【ダサい?】ユナイテッドトウキョウの評判について。似てるブランドや年齢層、サイズ感を解説

UNITED TOKYO(ユナイテッドトウキョウ)ってどんなブランドなんだろう?調べてみたけどよく分からないなあ。
こんな疑問にお答えする、ブランド解説シリーズ。
今回は、人気かつ個人的にもおすすめのファッションブランド「UNITED TOKYO」についてご紹介します。
目次
ユナイテッドトウキョウってどんなブランド?

UNITED TOKYO(ユナイテッドトウキョウ)は、有名セレクトショップ STUDIOUS(ステュディオス)などを手掛ける「株式会社TOKYO BASE」が運営するオリジナルブランドです。
2015年に新進気鋭のブランドとして登場し、現在では定番の人気ブランドとしての立ち位置を強固なものにしています。
実際に、多くのファッションブランドが苦戦を強いられているコロナ禍においても業績を伸ばし続けており、ファッションを語る上では欠かせない注目度の高いブランドと言えるでしょう。
お洒落に気を遣う若年層から大人世代まで幅広い支持を受けているブランドです。
次に、意外とよく分からない人も多い、系列ブランドの違いを見ていきましょう。
系列ブランドとの違い(ステュディオス、パブリックトウキョウ、ザトウキョウ)

STUDIOUSやTHE TOKYOはセレクトしたデザイナーズブランドの商品がメインで一部オリジナル商品を販売しています。
対してUNITED TOKYOは、基本的に全てが自社で製造したオリジナルの商品になります。
ちなみにSTUDIOUSは以前はオリジナル商品も取り扱っていましたが、現在はオリジナル商品の取り扱いを中止し、セレクトショップへの一本化を公式に宣言しています。
ただ実際は、CITY(シティ)というブランド名を使って、自社のオリジナル商品を販売しています。
STUDIOUSとUNITED TOKYOの両者のイメージとしては、STUDIOUSは若者・セレクト・シンプル。 UNITED TOKYOは大人向け・ハイコスパ・オリジナル、と言った違いがあります。
ここは企業の戦略が表れているところで、若者向けのSTUDIOUSを卒業した顧客を、大人向けのUNITED TOKYOでキャッチするという狙いが見て取れます。
「大人向け」と言いましたが、デザインはベーシックかつ現代的なトレンドを取り入れているため、オシャレに気遣う20代の若者から40代以降の大人まで幅広い年代にオススメできるブランドです。
また同じオリジナルブランドであるPUBLIC TOKYOとの違いはテイスト。UNITED TOKYOがモード軸なのに対して、PUBLIC TOKYOはカジュアル寄りになっています。
次に、デザインやサイズ感などの特徴を見ていきましょう。
ユナイテッドトウキョウのデザイン・サイズ感など

コンテンポラリーブランド(現代的なトレンドを取り入れたブランド)という位置づけで、ベーシックでありながら上質で洗練された、ミニマルでモード(前衛的)なデザインが特徴です。
もう少し分かりやすく言うと、大人っぽい雰囲気ながらも、トレンド感を取り入れた色、柄遣いやシルエットが特徴です。
「モード」と聞くと少しとっつきにくい印象を受ける方もいるかと思いますがモードすぎない、都会的なスタンダードなデザインです。
サイズ感はゆとりのあるリラックスシルエット。現代のビッグサイズのトレンドがよく取り入れられています。
以下は公式ホームページで掲げているコンセプトです。
“THE TOKYO CONTEMPORARY”
日本の伝統的な技術をベースに、東京の研ぎ澄まされた感性で創り上げる。新たな、TOKYO CONTEMPORARY BRAND。
ベーシックでありながらも、時代や文化の垣根を超えて調和された装い。純度の高いジャパンクオリティーが紡ぐ、機能性と着心地。言わば、 TOKYOの今を凝縮したスタイル。
ALL MADE IN JAPAN。この価値は、真似できない。
さぁ。日本が誇る、TOKYOの最先端を。
出典:ユナイテッドトウキョウ公式ホームページ
次に、UNITED TOKYOのアイデンティティとも言える、大きな2つの特徴をご紹介します。
ユナイテッドトウキョウの2つの特徴

UNITED TOKYOが幅広い客層に支持され、実際に業績を伸ばし続けているのには2つの理由があります。それは「オールメイドインジャパン」と「原価率50%」です。どちらも他社には無い個性的な特徴です。以下で詳しく説明します。
こだわりの「オールメイドインジャパン」による高品質

UNITED TOKYOが持つ大きな特徴の1つが「オールメイドインジャパン」です。展開する全てのアイテムを日本で生産することで、高品質を実現しています。
公式ホームページのコンセプトにも「世界に誇るべき日本の伝統的な技術を発信する」とあるように、全商品日本製に強いこだわりを持っています。
実際にUNITED TOKYOの各商品のタグには、日本のどの都道府県で製造されたのかが分かるイラストがプリントされています。
日本であればどこでも良いというわけではなく、「ニットなら新潟県」「デニムなら岡山県」といったように、それぞれのアイテムに合わせて生産地や工場を厳選しているようです。
これはどの業界にも言えることですが、企業も商売なので原価の安い海外市場を求めるのが常です。
しかしUNITED TOKYOは2015年のデビューから現在に至るまで、この全商品日本製を貫き通しています。同じ日本人としても応援したくなりますよね。
驚きのコスパを実現する「原価率50%」

UNITED TOKYOのもう一つの大きな特徴は、驚きのコスパで他社と差を付ける「原価率50%」です。
一般的なアパレルブランドの原価率は30%程度と言われていますが、UNITED TOKYOは2015年のデビュー当時から現在に至るまで、原価率50%を掲げ販売を続けています。
あまりピンと来ないかもしれませんが、他社が「3,000円で仕入れた商品を10,000円で販売」しているのに対して、UNITED TOKYOは「3,000円で仕入れた商品を6,000円で販売」していると言うことです。
当時のファッション業界において原価率を公言すること自体が前代未聞であったため、業界全体でも大きな話題となりました。
ぜこんなことができるのかというと、PUBLIC TOKYOは自社で製造した商品を自社で直接販売しているため、中間コストが掛からない。というのが大きな理由の一つです。
一般的なファッションブランドは中間業者を介して販売を行います。例えば店舗ならセレクトショップ、WEBならゾゾタウンなどを介して商品を販売します。そのため中間業者に対してマージン(手数料)を支払う必要があるんですよね。
ここでは詳細な説明は割愛しますが、このようなブランドを「D2Cブランド」と呼びます。
これ以外にもUNITED TOKYOの安さの理由はまだあります。
その一つがスタッフの営業力。UNITED TOKYOのショップスタッフには個人目標が課されており、顧客に対して積極的な営業(コミュニケーション)をとることで高い販売率、つまり在庫負担を極めて少なく抑えることができています。
これには賛否両論ありますが、個人的にはしつこい営業を感じることは以前に比べて少なくなってきた気がしています。
もう一つが世界戦略。これはメイドインジャパンでありながら価格を抑える言うグループ全体としての挑戦です。
メイドインジャパンは高品質な分、どうしても値段が高くなりがち。これは海外進出を進める上で大きな障壁になりますが、UNITED TOKYOはあえて価格を抑えることで、それを強みに変えて事業拡大を図っています。
「コスパが良い」というと少し陳腐な言い回しになってしまいますが、このような企業努力が UNITED TOKYOの躍進を実現しているわけですね。
次は具体的な価格帯を見ていきましょう。
ユナイテッドトウキョウの価格帯

UNITED TOKYOの価格帯はSTUDIOUSよりも1段階上です。1段階上と言ってもコスパが悪いわけではなく、実は超ハイコスパ。STUDIOUSをも凌ぐ原価率と言われています。
▼系列ブランドとの比較
・PUBLIC TOKYO:8,000円〜2万円前後が中心で、アウターなど一部商品は2万円前後
・UNITED TOKYO:1〜2万円前後が中心で、アウターなど一部商品は3万円前後
・STUDIOUS:1.5〜3万円前後が中心で、アウターなど一部商品は3万円〜
品質やデザイン性の高さで考えると、かなりお買い得な価格設定です。脱ユニクロしたい人やファッション初心者には、特におすすめできるブランドです。
次に、ユナイテッドトウキョウがどんな人におすすめのブランドなのかを見ていきましょう。
ユナイテッドトウキョウはこんな人におすすめ!系統や年齢層など

UNITED TOKYOは、普段からお洒落に気を遣う方はもちろんのこと、ユニクロなどのファストファッションからステップアップするときにもおすすめのブランドです。
コンセプトがモード軸なので、モード寄りの系統が好きな方にもおすすめです。
前衛的なトレンドを取り入れながらも良い意味で外しすぎないベーシックなデザインなので、「冒険したいけど個性的すぎるのはちょっと・・」というような方にはピッタリだと思います。
価格面も原価率50%を謳っているだけあって、品質やデザイン性の高さで考えるとかなりのハイコスパです。
「お洒落になりたいけどハイブランドにはまだ手が届かない」といった方にとっては、試しやすい価格帯と言えるのではないでしょうか。
このコスパの良さを踏まえると、似てるブランドが思い浮かばないくらいなので、そういう意味で言うとUNITED TOKYOはとても貴重なブランドです。
以上の理由から、「脱ユニクロしたい人」や「ファッション初心者から中級者を目指す人」に特におすすめできるブランドです。
次に、気になる世間からの評判を見ていきましょう。
ユナイテッドトウキョウはダサい?評判を調べてみた

自分が着用するブランドが世間一般からどう見られているのか?気になりますよね。ということで、UNITED TOKYOの良い評判・悪い評判を調べてみました。
- 僕のTwitterでの反応
- 一般のクチコミ
下記で見ていきましょう。
僕のTwitterでの反応
僕のTwitterでTOKYO BASEの系列ブランドをご紹介した際にいただいた反応です。
今回は「TOKYO BASE」が運営するブランドの特徴と違いをまとめてみました。
— まとめ👀|メンズファッション情報 (@matome_mlr) April 30, 2022
☑️ STUDIOUS(ステュディオス)
☑️ PUBLIC TOKYO(パブリックトウキョウ)
☑️ UNITED TOKYO(ユナイテッドトウキョウ)
皆さんはどのブランドが好きですか?? pic.twitter.com/DSTHqaBhDV
一般のクチコミ
ほぼ全てが良い評判でした。内容はアイテムのデザインや価格に対する好意的な意見が中心です。
特徴的だったのは女性からの好意的な意見が多かったこと。UNITED TOKYOはメンズと同じくらいレディース商品にも力を入れていますので、当然といえば当然ですね。
「ダサい」などのマイナスコメントは一つも見つけられなかった&僕個人としてもおすすめのブランドですので、安心して着用してOKかと思います。
次に、UNITED TOKYOのアイテムがどこで手に入れられるかについて見ていきましょう。
ユナイテッドトウキョウの店舗はどこにある?

UNITED TOKYOの店舗情報をまとめました(2022年時点/一部抜粋)
ちなみに上の方でもお話ししましたが、PUBLIC TOKYO擁するTOKYO BASEグループは、積極的な接客スタイルで有名です。
以前に比べるとだいぶ落ち着いた印象ではありますが、店員さんには普通に話しかけられますので、そうした接客が苦手な方はオンラインなどの通販がおすすめです。
実店舗
▼関東
・渋谷:UNITED TOKYO JINGUMAE
・渋谷:UNITED TOKYO SHIBUYA
・新宿:UNITED TOKYO WOMENS SHINJUKU
・新宿:UNITED TOKYO MENS SHINJUKU
・池袋:UNITED TOKYO IKEBUKURO
・丸の内:UNITED TOKYO MARUNOUCHI
・横浜:UNITED TOKYO YOKOHAMA
・二子玉川:UNITED TOKYO FUTAKOTAMAGAWA
▼中部
・名古屋:UNITED TOKYO NAGOYA
▼関西
・京都:UNITED TOKYO KYOTO
・大阪:UNITED TOKYO OSAKA
・心斎橋:UNITED TOKYO SHINSAIBASHI
詳細は公式HPよりご確認いただけます。
Web販売
詳細は公式HPよりご確認いただけます。
まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
UNITED TOKYOはモードを軸とした大人向けのブランドです。
トレンドライクなデザインで、オールメイドインジャパンで品質も良く、さらに価格も押さえ込んでいるので、トータルで見たときのコスパが非常に優れています。
個人的にもオススメできるブランドですので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
ちなみに『メンズにおすすめのセレクトショップ』をまとめた記事も書いています。
洋服年間1000万円以上購入&自社ブランドを複数展開する僕が、有名どころからそうでないところまで一挙にまとめています。
気になる方はぜひチェックしてみてください!
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