷりと解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

あわせて「フレアパンツの選び方」「裾上げ方法」「おすすめコーデ」など、必ず押さえておきたいポイントもご紹介します。

ユニクロのフレアジーンズの全てをこの1記事にまとめました!

動画で見たい方はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=BmNoRPaWAMQ

本題に入る前に、先に動画をご紹介!

約14分かけて、ユニクロのフレアジーンズについて解説しています。

実物を使って解説しているので、素材感などが伝わりやすいと思います。

なので動画の方が好みだという方は、ぜひチェックしてみてください。

逆に「ブログの方が好き!」という方は、このまま読み進めていただければと思います。

ブログでは、動画では語り切れなかったことも含めて、より詳しくご紹介していきます。

ユニクロのフレアジーンズとは?

まずはフレアジーンズの概要をサラッとお話しします。

ユニクロのフレアジーンズは、2022年秋に新登場したデニム生地のフレアパンツ。

ユニクロにしては珍しい少し攻めたデザインが特徴で、アパレル業界をはじめ、一部のオシャレ好きから注目を集めはじめています。

このあと詳しく解説しますが、とにかくクオリティが高い。

3,990円という値段の安さも魅力なんですが、このアイテムに限っては「安いから買う」ではなく「モノが良いから買う」というレベルです。

新登場したばかりということもあって、一般の認知度はまだまだですが、今後、間違いなく人気になるアイテムでしょう。

フレアパンツに少しでも興味があるなら、絶対に押さえておかないと損なアイテムです。

次は、僕の私物を使ってフレアジーンズの特徴を解説します!

ユニクロのフレアジーンズの特徴

冒頭でもお話ししましたが、ユニクロのフレアジーンズは、個人的に超絶おすすめのアイテムです。

ここでは、以下の「6つのポイント」に沿って、その理由を解説していきます。

  1. シルエット
  2. デザイン
  3. 素材
  4. 機能性
  5. カラー展開
  6. コストパフォーマンス

ファッションというものは、アイテムの特徴を知ることで、よりオシャレな着こなしができるもの。

フレアジーンズの魅力を120%引き出すためにも、しっかりとその特徴を理解しておきましょう。

シルエット

まずはフレアパンツ最大の肝であるシルエットについて解説します。

ユニクロのフレアジーンズは、美しい「シューカットシルエット」になっています。

ここで質問。

あなたはフレアパンツには3種類あることをご存知ですか?

ここをよく理解できていない人が多いので、この機会に覚えておきましょう。

以下の図をご覧ください。

図のとおり「フレアパンツ」は、裾が広がっているパンツの総称です。

そしてフレアパンツには、以下の3種類が存在します。

  1. ベルボトムパンツ
  2. ブーツカットパンツ
  3. シューカットパンツ

これらすべてを総称してフレアパンツと呼びます。

この3つのパンツの違いは「裾の広がり方」です。

もっとも広がりが大きいのがベルボトムパンツ。

広がり普通なのがブーツカットパンツ。

広がりが小さいのがシューカットパンツ。

このように、広がり方で呼び名が変わります。

フレアパンツ

話を本題に戻しましょう。

ユニクロのフレアジーンズは、先ほどお話ししたとおり「シューカット」のシルエットになっています。

シューカットは裾の広がりが最も小さいフレアパンツなので、初心者でも着こなしやすいのが最大の特徴。

「フレアパンツを履いてみたいけど、自分に似合うかな……。」

「トレンドとは言うけど、少し抵抗感があるな……。」

こんな方でも大丈夫。

ストレートパンツの延長線上として履くことができるので、フレアパンツの良さを取り入れつつも、見た目には派手な印象になりません。

モデル:MLR中目黒店長の松田くん(170cm 55kg)

このとおり、ぱっと見はほぼストレートですよね。

ただ実際は、裾の部分がほんのりと広がっています。

派手に主張することなくフレアシルエットを楽しめる、実にちょうど良いパンツというわけです。

もちろんシューカットのなかにも良し悪しがありますが、このパンツは文句なく美しいシルエット。

ユニクロは「日常の使いやすさ」がコンセプトですから、恐らくこのパンツの開発にあたっても、緻密なパターン設計を何度も繰り返しているのでしょう。

適度なフレア感がありつつ、誰が履いてもサマになる。

そんなシルエットのパンツです。

トレンドをさりげなく取り入れることができる、とても美しいシルエット。

デザイン

デザインは、伝統的なジーンズを、少しだけ簡易化したデザインになっています。

まずポケットは「5ポケット」。

両サイドに2つ、右サイドにもう1つ、ヒップに2つ、合計5つのポケットが付いています。

これは伝統的なジーンズと同じ仕様。

リベットが付いていない。

一方、ポケットを補強する「リベット」は付いていません。

ジーンズはもともと、アメリカの炭鉱の作業服として開発されたパンツなので、作業中にポケットが擦り切れないよう、リベットが取り付けられているのが一般的です。

伝統的なジーンズ。リベットが付いている。

こんな感じ。ポケットの縁に、銅製のリベットが付いています。

今回のフレアジーンズのようにリベットが付いていないとミニマルな印象になりやすいです。

つまり大人でも履きやすなっているということですね。

ステッチワークもミニマルな印象。

ステッチの色を生地と同色にすることで、目立たないようにしています。

ウエストはベルトループが付いた、ごく一般的なデザイン。

ただし、ボタンはユニクロオリジナルになっています。

この価格帯で市場に流通しているボタンではなく、自社製造したボタンを使っているのはユニクロならでは。

今シーズンの販売が好調であれば、今後、定番化するでしょう。

素材

次は素材感を見ていきましょう。

結論からいうと、素材感もめちゃくちゃ良いです。

カイハラ
1893年に誕生した、カイハラ社。

まずデニム生地には、世界的デニムメーカー「カイハラ社」製のコットン100%素材を使用しています。

カイハラ
カイハラ社こだわりの世界最上級の綿花。

デニム作りでもっとも重要なのが、原料であるコットン(綿花)の選定。

カイハラ社では、アメリカ、オーストラリア、ブラジルなどの綿産地から品質の高いコットンのみを仕入れています。

仕入れたコットンは、厳格に仕入検査され、検査基準を満たしたものだけを使用。

これにより、デニムの原料となる糸の品質を安定化させ、見た目にも非常に美しいデニム生地が完成するというわけです。

カイハラ

綿から糸を紡ぎあげる「紡績」の工程。

続いて、デニムのニュアンスを決定づける「染色」の工程。

1970年に独自開発した染色機をいまだに使用していて、これまでに染色した糸の長さは、なんと100万km(地球25周分)を超えるんだそう。

染色した糸を布に織り上げる「織布」の工程。

デニムによって織機は使い分けているそうですが、オーセンティックなデニム生地には、1970~80年代初頭に製造された超貴重品の「旧式シャトル織機」を使用するというこだわりっぷり。

修理や改修を繰り返しながら稼働させているそうです。

このような工程を経て、カイハラ社もといユニクロのデニム生地が完成します。

ちなみにカイハラの社長のインタビューを見ると「ユニクロのデニム素材は高級ブランドと遜色ない」と断言までしていました。

カイハラは世界のハイブランドにデニムを供給しています

もう一つの特徴は、ジーンズの大きな特徴でもある「ヒゲ」をあえて入れていない(ほぼほぼ入れていない)点。

「ヒゲ」とは、太ももの付け根部分にできるシワのような、ヒゲ状の色落ちの事です。

ヒゲがあると、そのジーンズをかなり穿き込んでいる印象が出るうえに目立つため、ジーンズの色落ち部位としてはかなり重要なポイント。

色落ち感を楽しむため、新品の状態から加工でヒゲを入れているジーンズもたくさんあります。

しかしユニクロのフレアジーンズは、このヒゲをあえて入れていません。

その代わりに、ジーンズ全体にナチュラルな陰影をもたせた絶妙なユーズド加工を施しています。

これにより、作為的なユーズド感がまったく無く、ものすごくナチュラルな風合いが実現。

新品でありながら、使い古したような味わいがあり、それでいてクリーンな印象まであります。

サイドの縫い目も、色落ちの陰影が非常にナチュラルで美しいです。

裾部分も同様。

色味が薄くなっている部分で使い古した印象を出しています。

こんなに自然できれいな色落ち感があるジーンズはそうそうありません

というわけで、素材感は文句ひとつ出ない素晴らしいクオリティ。

履くだけで自然にオシャレに見せることのできる、絶妙な風合いです。

さすがユニクロ、さすがカイハラ社、といったところでしょう。

機能性

お次は機能性について。

一般的なデニムジーンズなので特別な機能があるわけではないですが、履いた感じはすごく柔らかくて、履き心地が良いです。

デニムにありがちな不快なゴワゴワ感も一切ありません。

ユニクロはライフウェアが得意なブランドなので、当たり前ですが履いていてストレスを感じるような作りにはなっていないですね。

洗濯も通常どおりできますので、機能面でとくに困ることはないと思います。

カラー展開

ユニクロのフレアジーンズは、色味もめちゃくちゃ良いです。

カラー展開は、グレー・薄いブルー・濃いブルーの合計3色展開。

もっともオススメなのはずばり「グレー」です。

先ほどの素材の話とも共通しますが、少し使い古したような、やや白みがかったグレーがものすごく良い。

また、現代は「フレアシルエット」と「デニム」がトレンドとして来ていますが、カラーは「グレー」がトレンド。

グレーデニムの火付け役、セリーヌが2022SSコレクションで発表した「エレファントジーンズ」。

ハイブランドをよく利用する人はわかると思いますが、グレーのデニムを見かける機会が増えたはず。

海外のコレクションをきっかけに、グレーデニムがかなり流行りはじめているんです。

しかもユニクロのフレアジーンズのグレーは、ありきたりなグレーではありません。

素材自体の良さも相まって、色味が本当に良いんです。

フレアシルエット×デニム×グレーという、まさにトレンドど真ん中のアイテム。

しかもどの要素もクオリティが高いのですから、もはや買わない理由が見つからないレベルです。

まさに「あったら良かったな」という望みを叶えてくれたようなパンツ。

コストパフォーマンス

ここまでベタ褒めしてきたフレアジーンズですが、最後の決めては価格の安さ。

これだけ良いことづくめでありながら、なんと価格は3,990円。

正直、このクオリティのアイテムをこの価格で出せるブランドはほぼ存在しないでしょう。

それくらいコスパ破壊なフレアパンツです。

手の届きやすい価格なので、初めてフレアパンツに挑戦するときにもピッタリ。

気になる人は、在庫があるうちにゲットしておきましょう!

おすすめのサイズ感(裾上げのコツ)

モデル:MLR中目黒店長の松田くん(170cm 55kg)

「フレアパンツって裾上げしても大丈夫?」「どれくらい裾上げすれば良いの?」

こんな悩みをお持ちの方も多いはず。

結論からいうと、フレアパンツは裾上げしても大丈夫です。

そしてユニクロのフレアジーンズのおすすめのサイズ感としては、ややクッションつけた「ハーフクッション」くらいがおすすめ。

裾にボリュームがあった方がフレア感が出るためです。

逆に裾にボリュームがないと、せっかくフレアパンツを買ったのに、フレア感が出ずストレート化します。

・裾にクッションをためるほどフレア感が強調される。

・裾をスッキリさせるほどフレア感は弱まる。

ということです。

なので裾上げをするときは、ちゃんとクッションがつくように、裾上げをし過ぎないように気をつけましょう。

理想は、靴を履いた状態で、ちょっとだけクッションを出すくらいのイメージです。

ハーフクッションを出せるくらいで裾上げするのがオススメ!

フレアジーンズのおすすめメンズコーディネート

ユニクロのフレアジーンズを使ったコーデを2つ紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

メンズコーデ①

トップス:Super160’s WOOL TURTLENECK KNIT(RePLAY)
パンツ:フレアジーンズ(ユニクロ)
シューズ:NB1700(ニューバランス)
モデル:MLR中目黒店長の松田くん(170cm 55kg)

シンプルで上品なモノトーンコーデ。

ジーンズはカジュアルなアイテムなので、フォーマル見えするタートルネックのニットを合わせることでコーデ全体のバランスを取っています。

また、色数を増やさない工夫もしています。

色数は増えれば増えるほどカジュアルな印象になり、着こなしが難しくなるので、初心者の方はモノトーンを意識するのがオススメ。

白・グレー・黒は「無彩色」と呼ばれる色味を持たない色なので、どんなコーデとも合わせやすいのが特徴です。

メンズコーデ②

モデル:MLR中目黒店長の松田くん(170cm 55kg)

こちらは先ほどのコーデにコートを合わせたコーデ。

実はフレアパンツは長丈のコートとの相性が抜群。

なぜならコートの裾でフレアシルエットを覆い隠せるからです。

とくにフレアが強いパンツは着こなしが難しいものですが、長丈のコートで隠してしまえば、初心者でも意外とすんなりと着こなせてしまいます。

覆い隠すといっても、パンツの裾部分はしっかり外から見えるので、主張しすぎずに程よくフレアを楽しむことができます。

ぜひ参考にしてみてください。

ユニクロのフレアジーンズはダサい?口コミ・評判

フレアジーンズの世間一般からの評価はどうなっているでしょうか?

僕のTwitterで簡単なアンケート調査をしてみました。

僕のTwitterでのアンケート結果

結果「すでに持っている」と答えた人が、なんと18.5%もいらっしゃいました。

回答者は僕のフォロワーさんが中心なので少し偏りはあると思いますが、かなり高い数値だと思います。

また「興味がある」と答えた人も、52%と高水準。

一般的なパンツに比べてまだまだ馴染みの薄いフレアジーンズですが、近年のトレンドとともにジワジワと世間にも浸透し始めていますね。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!

いかがでしたか?

この記事の重要ポイントをあらためてまとめてみました。

  • フレアジーンズは2022年秋にリバイバルした注目アイテム
  • 初心者におすすめのシューカットシルエット
  • ハイブランド顔負けの高品質デニム
  • このクオリティで3,990円はほかにない
  • おすすめはトレンドのグレーカラー
  • サイズは少しクッションが付くくらいの裾上げ推奨

とにかく良いことづくめです。笑

このフレアジーンズを取り入れるだけで、コーデがグッと今っぽくなること間違いなし。

たとえシンプルなコーデだとしても、フレアパンツを履くだけで、ガラッと印象を変えることができます。

コスパよくトレンドを取り入れてオシャレを楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてください。

これから人気になると思うので、在庫があるうちがチャンスです!

また、僕のブログでは「フレアパンツの人気ブランドを全部購入して比較」した記事も書いています。

あなたにぴったりのフレアパンツが見つかる内容になっていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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