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オシャレのレシピ【vol.1】〜オシャレの3大要素とは?〜

はじめに

はじめまして!まとめです。

突然ですが、皆さんはどうすれば「オシャレ」になれるかご存知ですか?

感覚的には分かっていても、それを言葉で説明するのは難しい、といった方がほとんどではないでしょうか。

実は、「オシャレ」にはいくつかの理論が存在し、その理論を覚えて実践することで、万人からオシャレに見られやすくなるのです。

僕のブログではそんなオシャレの理論を、「オシャレのレシピ」と称してご紹介させていただきます。

この記事を読んでいただければ、ファッション初心者の方であっても、人並み以上の知識が身につき、今よりももっとオシャレを楽しめるようになるはずです。

なお、全編でかなりの文量になってしまったので、記事は「vol」ごとの小分けにしてご紹介をしていきます。

疲れない程度の分量で、楽しみながら読み進めていただければ幸いです。

それでは、いきましょう!

オシャレを知識として身につけよう

ネイビーを基調にワンポイント赤を効かせたスタイル
出典:https://www.thesartorialist.com/prince-st-new-york-2/

普通の男性にとって、「オシャレ」は縁遠いものです。

学校で「人を見かけで判断してはいけない」「人は中身が大事」といった価値基準を教わって育つため、見た目や外見を整えることに否定的なまま大人になる人が多いからです。

しかし、オシャレに興味をもって、外見を整えるのは悪いことでしょうか?

身なりを清潔にし、装いを改めることで人は気軽に変身することができます。見た目がオシャレに変われば、それはとても大きな自信につながります。心にポジティブな変化が訪れます。

僕は、服を着てオシャレになることで、自分に自信をもってもらいたいと願っています。

そのために、センスのよい人や、ファッションに詳しい一部の人にしかできなかった「オシャレ」を、誰にでもわかるように「ルール」としてまとめました。

どこまでも感覚的で、言語化されてこなかったファッションの秘密を解き明かし、言葉として整理整頓ました。

このブログを読んでいただければ、どんな方でも気軽に「オシャレ」を楽しめるようになります。

ただし、「このアイテムを着ればオシャレになれる」といった短絡的な話ではありません。最初に考え方を身につけることを重要視しています。

それは例えるなら「美味しい魚の紹介」ではなく、「魚の釣り方」自体を覚えるイメージです。

もちろん、オススメのアイテム紹介もありますが、まずは魚の釣り方、さばき方、料理の仕方を覚えましょう。そして、一生使える知識の財産として自分のものにしてほしいのです。

魚の釣り方がわかれば、アレンジは可能です。若い人はもちろん、年齢を重ねていっても「オシャレ」が楽しめるようになります。

また、お得なアイテムやコストパフォーマンスの高い服といったものが自分で目利きできるようになります。

「オシャレ」の「オ」の字もよくわからないという方でもまったく問題ありません。初心者から上級者の方まで楽しめる「オシャレの集合知」を一緒につくっていきましょう。

オシャレの3ルール

まず、最初に覚えておいてほしいことがあります。

それは、洋服は「カラー」「ルーツ」「トレンド」の3つの要素から成り立っているということです。

順に読み進めていきましょう。

カラー(色)

ユニクロの50色ソックス
出典:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E439665-000/00

まず一つめは「カラー」。

ユニクロなどの店舗に行くとわかりますが、色とりどりの洋服であふれています。

派手な色からシンプルな白まで、ありとあらゆる色が揃っています。靴下コーナーには、「50色ソックス」なるコーナーまであるほどです。

服を選ぶ際に、選択肢が多いのは、経験の豊かな人にとってはメリットです。自分がいま持っている洋服に合わせて自在に選ぶことができるからです。

他方、洋服に興味がない人や、興味はあっても選び方がわからない人にとっては、悩みの種でしかありません。

青が好きだから、青のシャツを買って家で着てみるとどうもしっくりこなくて、お店では、あれほど気に入っていたのに、クローゼットで眠ったままに。

こんな経験をしたことがある方は多いと思います。

パッと見で認識するのは「赤」
出典:https://www.thesartorialist.com/in-the-storm-at-dolce-gabbana-milan-2/

ではなぜ、こういったすれ違いが起こるのでしょうか?

それは、洋服において、もっとも影響の大きい要素が「カラー」だからです。

第一印象のすべては色で決まるといっても、過言ではありません。洋服というものは、「デザイン」の前にまず「カラー」があります。

例えば、濃紺のデニムジャケットに濃紺のデニムパンツを着ている人がいたとします。その人を街で見かけたときに、まず認識されるのは紺という色だと思います。

そして次にデニムジャケットやデニムパンツといった「デザイン」を感じ取ることになります。

洋服に詳しい人であれば、そのデニムジャケットがどこのブランドであるであるかなどより詳細な情報を得ることもできるでしょう。

しかしながら、まず人が認識するのは「カラー」だと覚えておいてください。

ルーツ


「衣料品のポケットの補強にリベットを使用する方法」に関する特許を取得(リーバイス社)
出典:https://www.levi.jp/levis-history.html

そして次に重要なのは「ルーツ」です。

先ほど、デニムパンツというアイテムの「デザイン」について触れました。

誰もが1本は持っているデニムパンツ、いわゆるGパンですが、これはもともとアメリカのゴールドラッシュの際に生まれたワークウェアがルーツになっています。

1870年代に、デニムの作業ズボンのポケットの補強のために銅製の鋲を用いるというアイデアで特許を取得したことが、その原型となっています。

つまり、洋服には、基本的に「ルーツ(原型)」があります。

Tシャツはもともと下着だったものが軍隊でも採用されるようになり、のちに街でも着られるようになります。トレンチコートは、第一大戦中のイギリス軍が寒冷地用の採用した軍用のコートです。

スウェットシャツはスポーツ用に開発されたアクティブな洋服であり、デニムパンツは先ほど触れたとおり、作業用のパンツが原型です。

洋服にはすべて原型となったルーツがあり、そのデザインには意味があります。

デニムのポケットを補強するために鋲を打ったように、デザインにはちゃんと機能性という役割があるのです。こういった理由やルーツを知っておくと、コーディネートを組む際に、大変役に立つことになります。

洋服にはもともと礼装用であったり、労働着であったり、運動用であったり、または軍用であったりと、服のデザインにはちゃんと機能性という役割があったと覚えておいてください。

トレンド


2017年秋のバーバリーのトレンチコート
出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/26009/449696

そして、最後に「トレンド」です。

ファッションにはトレンド、つまり流行があります。

それは例えば、プラダのリュックといった特定のアイテムを指すこともあれば、シンプルや装飾性といったコーディネート全体に及ぶものであったり、または、ピタっとタイトな洋服や、逆に現在のように少し大きめのサイズ感などシルエットの流行であったり、時代によって変遷していきます。

例えば、白のシンプルなTシャツ一枚をとっても、袖の形や襟周りの形、身幅や着丈といったさまざまなパーツはトレンドの影響を受けてデザインされています。

Tシャツの形も時代によってトレンドの影響を受けているのです。

実はファッションというものは、社会的な背景や課題を大きく受けて変化していくものです。音楽、映画などの影響や、人々の「飽き」とも密接に結びついており、これらによって、デザイン、シルエット、素材が変わってゆくのです。

そして、その変化の中でも広く世間に普及し、その時代を象徴して流行したものを「トレンド」と呼びます。

トレンドは、社会背景・課題・娯楽・飽きなどによって生まれてきたということを覚えておいてください。

オシャレのレシピ【vol.1】のまとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事では、洋服は3つの要素「カラー」「ルーツ」「トレンド」でできているということをお話ししました。

この3要素が絡み合ってファッションは成り立っています。

次回のvol.2では、その関係性について一緒に勉強していきましょう。

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