【ライフスタイル部】美術館を巡ってきました(by まとめ)

ライフスタイル記事まとめの8月分は美術館シリーズ。
本当はカフェ予定でしたが、7月のザキさんライフスタイル記事がカフェだったので、先に美術館からいきます笑
ちょうどこの時期は良い展覧会がまとまっているのでタイミングとしてもバッチリ。
8月に行った展覧会はこちらです。
- ガブリエル・シャネル展
- ゲルハルト・リヒター展
- ジャン・プルーヴェ展
- ルイ・ヴィトン展
- ライアン・ガンダー展
建築あり、ファッションあり、アートありで皆さんどれかしらかは刺さるはず。
その中でも皆さん興味があるであろうシャネル展と話題性も高いゲルハルト・リヒター展を中心にお話ししていきます。
ガブリエルシャネル展

まず最初は皆さん馴染み深いであろうシャネルから。
シャネルはレディースのブランドでありながら洋服に興味がない男性までもが知っている超有名なラグジュアリーブランドです。女性にとっては憧れのなかの憧れブランド。
展示内は写真不可でしたので、シャネル展に関しては「シャネル」というブランドについて簡単に語らせて頂ければと思います。
まず代表作から。シャネルの代表作といえば
香水の「N°5」、「2.55バッグ」、「バイカラーシューズ」、「シャネルスーツ」、「リトルブラックドレス」が挙げられるでしょう。
主なカラーパレットはブラック、ホワイト、レッド。
洋服はシンプルで華美ではないのが特徴です。対してジュエリーはとても華美。これがシャネルのスタイルです。
そしてシャネルといえば「女性の解放」が有名。女性のためのモノづくりこそがシャネルです。
手が塞がらないように作られたチェーンバッグ、汚れが目立たず足が長く見えるバイカラーシューズ、動きやすいジャージー素材を用いたことなんかも有名ですね。シルエットも動きやすいものが多めです。
次に人物としてのシャネルの歴史について簡単にまとめてみます。
孤児院→婦人服→帽子屋→ブティック→クチュールハウス→クチュールほぼ閉鎖→クチュール再開
超簡単にですがこんな歴史を辿っています。
ちなみに代表作であるN°5を発表したのは38歳、バイカラーシューズや2.55バッグを発表したのはなんと復帰後の70歳以降なんです。
驚きですよね。
関わりがあった人物はたくさんいますが、誰しもが知っている著名人であればパブロ・ピカソ、サルバドール・ダリなど。
ライバル的ポジションにいたのはショッキングピンクで有名なエルザスキャバレリやコルセットからの解放で有名なポールポワレ。
復帰の原因となった(触発された)のはクリスチャンディオールと言われています。
ガブリアルシャネル展からは大分話が逸れてしまいましたが、展覧会では今回お話に出てきた代表アイテムの展示や人物などのお話がありました。帰りにはN°5のミニ香水のプレゼントも。
開催スケジュールは6/18〜9/25まで。場所は日比谷から近い三菱一号館美術館。
余談ですがすぐ近くにあるCAFE 1894も一休みにオススメです。
ゲルハルトリヒター展


現代アートの最高峰とも呼ばれるゲルハルトリヒター。
フォトペインティング、カラーチャート、グレイペインティング、アブストラクトペインティング、オイルオンフォトなど様々なメジャー作品があります。
現代アートの中でも好きなリヒターが現在東京国立近代美術館にて大規模個展を開催しているとのことなので(〜22/10/2)鑑賞しに行ってきました。

今回はその中でも個人的に好きな作品を並べておきます(撮影可だったもののみ)
グレイペインティング


リヒターはグレーを「無を示すのに最適」とネガティブな表現をしますが、様々な手法で表現するグレーがお気に入り。そしてそこから生まれたアブストラクトペインティングも好み。
アブストラクトペインティング



今回の個展のメインはビルケナウ。アウシュビッツ強制収容所で密かに撮られた4枚の写真イメージが描かれたものです。
この「ビルケナウ」はあまり聞き馴染みないかと思いますが、かの有名なアウシュヴィッツ強制収容所3ヵ所のうち、最も犠牲者を出した強制収容所があった場所のこと。
こちらの作品は元々は具象を描く予定だったそうですが途中から抽象を描いています。
ドローイング



断片的な線や面を配した抽象的なドローイング。地図っぽくも見えますね。
オイルオンフォト

写真に絵の具を塗りつけたシリーズ。写真という具体なものに抽象で表現する絵の具がのっているコントラストがとても好き。
8月はこの他にライアン・ガンダー展、ジャン・プルーヴェ展、ルイ・ヴィトン展を見に行きました。


ルイ・ヴィトン展はボリュームこそ少なくすぐ見終わりますが無料ですし東京ミッドタウンで開催されているので、ミッドタウンに遊びに行くついでに見に行くのもオススメです。
ライアン・ガンダー展、ジャン・プルーヴェ展も良かったので気になる人はこの機会に是非訪れてみてください。






9月も色々な展覧会へ行く予定です。
もし見かけたら話しかけてください。笑
MLRでは、メンバーみんなで「ライフスタイル部」を執筆しています。
興味のある方は、ぜひ覗いてみてください!