【2024年】パタゴニア「バギーズショーツ」はダサい?ロング比較、コーデ、サイズ感、人気カラーなど徹底解説
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皆さんはパタゴニアの「バギーズショーツ」をご存知でしょうか?
パタゴニアを代表する名作で、誰でも似合う「最強の夏ショーツ」として人気のアイテムです。
人気の理由は、美しいシルエット、濡れてもへっちゃらな機能性、毎年発売される豊富なカラー展開でしょう。
今回はそんなバギーズショーツについて、年間洋服1000万円以上購入&オリジナルブランドでショートパンツを製作している僕が、実際に購入した感想を交えながら、分かりやすくレビューします。
バギーズショーツの全てをこの1記事にまとめました。
これから購入を考えている人はもちろん、とりあえず情報が知りたい人にもピッタリの記事になっているはずです。
それではいきましょう!
目次
バギーズショーツを動画で解説
動画で見たい方はこちらをどうぞ!
約25分でバギーズショーツを徹底解説しています。
動画の方がアイテムの素材感などが伝わりやすいと思います。
文章の方が良い方は、このまま読み進めてください↓
バギーズショーツとは?
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バギーズショーツは、アメリカ発の名門アウトドアブランド「パタゴニア」を代表する夏の大人気アイテムです。
1982年に誕生してから、長年にわたり愛され続けている名作中の名作。
名前のバギー(baggy)は、バッグ(bag)に由来しており、「ぶかぶかの」という意味を持ちます。その言葉どおり、股上が深く、ヒップから裾にかけて太めのシルエットが特徴です。
またショーツ(shorts)は、ひざ上までの短いショートパンツのこと。つまり、バギーズショーツを直訳すると「ぶかぶかの短パン」です。
少しチープな表現になってしまいましたが、実際はというと「ダサくなりがちなメンズの短パン」の弱点を克服した、非常に美しいシルエットになっています。
次で詳しく見ていきましょう。
バギーズショーツが人気の3つの理由
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パタゴニアのバギーズショーツはなぜこんなにも人気なのでしょうか?
一見すると、ただのクラシカルなショートパンツにしか見えないかもしれませんが、実はここまで洗練されたショートパンツはなかなかありません。
人気の理由は大きく分けて3つあります。
- 美しいシルエット
- 水陸両用の機能性
- 豊富なカラー展開
それぞれ詳しく解説します。
美しいシルエット
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人気の理由1つ目は、美しいシルエットです。
パタゴニアのバギーズショーツは、足が長く細くきれいに見えるベストバランスになっています。
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「足が長く見える理由」は、パンツの丈がヒザよりもやや短めになっているからです。
こちらの画像を見ていただくと、丈の長い「B」よりも、丈の短い「A」の方が、黒の棒が長く見えると思います。
これは対比による視覚効果によるもの。
このように、バギーズショーツは丈が短めのシルエットになっているため、足が長く見えるのです。
ただし、人によってはヒザよりも丈の短いパンツに抵抗感がある方もいると思います。
丈が短い=露出が増えるので、それが恥ずかしいと感じる人もいるでしょう。
ただ、丈の短いパンツは数年前にトレンドになり、今では1つの定番として定着しています。
街中でもコーディネートに取り入れている人を多く見ませんか?
世間の目も丈が短いショートパンツに見慣れており、違和感を感じるという人は少ないでしょう。
とはいえ、過度に丈が短くなると、それはそれで気持ち悪さが出てしまいます。
だからこそ、パタゴニアのバギーズショーツの「絶妙な短さ」が多くの人に人気を博し、受け入れられているのです。
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ここまで「足が長く見える理由」をお話ししましたが、今度は「足が細く見える理由」を解説します。
その理由は、裾幅が広いことで足が細く見えるからです。
こちらの図を見ていただくと、裾幅の狭い「B」よりも、裾幅の広い「A」の方が、黒の棒が細く見えると思います。
これも対比による視覚効果です。
バギーズショーツは裾幅が広めのシルエットになっているため、足が細く見えるのです。
シルエットには下記の基本原則が存在します。
- 身体のシルエットを見せたい場合→細いものを着る
- 身体のシルエットを見せたくない場合→太いものを着る
例えば、鍛え上げた筋肉をアピールしたい場合、体型を隠してしまうワイドなTシャツよりも、体型を強調するタイトなTシャツの方が効果的にアピールができます。
逆に身体のラインを隠して細く見せたい場合は、現代のトレンドでもあるビッグシルエットが効果的。
例えばビッグシルエットのTシャツの袖口は、基本的にかなりゆったりとした作りになっているもの。
ここから腕を出すことで、袖口との対比で腕が細く見えるのです。
話をバギーズショーツに戻しましょう。
日本人はもともと短足で足が太い民族です。そのため足のラインをそのまま露出するショートパンツを着ると、どうしても不格好になってしまいます。
しかしこのバギーズショートパンツは、丈が短い=足が長く見える、裾幅が広い=足が細く見える、といった視覚効果のあるシルエットをしているため、日本人の弱点を克服してくれているのです。
以上の理由から、パタゴニアのバギーズショーツは、足が長く細くきれいに見えるベストバランスの形だといえます。
日本人が体型を隠すのにちょうど良いシルエットです。
ただし足の露出が多いパンツであることは間違いないので、足の形に自信がない人や、恥ずかしさを感じる人にとってはあまり向かないパンツといえるでしょう。またメンズファッションは肌の露出が多くない方が万人受けする傾向にあります。
水陸両用の機能性
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人気の理由2つ目は、水陸両用で使える機能性です。
バギーズショーツは、1982年の発売当初から、サーファーなど水辺のアクティビティを楽しむ人々から絶大な支持を受けてきました。
街着だけでなく、水着としても使える万能パンツだからです。
素材はパタゴニアらしい環境に配慮したリサイクルナイロンに、DWR(耐水性撥水)加工をかけています。
なので水に濡れても問題なし。撥水性と速乾性により染み込むことなくすぐにサラサラな状態になってくれます。
夏場であれば半日もかからずに乾くので、例えば1泊2日のキャンプなどのアウトドアシーンでも活躍間違いなし。
またナイロンは耐久性が高いのでハードに使用してもOK。引っ張っても破れにくいですし、水や油にも強いです。
しかも薄くて軽量なので、着用時にゴワつきもなくストレスフリーな履き心地になっています。
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インナー(内側)にはメッシュ素材のサポーターが縫い付けられています。
オーソドックスな水着にも採用されている機能ですが、股間やポケットなど、水が溜まりやすい部分がメッシュ素材になっていることで、水中にドボンと入っても、水がするするとショーツ外へ抜けてくれる仕組みになっています。
これにより水の重みでショーツが脱げてしまうような事故もないでしょう。
メッシュは通気性があり風通しも良いので、夏の街着としてもショーツの中が蒸れることなく、サラッと快適に着こなすことができます。
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両サイドのポケットにもメッシュ素材が採用されています。
ポケットはメッシュ部分を最小限にすることで、鍵などを引っかけて破れてしまうリスクも軽減。
安物の水着はポケットが全面メッシュになっていることが多いので、この点もパタゴニアのこだわりを感じ取れるディテールです。
また、ポケットは見た目よりもかなり深く、モノがたくさん入る大きさになっています。
ここもパタゴニアのこだわりポイント。
さまざまなアクティビティシーンを想定して、テニスボール2つ分ほどの大きめサイズのポケットに設計しています。
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右の尻部分には、スナップボタンで開閉可能なヒップポケットが1つ付いています。
ボタンでパチンと留めることができるので、海水浴やプールで水着として使う際にロッカーキーなどを入れておくのに便利です。
街着としても、特に夏場は手ぶらで出かけるシーンも多いので、両サイド以外にもポケットがあるのは地味に便利なポイントでしょう。
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右のポケットには伸縮するキーループが付いています。鍵などの失くしたくないモノはここに付けておくのがオススメ。
こうした細かいギミックからもパタゴニアの力の入れようを感じます。
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ウエストはドローコード付きの伸縮性のあるゴムバンド。
ショーツによってはこのゴムバンドがきつくて苦しいものもありますが、バギーズショーツのゴムバンドはほど良い緩さがあり、着用時の不快感がありません。
海などでアクティビティを楽しむときはドローコードできつめに縛ることもできるので、着用シーンに合わせてウエストの調整がしやすいのも魅力でしょう。
ただ1つだけネックポイントをあげるとすれば、ドローコードが少し固くて引っ張りづらい点。本当に若干ですが、個人的に着用していて唯一ストレスを感じたポイントです。
とはいえ、これ以外は完璧といっていいほどの機能性になっています。水着に求められるスペックはすべてが備わってるといえるでしょう。
ランニングや登山、キャンプなどのアウトドアにもおすすめです。
豊富なカラー展開
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バギーズショーツの魅力を語るうえで外せないのが、多彩なカラーバリエーション。
1982年の初登場以降、これまでに少なくとも100色以上は発売されています。
これまでに発売された人気色(一例)
パープル、グレー、ピンク、イエロー、カーキ、グリーン、ブルー、ストーンブルー、ベージュ、アッシュタン、メロン、マンゴー、ネイビー、オレンジ、水色、赤、迷彩、オリーブ、ウルトラピンク、ダークアッシュ……etc
毎年新色が発表されるため、もはやファンにとってはこの発表をワクワクしながら待つのが毎年の恒例行事。
2024年は写真にある計15色がお目見えしており、定番のブラックやネイビーをはじめ、原色に近いレッドやブルー、爽やかなペールトーン、個性的な柄モノなど、さまざまな種類がラインナップされています。
カラバリが多すぎて迷ってしまう人は、次の項目をチェック!
バギーズショーツの人気カラー
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バギーズショーツの数あるカラー展開のなかでも、今年とくに人気を集めているのは「グリーン」です。
グリーンは近年のトレンドカラーということもあり、全国のバギーズファンやオシャレさんを中心に人気が集中。
全部で3色あったグリーン系カラーのうち、既に2色は公式オンラインサイトで完売してしまっています。
- Fresh Teal(完売)
- Sedge Green(完売)
- Borealis Green
「Borealis Green」のみ、まだ在庫が残っています。
完売の2色にくらべて、オーロラのような鮮やかなグリーンが魅力的。こちらもしっかりトレンドカラーなので十分おすすめです。
大人が着用する場合、子供っぽくならないよう注意が必要ですが、王道の白Tシャツにあわせたくなるアイテム。
個人的なおすすめカラー
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個人的なおすすめは、街着として利用することを踏まえると、王道のブラック。
せっかくこれだけのカラバリがあるなかで黒を選ぶのはつまらないかもしれませんが、黒はメンズファッションのキーカラーなので、迷ったらこの色を選んでおけば間違いないでしょう。
メンズのショーツはカジュアルなデザインのアイテムです。カジュアルなデザインに派手な色を選んでしまうと、よりカジュアルさが増し、子供っぽく見えてしまいます。
なのでドレス色である黒を選ぶことで、カジュアルと大人っぽさのバランスを取ることができます。
もちろんファッション上級者やコーディネートに自信のある方は、黒以外を選んでも全く問題はありませんが、とりあえずバギーズを1つ持っておきたい人や、何色にするか迷っている人は、黒一択がオススメです。
それに黒はトレンドに左右されない色なので、「買ったけどタンスの肥やしになってしまった」なんてこともなくなるでしょう。
バギーズショーツの2024年の新作情報
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先述の内容と少し被りますが、バギーズショーツは毎年新作を発売しています。
今年の新作は、2024年2月2日(金)にパタゴニア公式オンラインショップから発売されました。
パタゴニアはネットプラスという取り組みを行っており、南米の漁業コミュニティから回収された使用済みの漁網を100%リサイクルして素材に使用しています。
歴代バギーズショーツの良さはそのままに、さらに地球に優しくなった素材。カラーも引き続き圧巻の15色展開。
価格は2022年から2023年に880円の値上がりがありましたが、2024年もそのままです。新型コロナの影響で生産数が縮小しているという情報があったので、この値上げも新型コロナや世界的な原材料の高騰が影響していると思われます。値上げはパタゴニアに限ったことではなく、全ブランドでおきています。
人気のカラーとサイズから売り切れてしまうので、目星がついている方は在庫があるうちに購入するようにしましょう。
バギーズショーツのサイズ感
バギーズショーツを購入する際によくある悩みがサイズ感。
ショーツは長さが違うだけで与える印象がガラッと変わるので、この記事を参考にぜひ自分にあったサイズを選んでみてください。
まずは、5インチ丈(バギーズショーツ)と7インチ丈(バギーズロング)の違いから見ていきましょう。
5インチ丈(バギーズショーツ)と7インチ丈(バギーズロング)の違い
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パタゴニアのバギーズには、5インチと7インチの2種類の丈の長さがあります。
下記のとおりアイテムの名称自体が分かれていますので、混同することはないでしょう。
- 5インチ丈(約13cm)=バギーズショーツ
- 7インチ丈(約18cm)=バギーズロング
どちらにするかお悩みの方もいるかと思いますが、パタゴニアのバギーズといえば5インチ丈の「バギーズショーツ」です。
先述したとおり、丈が短いことで足が長く見える視覚効果があり、丈が短い分、アクティブシーンでも動きやすいのが特徴です。
ただし足の露出は増えますので、足を見せるのに抵抗感がある方は、7インチ丈のバギーズロングを選びましょう。
サイズ表(XS〜XXL)
単位(cm) | XS | S | M | L | XL | XXL |
ウエスト | 33 | 36 | 39 | 43 | 47 | 51 |
股上 | 29 | 29 | 30 | 32 | 34 | 35 |
股下 | 13 | 13 | 13 | 13 | 13 | 13 |
バギーズショーツはXS〜XXLまでの6サイズ展開です。
おすすめはジャストサイズかワンサイズアップでの着用です。
サイズアップに伴って裾幅が広くなるので、対比で足のラインを細く見せることができるからです。
170cm55kgの僕は、ワンサイズアップしてLサイズを購入。
裾幅が広い分リラックス感があるので、ゆったり目のTシャツなどと合わせるときにスタイルバランスが取りやすいサイズです。
ただもともと足が細いこともあって、対比で足が細く見えすぎてしまうのが唯一の難点。
足が太めの人にはバギーズショーツ(のワンサイズアップ)はとてもオススメできますが、足が細い人は、ひよわな印象を避けるという意味で、次に紹介するバギーズロングという選択肢もありです。
少し丈の長い『バギーズロング』について
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先述のとおり、パタゴニアの名作「バギーズショーツ」には、丈が2インチ(=約5cm)長い、「バギーズロング」が存在します。
バギーズショーツと同じように、毎年シーズン新作が発表され、2022年は10色展開となっています。
両者の違いは丈の長さだけ。ウエストや股上のサイズは同じです。
先述のとおり、バギーズショーツはぱっと見でわかるくらい丈が短いので、それに抵抗感がある人はこちらのバギーズロングがおすすめです。
ちなみにバギーズショーツにはここで紹介した「バギーズロング」のほかに、超軽量化された「バギーズライト」、レディース、子供向けのボーイズ、ガールズ、なども展開されています。気になる方はチェックしてみてください。
バギーズショーツのおすすめメンズコーディネート
バギーズショーツを使った夏のおすすめコーデを2つ紹介します。
メンズのショートパンツはコーデが結構難しかったりするので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめコーデ①
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パンツ:バギーズショーツ(パタゴニア)
シューズ:FREE SOLO()
※モデル:MLR中目黒店長の松田君
夏の王道Yラインシルエットのコーディネート。上半身をオーバーサイズ、下半身を丈の短いショーツにすることでYラインが強調でき、綺麗なシルエットに見せることができます。
カラーはショーツがカジュアルなオレンジ色なので、トップスには襟のついたフォーマルなポロシャツをチョイス。これによりカジュアル過ぎないコーデにしています。
またシューズはトップスと同系統の白に近いクリーム色をチョイス。コーデ全体の色数が増えるとカジュアルになりがち&難易度が上がるので、初めての方は色数を抑えた2色コーデがおすすめです。
おすすめコーデ②
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パンツ:バギーズショーツ(パタゴニア)
シューズ:NB1500(ニューバランス)
※モデル:MLR中目黒店長の松田君
こちらは先ほどよりもアクティブで、夏のアウトドアシーンで活躍しそうなコーディネート。
UVカットのパーカーに短丈のショーツを合わせることでYラインシルエットを作っています。
カラーはトップスとシューズの色を黒に統一した2色コーデ。こちらも色数を増やすとカジュアルになりがち&コーデの難易度が上がるので、色数を抑える工夫をしています。
バギーズショーツはダサい?評判を調べてみた
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賛否が分かれがちなメンズのショートパンツですが、バギーズショーツの評価はどのようになっているでしょうか?
以下の方法で評判を調べてみました。
- 僕Instagramでのアンケート
- 世間一般の口コミ
それぞれ見ていきましょう。
僕のInstagramでのアンケート
下記の3択でアンケートを実施しました。
結果、62%の人が「知らない」との結果に。
回答者は僕のフォロワーさんが中心なので、多少の偏りはあるかと思いますが、意外と知らない人が多いという結果になりました。
- 好き:14%
- 知っているけど買ったことない:25%
- 知らない:62%
↓参考までにキャプチャを貼っておきます。
![](https://mlr.jp/wp-content/uploads/2022/07/スクリーンショット-2022-07-13-12.36.23.jpg)
世間一般の口コミ
さすが名作アイテムだけあって、ほとんどが好意的な意見でした。
やはり夏の定番として認知されており、その快適性に対する高評価が多かったです。
なかには20枚もそろえている猛者の方もいました。
ネガティブな意見ではないですが、「大人の短パンは体型ががっちりしていないと似合わない」という口コミがありました。
これは確かにそのとおりで、丈が短いパンツは対比で足が長く見えるため、足が細い人が履くと細く見えすぎてしまうという弱点があります。
そういった方におすすめなのは先にご紹介したバギーズロング。
バギーズショーツに比べて丈が2インチ(5cm)長いので、足が細く見えすぎてしまうという弱点を軽減したアイテムになっています。
バギーズの廉価版!?ユニクロ『スイムアクティブショーツ』について
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ユニクロの「スイムアクティブショーツ」をご存知でしょうか?
バギーズショーツと同じ、水陸両用のショートパンツです。
実はこれが、パタゴニアの「バギーズショーツ」に似ているとにわかに話題となっています。
バギーズショーツとスイムアクティブショーツの違い
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というわけで両者の違いを比較してみました。
以下の5項目にわけてご紹介します。
- 価格
- カラー展開
- デザイン
- 機能性
- シルエット(サイズ感)
価格
ユニクロのスイムアクティブショーツの方が「5,930円」も安いです。
- バギーズショーツ:8,800円
- スイムアクティブショーツ:1,990円(セールで1,290円)
さすがユニクロ……。価格に関しては圧倒的です。
カラー展開
以下は2024年のカラー展開数です。バギーズショーツの方がバリエーションが豊富。
- バギーズショーツ:15色
- スイムアクティブショーツ:5色
デザイン
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右:バギーズショーツ(パタゴニア)
シルエットはどちらも短めの丈と広めの裾幅になっており似ています。
また素材感についてもどちらも表地はナイロン100%で、実際の見た目もすごく似ています。
違いは細かなディテール。
バギーズはポケットが深いため両足の前ももにステッチワークがありカジュアルなテイスト。一方、スイムアクティブはステッチのないミニマルなデザインです。
![](https://mlr.jp/wp-content/uploads/2022/07/スクリーンショット-2022-07-13-22.30.49-1024x767.jpg)
さらにバギーズはパッカリング(縫い目の間にできるシワ)が強いためその点もカジュアル。スイムアクティブはパッカリングがあまりないためミニマル。
![](https://mlr.jp/wp-content/uploads/2022/07/スクリーンショット-2022-07-13-22.35.44-1024x766.jpg)
またあまり見える部分ではないですが、お尻にあるボタンに関しても、バギーズがカジュアルなパッチタイプなのに対し、スイムアクティブはミニマルな隠しボタンになっています。
あとはロゴ。バギーズはパンツの左側に「patagonia」のロゴが縫い付けられています。とくにパタゴニア好きの方からすれば、このロゴがあるかないかで雲泥の差ですね。
まとめると、バギーズがカジュアルテイストでしっかりした作りになっているのに対し、スイムアクティブはミニマルなデザインです。
機能性
![](https://mlr.jp/wp-content/uploads/2022/07/スクリーンショット-2022-07-13-22.38.32-1024x739.jpg)
どちらも水陸両用のショートパンツとして耐久性の高いナイロン素材を使用しています。撥水加工をプラスしている点も同じです。
違いとしては、まずインナーのメッシュの伸縮性。
バギーズは引っ張るとゴムのように伸びるくらい伸縮性があり、いろいろな体勢に対応できるようになっています。一方のスイムアクティブは、伸縮性がほぼゼロに近いです。
![](https://mlr.jp/wp-content/uploads/2022/07/スクリーンショット-2022-07-13-22.42.38-1024x762.jpg)
ヒップポケットに関しては、バギーズは水捌けの良いメッシュになっています。一方スイムアクティブはポケットの下側に小さな丸穴を2つの開けただけの作りになっています。
実際に水中で使用してみたところ、バギーズの方が水捌けが良いと感じました。
両サイドのポケットは、バギーズはテニスボールがゆうに2個は入る深めなポケット。スイムアクティブはオーソドックスな深さのポケットになっています。
バギーズの方がものがたくさん入れられて便利ではあるのですが、かなり深いためスマホを取り出すときはポケットの奥まで手を突っ込まないといけという若干のデメリットがあります。
![](https://mlr.jp/wp-content/uploads/2022/07/スクリーンショット-2022-07-13-22.48.13-1024x759.jpg)
ウエストは着用したときに結構違いを感じました。
どちらもドローコード付きの伸縮性のあるゴムバンドになっていますが、バギーズの方がよく伸びます。
スイムアクティブのドローコードはバギーズに比べてややチープな見た目で、引っ張ったときも固くてウエストがスムーズに締められませんでした。
以上のとおり、機能性の面ではバギーズショーツに軍配が上がるでしょう。
シルエット(サイズ感)
バギーズショーツ | XS | S | M | L | XL | XXL |
ウエスト | 66 | 72 | 78 | 86 | 94 | 102 |
股上 | 29 | 29 | 30 | 32 | 34 | 35 |
股下 | 13 | 13 | 13 | 13 | 13 | 13 |
スイムアクティブショーツ | XS | S | M | L | XL | XXL | 3XL | 4XL |
ウエスト | 68 | 74 | 80 | 86 | 94 | 100 | 105 | 110 |
股上 | 25.5 | 26 | 27 | 28 | 28.5 | 29.5 | 30.5 | 31.5 |
股下 | 16 | 17 | 17.5 | 18 | 19 | 19.5 | 19.5 | 19.5 |
公式サイトの情報をもとにそれぞれのサイズを表にしました。
※バギーズショーツはウエストが「平置きサイズ」しか記載されていなかったため、比較しやすいようスイムアクティブと同じ「仕上がり寸法」に直しています。
一番の違いは股下の長さです。バギーズはサイズアップしても股下の長さが13cmのまま変わりませんが、スイムアクティブは16cmからスタートし、サイズアップするにつれて股下が長くなっていきます。
なので丈の短いショーツを探している方は圧倒的にバギーズでしょう。スイムアクティブは全体のシルエットは似ているものの、やはりマス向けのユニクロということで丈の長さはそこまで攻めていないですね。
以上、パタゴニアのバギーズショーツと、ユニクロのスイムアクティブショーツを比較してみました。
似て非なるアイテムであることが分かったかと思います。
個人的には、丈の短い攻めたデザイン&機能性の高いバギーズショーツがおすすめですが、スイムアクティブはすべてを覆してしまうほど圧倒的に安いので、予算と好みを天秤にかけて選ぶのが良いでしょう。
まとめ
![](https://mlr.jp/wp-content/uploads/2022/06/130-1024x717.jpg)
最後までお読みいただきありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
パタゴニアを代表する夏のマスターピース「バギーズショーツ」は、ファッション性と機能性を兼ね備えた、水陸両用の万能パンツです。
毎年アップデートされる豊富なカラーバリエーションは見ただけでワクワクしますし、さまざまなコーディネートを楽しむことができます。
とにかく夏のショーツや水着を探している人にはピッタリのアイテムなので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
僕のブログでは、今後もブランド解説をはじめ、ファッションに役立つさまざまな情報をアップしていきますので、ぜひお楽しみに!