ニューバランス574はダサい?クラシックの定番を超解説!コーデや新作など総まとめ

皆さんはニューバランスの「574」を知っていますか?
ニューバランスといえば574!という人もいるくらいの、超定番モデルです。
人気の理由は、クラシックな見た目と丸みのあるシルエット、豊富なカラーバリエーション、そして定価1万円を切るお手頃な価格でしょう。
今回はそんなニューバランスの574を、洋服年間1000万円以上購入&オリジナルスニーカーも製作している僕が分かりやすくレビュー。
ちなみにニューバランスは「574」をはじめとする定番モデルはすべて(合計20足以上)揃えていますので、他のモデルとの比較も交えながら解説します。
ニューバランス574の全てをこの1記事にまとめました。
これから購入を検討している方はもちろん、ニューバランスのモデルについて知りたいという方もぜひ参考にしてみてください。
ネットで買いたいけどサイズが不安な方や、コーディネートにお悩みの方にもおすすめの記事になっています。
それでは、そもそもニューバランスとは何なのか?から見ていきましょう。
目次
ニューバランスとは?
意外と分からないことだらけのニューバランス。まずはザックリ概要を見ていきましょう。
みなさん飛ばしがちな情報ですが、ファッションというものは、歴史やルーツを知ることでより身近に楽しむことができます。
ブランドの知識は知っているだけで自然と自信がつきますし、それがオシャレな着こなしに繋がるもの。
なので歴史やルーツにあまり興味がない方も、ぜひ目を通していただければ幸いです。
概要

1906年にアメリカで誕生したニューバランスは、扁平足などを治すインソール(靴の中敷き)や矯正靴の製造からスタートしたシューズブランドです。
「履いた人に新しい(New)バランス(Balance)感覚をもたらす」が社名の由来です。
足の矯正に必要な解剖学的知識を元にカスタムメイドのランニングシューズを作り始め、業界で初めて足の甲の幅からサイズを選べるようにしたのもこのブランドです。
現在に至るまで最新の技術を取り入れながら、履き心地にこだわったシューズを作り続けています。
また、スニーカーだけにとどまらず、スポーツやレジャーに関するものを幅広く作っていて、近年ではコロナ禍による需要の高まりを受けマスクの製造なども行なっています。
歴史

ニューバランスは、1906年にアメリカのマサチューセッツ州ボストンにて創業しました。
「この世で最も足を知っているシューズメーカー」とも呼ばれるニューバランスですが、それは矯正靴メーカーとしての歴史がルーツになっています。
労働者の足の痛みを解消する独自のインソール開発や、世界初のワイズ(ウィズ)サイジングシステムの考案、地元ランナーのためのランニングシューズの開発などなど、ニューバランスが残してきた功績は計り知れません。
こうしたニューバランスの一足に掛けるモノ作りへの情熱は現代も受け継がれており、近年では3D技術を用いた最新テクノロジーの研究も進んでいます。
ニューバランスの凄さが分かったところで、次は本題の「574」について見ていきましょう。
ニューバランス574の特徴

ニューバランスは「◯◯番台」ごとにシリーズ化されており、574は500番台=オフロード用に開発されたモデルです。
とにかく定番中の定番で、なんと世界で一番履かれているモデルでもあります。
人気の理由はこちらの4つ。
- クラシックなデザイン
- 履き心地
- 豊富なカラーバリエーション
- お手頃価格
今回は実際に僕の私物を使ってレビューします。数ある574シリーズのなかでも最も代表的な「ML574」のグレーカラーです。
クラシックなデザイン

ニューバランス574は、ニューバランスらしいクラシックなデザインが特徴です。
全体的に丸みのあるシルエットで、つま先は台形のかたち、甲部分のメッシュも横に広いデザインになっています。
そのためテイストとしてはきれい目というよりはカジュアル寄り。
また、これは次でも紹介しますが、574=500番台=オフロード向けのモデルということで、アウトソールの溝が深くゴツゴツとした形をしています。
ぱっと見では目につかない部分ではありますが、ここもカジュアルさを印象付けるポイントの一つです。

足を覆うアッパーにはスエードレザーが採用されています。スエードレザーとは皮革の裏側を起毛させたもので、略してスエードと呼ばれます。
特徴は短い毛羽のある素材感と、わずかな光沢感。ぱっと見の印象はラフな雰囲気になりますが、レザーの高級感が残されているので素材に子供っぽい雰囲気はありません。
また写真のとおり、アッパーの甲部分と履き口の一部はメッシュ素材になっています。ここはモデルによってレザーが使用されたりしますが、オーソドックスなモデルほどメッシュが使用されます。
レザーのものと比べて通気性が良く、ニューバランスらしいクラシックなデザインと言えます。

スニーカー全体の印象を決定づけるサイドに配したNロゴは、レザー素材の上にスエードを乗せたデザインになっています。
注目はスエードに縫い付けられたステッチワーク。ここが意図的に丸くカーブさせられており、愛らしいシェイプになっています。
ここは574発売当初のオリジナルが忠実に再現されているところで、ニューバランスのこだわりが感じられるポイントです。
ちなみに574には下記の写真にある「Nロゴのないモデル」も存在します。

574のクラシックなデザインはそのままにサイドの「Nロゴ」を無くし、シャークソールを採用した現代的なルックスに仕上げた一足です。
2018年に誕生した「Tokyo Design Studio」というブランドから発売された日本国内限定品です。

次はシュータン(ベロとも言う)を見てみましょう。
一般的なモデルはロゴと品番が表示されていますが、こちらは「Classic」の文字が足されています。
あまり見えない部分ですが、こうしたワンポイントにこだわりがあるのは、574がニューバランスのなかでも特に力を入れられているモデルであることの表れと言えるでしょう。

かかと部分には「new balance」の文字がプリントされています。
モデルによってはここが刺繍になっていたり、「NB」のスポーティーなロゴになっていたりして、意外と印象が変わってくる部分です。
履き心地

574が幅広い世代に愛される理由の2つ目が、履き心地です。
574はニューバランスの500番台、すなわちオフロード用のモデルです。
オフロードとは砂利道などの悪路のことで、そこを安定して歩けるような技術が盛り込まれています。
具体的には、かかと部分に安定性をもたらすEN-CAP(エンキャップ)というクッションが搭載されています。
専門用語になるのでよく分からない方も多いと思いますが、ニューバランスで最も有名なテクノロジーで、高い衝撃吸収性と安定性が特徴です。

また、アウトソールは悪路でも地面をしっかり掴んで歩けるよう、溝の深い凸凹ソールになっています。
実際の履き心地としては、フラットなソールのシューズに比べると、こちらの方が地面をグリップしている感覚が強いです。しっかり地面を噛んで歩けるので、推進力があるイメージ。
オフロード用のモデルだけあって足場のわるい湿った道でも滑りにくいのが特徴ですね。
豊富なカラー展開

出典:ニューバランス公式ホームページ
574のもう一つの特徴が、とにかく豊富なカラー展開。
カラーバリエーションは恐らくニューバランスでNo.1でしょう。
以下にその一部を列挙します。
ホワイト、オフホワイト、ブラック、グレー、ライトグレー、ダークグレー、ネイビー、ブルー、スティールブルー、トゥルーブルー、レッド、ワインレッド、グリーン、モスグリーン、フォレストグリーン、ミネラルグリーン、ブラウン、ベージュ、イエロー、マスタード、オレンジ、オリーブ、パープル、ピンク、チャコール、シルバー、パステル、トリコロール、ラベンダー、バーガンディ etc…
めちゃめちゃ多いです。笑
見ての通り、カラフルな色が好きな方にとってはうってつけのモデルと言えるでしょう。
ニューバランス574の人気色
先ほどもお話ししましたが、574はニューバランス随一のカラー展開数を誇ります。
その中でも人気なのはグレーです。
グレーはニューバランスを表すキーカラーであり、個人的にもその色使いの素晴らしさはスニーカーブランドの中で一番だと思います。

一口にグレーといっても、1足の中にさまざまな色味のグレーを使用しています。
実際にこの写真を見ていただくと、アッパー、メッシュ、Nロゴ、アウトソールなど、同じグレーでも濃淡や彩度の違うグレーが散りばめられているのが分かると思います。
オシャレとは人との差別化から生まれるものですが、ニューバランスはこの複雑な色味が、ほかのスニーカーブランドにはない個性になっています。
つまりニューバランスのシューズは、履くだけで差別化=オシャレに見せることができるのです。
ニューバランスがオシャレだと言われる理由はもちろんこれ以外にもありますが、色使いの素晴らしさはニューバランスの絶対的な強みであるので、ぜひ覚えておきましょう。
ニューバランス574のサイズ感

ニューバランスのサイズはシュータンの裏側に記載されています。
写真がわるくて見えなくなってしまっていますが、僕が購入したサイズは、USA7.5、UK7、日本サイズは25.5cm、ワイズ(ウィズともいう)D、です。
ニューバランスのスニーカーは各国で販売されているため、このように国ごとに様々なサイズ表記があります。
サイズの選び方
JPN(日本サイズ) | US(アメリカ) | UK(イギリス) |
24.0cm | 6 | 5.5 |
24.5cm | 6.5 | 6 |
25.0cm | 7 | 6.5 |
25.5cm | 7.5 | 7 |
26.0cm | 8 | 7.5 |
26.5cm | 8.5 | 8 |
27.0cm | 9 | 8.5 |
27.5cm | 9.5 | 9 |
28.0cm | 10 | 9.5 |
28.5cm | 10.5 | 10 |
29.0cm | 11 | 10.5 |
30.0cm | 12 | 11.5 |
モデルによっては日本サイズの表記がないものもあるので、こちらのサイズ表を参考に、自分の足のサイズにあったものを選びましょう。
ジャストサイズを見つける方法は、店舗でのフィッティングです。
当たり前じゃん!と思われる方がほとんどだと思いますが、やはりこの方法が一番です。
ABCマートなどの量販店でも良いですが、おすすめは直営店。サイズの計測はもちろん、靴紐の結び方なども含めてプロのスタッフが丁寧にアドバイスしてくれます。
例えば日本のフラッグシップある原宿店では3Dスキャンで足のサイズが計測でき、足の長さだけでなく、横幅にあたるワイズ(ウィズともいう)や、足の高さまで正確に計測してもらえます。
店舗に行くのが面倒な方はネットでそのまま購入しても良いですが、ニューバランスのスニーカーは決して安くない値段ですし、長く愛用するためにもぜひ店舗に足を運んでみてください。
ちなみにメンズ用、レディース用の表記があるものでも、サイズさえ合えば性別に関係なく履くことができます。
他のモデルとの比較
ニューバランスはさまざまなモデルがあるので、違いが気になる方が多いと思います。
574と比較されることの多い「576」と「996」との違いを解説します。
どちらも僕の私物を使ってレビューします。
ニューバランス574と576の違い
まずは歴史的名作「576」との比較です。
どちらも500番台=オフロード用を代表するモデルで、型番が近いこともあり混同されがちですが、違いはたくさんあります。
ちなみに番号順でいくと574の次に誕生したのが576だと思う方がほとんどだと思いますが、実際は逆。
1988年に「576」、その次に「574」が誕生しています。つまり576の方が歴史の古いモデルになります。
大きな違いは下記の4つ。
- 素材
- デザイン
- 機能性
- 価格
それぞれ見ていきましょう。
素材

まず見た目でわかりやすく違うのは素材です。
574は甲の部分、シュータン、履き口の一部がメッシュ素材になっているのにた対して、576はアッパーが全てレザーで作られています。
機能面ではメッシュの方が通気性は良いですが、高級感や耐久性でいうとレザーの方が上でしょう。
またメッシュの方がスポーティーな印象でスニーカーらしいになるので、全体のテイストとしては574の方がカジュアルです。
デザイン

どちらもボリュームのあるシルエットですが、574の方が全体的に丸みを帯びており、よりボリューミーになっています。
ボリュームのあるスニーカーは足元で主張して視線を集めるので、足が短く見えがちなので、コーディネートを考えないとスタイルが悪く見えてしまうので注意が必要です。
個人的にはややスッキリとした576の方が履きやすいです。
どちらもボリューム感のあるシルエットではあるんですが、576の方がややスッキリとしていて履きやすいです。

ニューバランスのシンボルともいえるNロゴは、574がレザーにスエードが縫い付けられた縁取りのあるデザインなのに対し、576はオールレザーになっています。
また細かい部分ですが574のステッチワークは意図的にカーブが丸くなっており、より愛らしいデザインになっています。

かかと部分はどちらも「new balance」の文字が入っています。
574がレザーにプリントされているのに対して、576はスエードレザーに刺繍で表現されています。
あまり見えない部分ではありますが、手のこんだ刺繍がされている分、高級感という面では576の方が上です。
逆にスポーティーでよりスニーカーらしいのは574ですので、ここは好みが分かれる部分でしょう。

シュータンは、574は「NB」のロゴが入っておりスポーティーな印象です。
対して576には生産国であるイギリスの国旗が入っています。
機能性

どちらも同じ500番台=オフロード用モデルということで、砂利道などの悪路でも歩きやすい設計がされています。
具体的な違いとしては、574はEN-CAP(エンキャップ)、576はC-CAP(シーキャップ)というテクノロジー素材が搭載されています。
EN-CAPは、EVA素材×ポリウレタンのテクノロジー素材で、衝撃吸収性と安定性が特徴です。ニューバランスで最もメジャーな素材です。
C-CAPは、ポリウレタンを使用せず、EVA素材を圧縮したテクノロジー素材です。E-CAPに比べてクッション性がさらにUPし、長期保管にも向いています。
聞きなれない用語が多いと思うので、よくわからない方は下記の表を参考にしてください。ニューバランスはもともとが靴矯正メーカーだったこともあり、履き心地を追求したさまざまなテクノロジーを開発しています。

というわけで、素材においては大きく実感できるほどの差はありませんが、576の方がより優れた素材を使用しています。

アウトソールはとくに違いはありません。どちらもオフロードを想定した凸凹と溝の深い構造になっており、足場の悪い道を長時間歩いても疲れにくいようにできています。
価格

ニューバランスのスニーカーは同じモデルであっても生産国により価格や特性が異なります。
アジア製が主流である574は、ザックリ1万円前後と非常にリーズナブルな価格設定になっています。
一方、576にはアジア製が存在せず、イギリス製が主流であるため、価格は2万円後半とややお高めです。
実際に僕は「ML574」は9,900円、「M576」は26,000円、といったお値段で購入しました。
ちなみにアジア製だからといって品質が悪いかというとそうでもないです。アジアの生産技術も年々上がってきていますので、詳しい人でないと気にならないレベルでしょう。
いずれにしても574は非常にコスパが優れていますので、これから初めてニューバランスを購入する人にはとくにオススメできるモデルです。
どちらもいいスニーカーであることは間違い無いのでデザインの好みや予算に合わせて選ぶといいでしょう。個人的には価格は上がりますが、シンプルな見た目で大人っぽく履きやすい576の方が好みです。
ニューバランス574と996の違いを比較
574と996はシリーズが違うものの、デザインが似ているためよく比較されるモデルです。
シリーズについては上の方でも解説しましたが、ニューバランスは「○○番台」ごとにシリーズが分かれています。
574=500番台=オフロード用のモデルなので、砂利道などの悪路を歩きやすいよう開発されています。
一方、996=900番台=オンロード用のモデルなので、舗装された道路などを歩きやすいよう開発されています。
このように574と996は全くの別物になります。ただどちらも非常に人気のモデルかつデザインが似ているため、違いがわからない人が多いのです。
ただし、しっかりと見比べれば明確に違いはあります。2つのポイントに絞ってみていきましょう。
- デザイン
- 機能性
- 価格
まずはデザインからいきましょう。
デザイン

どちらも丸みを帯びたシルエットですが、574の方がぽってりしていて、996の方が細身でスタイリッシュなシルエットになっています。
とくにトゥ(つま先)の部分をよく見比べてもらうとわかりますが、574はメッシュ部分を含めて台形のような形になっていて横幅が広めです。
一方996は横幅はそんなに大きくなく、つま先がシャープになっています。
またシューズの高さについても、574の方が若干高くてボリューミーです。
そのため全体のテイストとしては、574はカジュアル、996はスタイリッシュ寄り、といった感じです。

シュータンは配色が違うため574の方がクッキリと目立ちます。また574の方には「Classic」の文字が入っています。
あまり目立たない部分ではありますが、ニューバランスのこだわりが出てるポイントでもあります。

ニューバランスの顔ともいえるサイドのNロゴは、どちらもほぼ同じデザインです。白いレザーの上にキーカラーのレザーを載せて縁取りを作ったデザインですね。
Nロゴはモデルによってサイズが大小さまざまですが、574と996はベーシックなサイズになります。

出典:SNEAKm

出典:ニューバランス公式ホームページ
機能性

アウトソールを見てみると、オフロード用の574は溝が深くゴツゴツとした仕様になっています。これは砂利道などの悪路でも路面を掴んで安定して歩けるようにするためです。
一方、オンロード向けの996はフラットで平べったくなっています。これは舗装路に適した仕様で、よりシンプルでミニマルな見た目です。

ミッドソールにはどちらもEN-CAPを採用。
EN-CAPは高い衝撃吸収性と安定性を両立した、ニューバランスのなかでも最もメジャーなテクノロジー素材です。
ニューバランス574のおすすめメンズコーディネート

パンツ:スイムアクティブショーツ(ユニクロ)
シューズ:NB574(ニューバランス)
※モデルはMLR店長の松田君
パーカー+短丈ショーツを使った、夏の王道Yラインシルエットのコーディネート。
パーカーをリラックスサイズ+フーディにすることでYラインが際立ちスタイルUP効果を出しています。
着用しているアイテムがどれもカジュアル寄りなので、色使いはメンズのキーカラーである黒のショーツをベースに、グレーのパーカー&白のスニーカーと落ち着いた色を選択。
これによりカジュアルになり過ぎず、かつ白のスニーカーにより夏の爽やかさを演出しています。
近年ならソックスを見せてソックスコーデにした着こなしもオススメです。
ニューバランス574はダサい?評判を調べてみた

老若男女に人気のニューバランス574ですが、世間の評価はどうでしょうか?
というわけで、実際に調べてみました。
- 僕のInstagramでのアンケート
- 世間一般のクチコミ
それぞれ見ていきましょう。
僕の Instagramでのアンケート
「574」とよく比較されるモデルで人気投票をおこないました。
結果、996が62%と圧倒的な人気に。
やはりオシャレ用途のニューバランスとしては996は大定番ですし、アパレル業界人からもとくに人気のモデルのなので、それが如実に結果にあらわれたと言えるでしょう。
- 574:8%
- 576:8%
- 996:62%
- 1400:21%
とはいえ996の人気が強すぎるだけで、574が不人気かというとそうではないので、574の方が好きだという方は安心して着用いただいて問題ないと思います。
↓参考までにキャプチャを貼っておきます。

世間一般のクチコミ
やはりニューバランンス屈指の名作だけあって、ほとんどがポジティブな意見。
昔から履き続けている「574ファン」の方も数多くいらっしゃいました。
また、他のモデル(とくに576、996)との比較や、どちらにするか迷っている、といったクチコミも散見されました。
各モデルとの違いはこの記事内で解説していますので、同じ悩みをお持ちの方はぜひ参考にしてみてください。
仕事が異動になる度に、
— ハクナ・マタタ (@tk19821112) July 3, 2022
ゲン担ぎで新しい靴を買うんだけど、今回はニューバランスの574。
学生の頃毎日履いて、ドラム叩く時は絶対このスニーカーだったなぁ。 pic.twitter.com/kq3msPAIRZ
私はニューバランスの574シリーズを愛しているのですが、ニューバランスってこんなに高かったっけ?
— ユウ (@yuu_mgmgp) July 3, 2022
昔はダサいスニーカーの代名詞だったのに、今や若い子にも大人気になって値段も…
ニューバランスは履いたことのある人にしか分からない履き心地ですね、あれ履くと他のスニーカー履けなくなる…
ニューバランス996すげーって思って574はどんなもんだべ?って思って買ってみたけど574もいい感じ。このオヤジのランシューみたいなダサさがイイ感じ。オラが履けば間違いなくオッさん若しくは2000年代初頭のキモオタになれるでしょう。すね毛暇つぶしで剃ったのでスースーします。
— おか氏🍙396 (@ito_okashi7300) June 9, 2022
ニューバランスのお手入れのコツ

お気に入りのシューズは長く愛用したいもの。
ニューバランスはもともと頑丈な作りになっていますが、ちゃんとお手入れをすることでより良い状態を保てます。
状態が良ければシューズを履かなくなったときに中古で売ることもできます。ニューバランスは中古市場の相場も良いので、今後買い替えたくなったときを見越したお手入れしておくことをオススメします。
実際に僕もこの方法でシューズのケアをしていて、数年前からヘビロテしている990はいまだに健在です。
下記に分かりやすくまとめたので、ぜひ参考にしてください。
靴を履くときの注意点
靴紐をしめたまま履かないようにしましょう。シューズのかかと部分を踏み潰してしまうなど、シューズの形が崩れてしまう原因になるからです。
できるだけ毎回、靴紐を解いて結び直すように。どうしても面倒だという人は、靴ベラを利用することでシューズへの負荷を減らすのがおすすめです。
お手入れ方法
アッパーが天然皮革・人工皮革・織布かでお手入れ方法が異なります。アッパーとは、靴の底を除いた上の部分のことです。
ニューバランス574はスエードレザーを使ったものが主流ですので、下記の天然皮革アッパーのお手入れ方法を参考にしてください。
ただし同じ574でもコラボ品などスエードレザー以外を使ったものも存在しますので、天然皮革以外のお手入れ方法もまとめてご紹介します。
天然皮革アッパー

天然皮革アッパーのシューズは、市販のシュークリーナーを柔らかい布につけて汚れを拭き取ります。その後、シュークリームを全体に塗りよく磨いてください。
スエード素材の場合は、スエード用ブラシでやさしく起毛するように汚れをかき出した後、スエード用クリーナーを使用しましょう。
また天然皮革アッパーは洗濯NGです。激しい色落ち、皮革の硬化などの変質の原因となるので注意しましょう。
人工皮革アッパー

人工皮革アッパーのシューズは、柔らかい布で、ぬるま湯拭きで汚れを落とします。汚れが落ちにくい場合は、市販のシュークリーナーを使用してキレイに拭き取りましょう。
特にトゥ(つま先)は汚れが目立つ部分なので丁寧にお手入れしましょう。
こちらも天然皮革アッパーと同様に、洗濯NGです。激しい色落ち、皮革の硬化などの変質の原因となるので注意しましょう。
織布アッパー

織布アッパーは水洗いが可能です。ただし洗濯機は破損や劣化の原因になるので、なるべく避けましょう。
まずはスニーカー専用洗剤(市販)とぬるま湯で、汚れをきれいに洗い落とします。このとき、漂白剤などの強い洗剤を使うと変色する原因になるので注意してください。
汚れを落としおわったら、洗剤が残らないように、充分にすすぎ洗いをします。洗剤が残っていると変色の原因になりるのでしっかり落としましょう。
洗いおわったら、風通しのよい日陰で自然乾燥させます。直射日光、ドライヤーなどで乾燥すると、変色、変形、縮み、ソール剥離の原因になるので避けてください。
保管の仕方
シューズは保管状態が悪いと劣化が早まります。長く愛用するために気をつけたいことをまとめました。
着用後
着用後のシューズは汚れを落とし陰干しにして、湿気の少ない場所に保管しましょう。汚れは時間が経つほど落ちにくくなるので、少し面倒ですが毎回の着用後に落とすのがベストです。
また直射日光や高温下での放置は劣化の原因になりますので避けましょう。
長期保管する場合
長期保管をする場合は、ソールの剥離や変色に気をつけましょう。まずは前述の方法でしっかりとお手入れをしてから保管します。
ポイントは、温度と湿度が低いところで保管すること。温度や湿度が高いと劣化スピードが促進されてしまうからです。
適度な休息を
シューズは汗を吸いやすいため、毎日同じシューズを履き続けると内部が蒸れて雑菌が繁殖してしまいます。
なるべく複数のシューズを交互に履くようにしましょう。
市販の除湿剤を入れて湿気を取るのもオススメです。
洗い方
ニューバランスのシューズで水洗いをして良いのは、アッパーが織布のシューズのみです。天然皮革・人工皮革のシューズは水洗いNGなので気を付けましょう。
ニューバランス574はスエードレザーを使用していることが多いので、基本的には水洗いはNGです。
ただし同じ574でもスエードレザー以外を使用したものも存在しているため、まずはどんな素材が使われているかチェックしましょう。
シューズのタン(ベロ)の裏側にあるタグに型番などが記載されているので、公式サイトなどでその型番を調べれば使用している素材が分かります。
調べて出てきた素材が、水洗いしても問題ない素材(織布)であれば、手洗いしてOKです。
織布アッパーのシューズの洗い方は、先述の「織布アッパー」の項目で詳しく紹介したので参考にしてください。
基本的な流れは、スニーカー専用洗剤とぬるま湯でよごれを落とす→十分にすすぎ洗い→日陰で乾燥です。洗濯機はシューズが傷んだり破損する原因になるので、必ず手洗いにしましょう。
汚れが目立ってきたら手洗いを。やると意外と簡単です。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
ニューバランス574の魅力は伝わりましたでしょうか?
574はオフロード用の500番台を代表するモデルで、世界でもっとも履かれているモデルとも言われる超定番モデルです。
最大の魅力は、安いものだと1万円を切るコストパフォーマンスの高さ。初めてニューバランスに挑戦する人の入門モデルとしてもオススメです。
オフロード用で悪路に強いので、休日のアクティビティなどのシーンにも便利です。この記事を読んで気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
僕のブログでは今回のようなアイテム解説をはじめ、メンズファッションに関するさまざまな情報を発信しています。今後も続々と記事をアップしていきますので、乞うご期待ください!