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【高原価率】パブリックトウキョウの評判は?ユナイテッドトウキョウとの違いや年齢層を解説

PUBLIC TOKYO(パブリックトウキョウ)ってどんなブランドなんだろう?

調べてみたけどよく分からないなあ。

こんな疑問にお答えする、ブランド解説シリーズ。

今回は、脱ユニクロにおすすめの人気ファッションブランド「PUBLIC TOKYO」についてご紹介します。

PUBLIC TOKYOのすべてをこの1記事にまとめました。

ちなみに「脱ユニクロにおすすめのブランドをまとめて知りたい!」という人は、下記の動画をどうぞ。

オシャレでハイコスパなブランドをまとめて紹介しています(PUBRIC TOKYOは5:36〜で登場します)。

パブリックトウキョウってどんなブランド?

PUBLIC TOKYOは、有名セレクトショップ STUDIOUS(ステュディオス)やUNITED TOKYO(ユナイテッドトウキョウ)を手掛ける「株式会社TOKYO BASE」が運営する、オリジナルブランドです。

誕生は2018年9月。海外にまで店舗を展開し勢いに乗っているSTUDIOUS・UNITED TOKYOに次ぐ第三のブランドとして登場し、かなりの注目が集まりました。

現在も20~40代の質にこだわる男女を中心に支持を受け、ファッション業界での立ち位置を不動のものにしています。

次に、意外とよく分からない人も多い、系列ブランドの違いを見ていきましょう。

ユナイテッドトウキョウなど系列ブランドとの違い

STUDIOUSやTHE TOKYOがデザイナーズブランドの商品をセレクト(一部オリジナル商品も販売)して販売しているのに対して、UNITED TOKYOとPUBLIC TOKYOは自社商品のみを販売するオリジナルブランドです。

それぞれ似通ったブランドではありますが、デザインやターゲットなど、しっかり棲み分けがされています。

▼PUBLIC TOKYO(オリジナルブランド)
若者〜大人向け・上質・ハイコスパ・カジュアル寄り

▼UNITED TOKYO(オリジナルブランド)
大人向け・上質・ハイコスパ・モード・ゆったり

▼STUDIOUS(セレクトショップ)
若者・セレクト・シンプル

THE TOKYO(セレクトショップ)
大人向け・セレクト・ハイエンド

PUBLIC TOKYOは上質な素材を使用している点ではUNITED TOKYOと同じようなアイテム展開に見えるものの、デザインや色柄はカジュアル寄り、サイズ感はベーシック寄りです。

次に、PUBLIC TOKYOのデザインやコンセプトを見ていきましょう。

パブリックトウキョウのデザイン・コンセプト

ハイエンドなカジュアルブランドという位置づけで、上質で洗練されたベーシックなデザインでありながら、良い意味でベーシック過ぎないカジュアル寄りのデザインが特徴です。

「カジュアル」と聞くと子供っぽい印象を持つ方もいるかと思いますが、実際にPUBLIC TOKYOの商品を手に取ってみると分かりますが、上質な素材を使用しているため全く安っぽい印象は受けません。

以下は公式ホームページで掲げているコンセプトです。

“THE TOKYO CASUAL”

日本の伝統的な技術をベースに、 東京の研ぎ澄まされた感性で創り上げる。新たな、TOKYO CASUAL BRAND。

一つひとつの生活の瞬間を、美しく彩るベーシックアイテム。純度の高いジャパンクオリティーが紡ぐ、機能性と着心地。すべての日常に、優しく寄り添う。

ALL MADE IN JAPAN。この価値は、真似できない。さぁ。TOKYOのスタンダードスタイルを。

出典:パブリックトウキョウ公式ホームページ

次に、PUBLIC TOKYOのアイデンティティとも呼べる、大きな2つの特徴をご紹介します。

パブリックトウキョウの2つの特徴

PUBLIC TOKYOが幅広い客層に支持されているのには2つの理由があります。それは「オールメイドインジャパン」「原価率50%」です。

姉妹ブランドのUNITED TOKYOと共通した特徴ですね。以下で詳しく説明します。

こだわりの「オールメイドインジャパン」

PUBLIC TOKYOが持つ大きな特徴の1つが「オールメイドインジャパン」です。展開する全てのアイテムを日本で生産することで、高品質を実現しています。

公式ホームページのコンセプトにも「世界に誇るべき日本の伝統的な技術を発信する」とあるように、全商品日本製に強いこだわりを持っています。

実際にPUBLIC TOKYOの各商品のタグには、日本のどの都道府県で製造されたのかが分かるイラストがプリントされています。

日本であればどこでも良いというわけではなく、「ニットなら新潟県」「デニムなら岡山県」といったように、それぞれのアイテムに合わせて生産地や工場を厳選しているようです。

これはどの業界にも言えることですが、企業も商売なので原価の安い海外市場を求めるのが常です。

しかしPUBLIC TOKYOは2018年のスタートから現在に至るまで、この全商品日本製を貫き通しています。同じコンセプトを持つUNITED TOKYOと同様に、同じ日本人としても応援したくなりますよね。

驚きのコスパを実現する「原価率50%」

PUBLIC TOKYOのもう一つの大きな特徴は、驚きのコスパで他社と差を付ける「原価率50%」です。一般的なアパレルブランドの原価率は30%程度と言われていますが、PUBLIC TOKYOは2018年のスタートから現在に至るまで、原価率50%を掲げ販売を続けています。

あまりピンと来ないかもしれませんが、他社が「3,000円で仕入れた商品を10,000円で販売」しているのに対し、PUBLIC TOKYOは「3,000円で仕入れた商品を6,000円」で販売しているということです。

ファッション業界において原価率を公言する企業は類を見ないため、非常に挑戦的な取り組みといえるでしょう。

なぜこんなことができるのかというと、PUBLIC TOKYOは自社で製造した商品を自社で直接販売しているため、中間コストが掛からない。というのが大きな理由の一つです。

ハイコスパの理由は「D2C」

一般的なファッションブランドは中間業者を介して販売を行います。例えば店舗ならセレクトショップ、WEBならゾゾタウンなどを介して商品を販売します。そのため中間業者に対してマージン(手数料)を支払う必要があるんですよね。

ここでは詳細な説明は割愛しますが、このようなブランドを「D2Cブランド」と呼びます。(D2Cの定義は曖昧ですが僕のブログではこう定義します)

と、ここまで読んでいただいて、「だったらどのブランドも中間業者を介さずに直接販売すれば良いじゃん!」と思う方もいると思いますが、一般的なファッションブランドにとってこれは至難の技です。

直接販売するということは、当然集客も自分たちで行わなければいけません。つまり高い集客力(ブランドとしての人気や知名度)がないと成り立ちません。

なので、一般的なファッションブランドにとって、直接販売をして企業として利益を出し続けることは難しいのです。

PUBLIC TOKYOが直接販売を実現できているのは、ブランドの高い集客力(人気や知名度)があるからこそ、ということですね。

「コスパが良い」というと少し陳腐な言い回しになってしまいますが、このような企業努力が PUBLIC TOKYOの人気を支えているわけですね。

ちなみに補足として、PUBLIC TOKYOはD2Cの販売方式を採用しているブランドではありますが、ZOZOTOWNでも販売を行っています。近年はこのようなブランドも増えてきています。

次に、具体的な価格帯を見ていきましょう。

パブリックトウキョウの価格帯

PUBLIC TOKYOは、姉妹ブランドであるUNITED TOKYOよりも若干安めの価格設定となっています。若干安いと言っても品質が悪いわけではないので、コスパはかなり高いです。

また定期的にセールも行っていますので、それを利用すればさらにお得にアイテムが手に入れられますね。

▼系列ブランドとの比較
・PUBLIC TOKYO:8,000円〜2万円前後が中心で、アウターなど一部商品は2万円前後
・UNITED TOKYO:1〜2万円前後が中心で、アウターなど一部商品は3万円前後
・STUDIOUS:1.5〜3万円前後が中心で、アウターなど一部商品は3万円〜

分かりやすいイメージとしては、服好きな人はユナイテッドトウキョウ、そんなにこだわりはないけどユニクロは嫌だという人はパブリックトウキョウ、というイメージです。なので立ち位置的にはパブリックトウキョウの上位互換がユナイテッドトウキョウと覚えておくと分かりやすいと思います。

▼アイテムごとの価格オンラインショップを参考
・シャツ:9,000円〜
・パーカー:9,000円〜
・ニット:9,000円〜
・デニム:15,000円〜
・コート:28,000円〜
・バッグ:10,000円〜

ちなみにPUBLIC TOKYOの代表的なアイテムに「極」というパーカーがあります。非常に肉厚で上質な裏毛素材なので、しっかりとフードが立ち、一枚着でもサマになるように作られたアイテムです。

今シーズン販売をしていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

次は、PUBLIC TOKYOがどんな人におすすめのブランドなのかを見ていきましょう。

パブリックトウキョウはこんな人におすすめ!年齢層など

「PUBLIC TOKYO」は、カジュアル寄りのテイストが好みの若者〜大人まで幅広くおすすめできるブランドです。実際にメインとなっている年齢層も20〜40代くらいが中心だと思います。

普段からお洒落に気を遣う方はもちろんのこと、ファッション初心者がステップアップするときにもおすすめのブランドです。

都会的な大人の雰囲気を保ちながら、良い意味でカジュアル過ぎない日常に馴染むようなベーシックなデザインなので、カジュアルをランクアップしたお洒落がしたい、というような方にはピッタリだと思います。

価格面も原価率50%を謳っているだけあって、品質やデザイン性の高さで考えるとかなりのハイコスパです。

「お洒落になりたいけどハイブランドにはまだ手が届かない」といった方にとっては、試しやすい価格帯と言えるのではないでしょうか。

ちなみに高品質のカジュアル路線でこのコスパと考えると、あまり似てるブランドが見当たらないので、そう言う意味だと割と希少なブランドだったりします。

以上の理由から、「脱ユニクロしたい人」や「ファッション初心者から中級者を目指す人」に特におすすめできるブランドの一つです。

次は、気になる世間からの評判を見ていきましょう。

パブリックトウキョウの評判

世間一般の評価はどうなのか?ということで、PUBLIC TOKYOの口コミを調べてみました。

  1. 僕のTwitterでのアンケート
  2. 一般のクチコミ

下記で見ていきましょう。

僕のTwitterでのアンケート

僕のTwitterで「コスパ抜群のD2Cブランド」を紹介した際に、「パブリックトウキョウ」「メゾンスペシャル」「シテン」の3つで簡単な人気投票を行いました。

結果、パブリックトウキョウは2位でした。

回答者は僕のフォロワーさんが中心なので少し偏りがあると思いますが、参考程度にご紹介します。

一般のクチコミ

ほぼ全てが良い評判で、悪い評判は見当たりませんでした。

アイテムの上質な素材感や、綺麗なシルエットに対するコメントが中心です。

また、女性からの好意的な意見も多かったです。

PUBLIC TOKYOはメンズと同じくらいレディース商品にも力を入れていますので、その結果が表れていますね。

次は、PUBLIC TOKYOのアイテムがどこで手に入れられるのかを見ていきましょう。

パブリックトウキョウの店舗はどこにある?

PUBLIC TOKYOの店舗情報をまとめました(2023年時点/一部抜粋)

ちなみにPUBLIC TOKYO擁するTOKYO BASEグループは、積極的な接客スタイルで有名です。

以前に比べるとだいぶ落ち着いた印象ではありますが、店員さんには普通に話しかけられますので、そうした接客が苦手な方はオンラインなどの通販がおすすめです。

実店舗

▼関東
・渋谷:PUBLIC TOKYO JINGUMAE
・新宿:PUBLIC TOKYO MENS SHINJUKU
・新宿:PUBLIC TOKYO WOMENS SHINJUKU
・池袋:PUBLIC TOKYO IKEBUKURO
・丸の内:PUBLIC TOKYO MARUNOUCHI
・二子玉川:PUBLIC TOKYO FUTAKOTAMAGAWA

▼中部
・名古屋:PUBLIC TOKYO NAGOYA

▼関西
・大阪:PUBLIC TOKYO OSAKA
・心斎橋:PUBLIC TOKYO SHINSAIBASHI

詳細は公式HPよりご確認いただけます。

Web販売

公式オンラインショップ
ZOZOTOWN

詳細は公式HPよりご確認いただけます。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

いかがでしたでしょうか?

PUBLIC TOKYOは大人向けのカジュアル寄りのブランドです。

オールメイドインジャパンで品質も良いですし、何よりD2Cの販売システムを採用しているためクオリティに対するコスパがかなり高いです。

個人的にもオススメできるブランドですので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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