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【購入レビュー】ユニクロのウルトラストレッチアクティブショートパンツとは?メンズコーデ・ドライEXショートパンツとの違いなど

今回は、ユニクロの「ウルトラストレッチアクティブショートパンツ」を実際に購入したので、プロの目線で解説します。

先に結論をいうと、ウルトラストレッチアクティブショートパンツは、数あるユニクロのスポーツ系のショートパンツの中で、もっともオススメ。

実際に使用したからこそ分かる、細かいディテールも含めて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

ウルトラストレッチアクティブショートパンツの全てを1記事にまとめました。

ちなみに僕は、洋服年間1000万円購入&アパレルブランドを複数展開をしており、オリジナルのショートパンツの製作などもしています。

ユニクロのショートパンツは毎シーズン全型購入。ほかのショートパンツを見た上で、この記事を書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。

ウルトラストレッチアクティブショートパンツとは?

ウルトラストレッチアクティブショートパンツは、とくにランニングなどのスポーツシーンに特化したショートパンツです。

「ウルトラストレッチ」という名前のとおり、驚くほど伸びて、肌触りはサラリと爽やか。開放感があって動きやすく、実際の履き心地も抜群。

すっきりとした丈感なのでルームウェアとしても着用しやすく、見た目もミニマルなデザインなので、コンビニやスーパーなど近所へのお出かけもOK。

また、今回は購入していませんが、レディースとキッズも展開しているので、家族でお揃いのコーディネートも出来ちゃいますね。

ウルトラストレッチアクティブショートパンツの特徴

実際に購入したウルトラストレッチアクティブショートパンツを使って、その特徴を詳しく解説します。

ほとんどの人が見逃しそうな部分に、便利なギミックが仕込んであったりするので、なかなか面白いパンツです。

というわけで、以下の5つのポイントに沿って見ていきましょう。

  1. デザイン
  2. シルエット
  3. 素材
  4. 機能性
  5. コストパフォーマンス

実際に僕の私物を使ってレビューします。

デザイン

デザインはいたってシンプルでミニマル。

ユニクロのショートパンツは結構カジュアルなものが多く、シワ感やパッカリング(縫い縮み)が目立っています。

一方こちらは、スポーツ向けということもあり、シワ感はほぼないですし、ステッチワークも綺麗で目立ちません。

全体のカラーも1色で統一されてるので、着る人を選ばないミニマルなデザインといえるでしょう。

両サイドのポケットもシンプルでミニマル。

シルエット

シルエットは、裾幅はワイド、丈は短めのショート丈。

なぜ裾幅がワイドなのかというと、スポーツシーンを想定して作られているパンツだから。

どんな体制でも足が動かしやすいように、ゆとりのあるリラックスシルエットになっています。

丈が短いのも同じ理由。足の可動域を広げるためにショート丈になっています。

この機能性から来たシルエットは、見た目にも好影響をもたらしてくれています。

裾幅が広いと、足を細く見せることができます。

こちらの図を見ていただくと、裾幅の狭い「B」よりも、裾幅の広い「A」の方が、黒の棒が細く見えると思います。

これは対比による視覚効果です。

ショートパンツは、裾幅がワイドのものほど、足が細く見えるのです。

丈は、短いほど、足を長く見せることができます。

こちらの画像を見ていただくと、丈の長い「B」よりも、丈の短い「A」の方が、黒の棒が長く見えると思います。

これも対比による視覚効果です。

ショートパンツは丈が短いと、足が長く見えるのです。

このように、ウルトラストレッチアクティブショートパンツは、裾幅ワイド×短めの丈により、足が細く長く見えるようなシルエットになっています。

とはいえ、足の形は人それぞれ。

もともと足が細い人が着ると、より細く見えて華奢な印象になってしまったりします。

自分にあったシルエットのパンツ選び、またはサイジングを心がけましょう。

素材

素材は、リサイクルポリエステルを使用した、ウルトラストレッチ素材になっています。

サラサラの肌ざわり、よく伸びて軽いので、履き心地抜群。

タグにはペットボトルのマークが記載されています。

これはユニクロが力を入れているサステナブルの取り組みの一貫。

飲み終わったペットボトルから糸を生産し、新しい服をつくるというリサイクル技術が用いられています。

これにより、廃棄物・石油資源・CO2の削減に貢献しています。

ちなみにリサイクル素材と聞くと、通常の素材よりもチープなものを想像する方もいるかもしれませんが、実際の見た目ではほぼ分かりません。チープな印象も一切ないので、ご安心を。

ウルトラストレッチ素材は、とても軽くて、自由自在に伸びるのが特徴。

めちゃくちゃ軽いので、旅先でスポーツをするときとか、バッグに入れて持ち運ぶのに便利です。

実際に引っ張ると、タテもヨコも、ぐにーんと超伸びます。屈んだり、足を抱えたり、窮屈な体制をしてもへっちゃら。

生地が伸びてくれるおかげで、着脱時にも足が引っかかりません。

とにかくノンストレスの履き心地なので、スポーツはもちろんですが、ルームウェアとしても日常使いしたくなるレベルの快適性能です。

機能性

ウルトラストレッチアクティブショートパンツの最大の魅力は、機能性の高さでしょう。

ユニクロが誇る「ドライEX機能」に加えて、便利なギミックがいくつか搭載されています。

ドライEXは、トップアスリートも認める超速乾機能。

瞬時に汗を吸い上げて、コットンの約半分ものスピードで乾くのが特徴です。

錦織圭選手、ロジャーフェデラー選手が実戦で着用するウエアにも同じ素材が採用されるほど。

僕も実際にランニングで使用しましたが、汗が乾くスピードがかなり早く、すぐにサラサラになってくれました。

涼しさを増す機能として、生地の表面には、小さなドット状のアイレットが施されています。

アイレット(eyelet)は、「小さな穴」という意味。日本語では鳩の目に似ていることから、鳩目(はとめ)とも呼ばれます。

パンツ全体の通気性が増し、夏でも涼しく履ける、とてもありがたいテクノロジー。

肌側への汗残りが少ないようにもなっているので、スポーツウェアとしてだけでなく、ルームウェアとしても快適です。

サイドポケットの内側は、メッシュになっています。

メッシュは通気性があるので、暑い夏でも涼しく快適。

またメッシュの網の目が細かいので、鍵などの突起があるものを入れても引っ掛かりにくいです。

インナー(内側)の一部もメッシュになっています。

ウエストはゴムになっていて、めちゃくちゃ伸びます。

内側にはドローコードが付いているので、激しい運動をするときや、ポケットに重いものを入れるときは、キツく閉めることで調節可能。

ドローコードは外につけるとアイテムの装飾性が増すので、カジュアルな印象になります。

一方こちらは内側につけて外からは見えないようにしているので、デザインに影響を与えない、ミニマルな作りになっています。

腰裏にはコンシールファスナーのジップポケットを搭載。ほかのユニクロパンツには見られない、かなり特徴的なギミックです。

コンシールファスナーとは、表にエレメント(ファスナーの務歯)が出ないファスナーのことで、ファスナーが目立ちにくくなるという特徴があります。

通常のファスナーとは異なり、エレメントのキワを縫うことができ、縫い目が表側に出ることがないので、ミニマルな印象になります。

そして、最大の魅力は、このコンシールファスナーのジップポケットが腰裏に付いていること。

ポケットを腰裏につけることで、激しい運動したときでもポケットの中のモノが邪魔にならないんです。

多くのユニクロのスポーツ系のショートパンツには、ポケットに入れたモノが落ちないよう、ジップポケットが採用されています。

しかし、ほとんどはサイドやヒップなど、通常の位置にあるポケットにジップを付けた仕様。

これ、実際に使うと分かりますが、確かにモノは入るし落ちないのは便利なんです。ただ、ランニングなどで走ったりすると、ポケットの中でモノが暴れて、結構邪魔だし動きにくさを感じてしまうんですよね。

こうした悩みを解決してくれるのが、この腰裏のジップポケットです。

ポケットの容量自体は大きくないですが、運動時にとても便利なポケットなので、ぜひ購入した際は活用してみてください。

もう一つのギミックは、サイドスリットに付いているリフレクター素材。

リフレクター素材は、暗い場所で光を反射してくれる素材です。

夜の散歩やランニングなど、夜間の安全性を高めてくれる、ほかのショートパンツには見られない特徴的なギミックです。

運動時に便利な機能がてんこ盛り。

コストパフォーマンス

これだけの機能を搭載しておきながら、なんと価格は1,990円。

ユニクロのショートパンツは1500円のものが多いので、そこと比べると500円だけ高くはなりますが、その分、機能やディテールがかなり優れているので、コスパは十分高いといえるでしょう。

実際、ランニングに使ったときも涼しく快適でしたし、背面のジップポケット・サイドのリフレクターなど、他のショートパンツにはないギミックも搭載しています。

この価格でこの内容のアイテムはそうそう無いので、ユニクロでスポーツ系のショートパンツを買うなら、こちらがオススメです。

ウルトラストレッチアクティブショートパンツのサイズ感

モデル:MLR中目黒店長の松田くん(170cm 55kg)
ウルトラストレッチアクティブショートパンツ:Lサイズ着用

先ほどシルエットの項目でも解説しましたが、ウルトラストレッチアクティブショートパンツは、裾幅はワイド、丈は膝上ショート丈の短さになっています。

僕は 170cm 55kg でLサイズを購入。結構ガッツリと膝がでますね。

肌の露出に抵抗がない方は、ジャストサイズがおすすめ。

逆に露出が苦手な人は、サイズアップで調整するか、別の丈の長いパンツを検討しましょう。

サイズ表

(cm)XSSMLXLXXL3XL4XL
ウエスト647076829096101106
ヒップ97103109115122.5127.5132136.5
わたり幅3334.536.538.540.54243.545
股上262727.528.529.530.531.532.5
裾幅2627.528.529.530.5323334
股下1818.519.52020.521.521.521.5

ユニクロ公式ホームページのサイズ表です。

ショートパンツは、丈の長さが数センチ変わるだけで、見た目の印象がガラッと変わるパンツです。

なのでしっかりサイズを確認した上で、自分にあうサイズを選びましょう。

理想は店舗でのフィッテイング。

実はアパレルアイテムのサイズってあくまで目安でしかないんです。

実際に着てみると「記載サイズとイメージが違う」なんてことがザラにありますし、同じアイテムでも裁断・縫製などの製造工程により、僅かな個体差が生まれるのが常です。

なので、できれば直接店舗に行って、鏡を見ながらしっくりくるサイズを選ぶのがベストでしょう。

ウルトラストレッチアクティブショートパンツのおすすめ色(カラー)

ウルトラストレッチアクティブショートパンツのおすすめ色は「黒」です。

僕のブログをよく見てくださっている方はご存知だと思いますが、黒はメンズファッションのキーカラー。

無彩色と呼ばれる、色味を持たない色なので、どんなコーディネートとも合わせることができます。

加えて、スーツ・タキシード・礼服などに採用されていることからも分かる通り、黒はもっともフォーマルな色。

ショートパンツは肌の露出の多いカジュアルなアイテムなので、黒を選んであげることで、カジュアルになりすぎるのを防ぎ、大人っぽさとのバランスを取ることができるのです。

ちなみにウルトラストレッチアクティブショートパンツは、黒以外だと「ネイビー」「グレー」の二色を展開しています。

どちらも落ち着いたカラーなので、黒に飽きた人はこのどちらを選んでも問題ないでしょう。

※商品ページを見ると「ベージュ」として表記されていますが、実際の見た目はグレーに近いです。

ウルトラストレッチアクティブショートパンツのメンズコーディネート

シャツ:シワにならない白シャツロングバージョン(Re:)
パンツ:ウルトラストレッチアクティブショートパンツ(ユニクロ)
インナー:エアリズムコットンタンクトップ(ユニクロ)
サンダル:タッセルサンダル(bench)
※モデルはMLR中目黒店長の松田くん(170cm 55kg)

白シャツ×ショートパンツの夏の王道コーディネート。

ショートパンツはカジュアルなアイテムなので、襟付きのシャツを合わせることでカジュアルになり過ぎず、フォーマルとのバランスを取ることができます。

シャツのサイズはトレンド感のあるリラックスシルエット。インナーにエアリズムタンクトップを仕込んでいるのでシャツの前を開けてもサマになります。

また、人の目線は、首手・首足・首の3首に集まります。この3首を露出することで長袖シャツを着ても暑苦しくならない印象に。袖をまくるだけでOKなのでぜひ取り入れてみてください。

色は、メンズのキーカラーである黒+白のモノトーン。色数が増えるとコーディネートが難しくなるので、初心者の方は「黒」+もう一色でコーディネート組むと、無難かつオシャレに見せやすいのでオススメです。

足元はサンダルで季節感プラス。

また近年は、ノームコアと呼ばれるシンプルなファッション→装飾性のトレンドに移り変わってきています。

こちらのコーデもシンプルになり過ぎないよう、腕時計とメガネで装飾性をプラスしています。

「ドライEXショートパンツ」との違い

ユニクロが出しているスポーツ用のショートパンツの一つに、「ドライEXショートパンツ」があります。

ウルトラストレッチアクティブショートパンツと比較されることの多いパンツで、「結局どっちが良いの?」とお悩みの方も多いです。

どちらも良品ですが、違いとしては、ウルトラストレッチアクティブショートパンツは、より運動に便利なテクノロジーに特化。

一方、ドライEXショートパンツは、涼しさに特化しています。

ドライEXショートパンツは、熱がこもる箇所や汗をかきやすい部分にメッシュホールを開けて通気性を調整するなど、より涼しく快適に着るための工夫が満載のパンツです。

個人的には、伸縮性・速乾性に加えて、腰裏のジップポケットなど細かいギミックを搭載したウルトラストレッチアクティブショートパンツの方が好みです。

ただ、「涼しさ」という点だけで比較すると、ドライEXショートパンツのほうに分がありますね。

涼しさ最優先の人には、ドライEXショートパンツがうってつけと言えるでしょう。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

いかがでしたでしょうか?

ユニクロの「ウルトラストレッチアクティブショートパンツ」は、数あるユニクロのショートパンツの中で、スポーツ目的では、もっともオススメのパンツです。

サラサラで快適な着心地・抜群のストレッチ性に加えて、背面のジップポケット・光を反射するリフレクターなど、運動時のパフォーマンスをサポートするためのテクノロジーがてんこ盛り。

しかも見た目にもすっきりとしたフォルムなので、スポーツシーン以外にも、コンビニやスーパーなど家の近所にも気兼ねなく出かけることができます。

ルームウェアとしてもかなり快適に着用できるので、まさに万能型のショートパンツといえるでしょう。

また、このブログでは『ユニクロのショートパンツを全型比較』したまとめ記事も執筆しています。

自分にぴったりのショートパンツが見つかる、見逃し厳禁の内容になっているので、ぜひぜひご覧ください!

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