【コスパ破壊】GUヒートパデッドブルゾンを購入レビュー!サイズ感・コーデ・スタンドカラーブルゾンとの違いなど

冬の定番アウター、ダウンジャケット。
各ブランドからさまざまなタイプのダウンが発売されていますが、そのなかでも特に話題になっているのが、GUの「ヒートパデッド」という商品。
なぜそんなに注目が集まっているのかというと、価格がとびきり安いから。
その価格、なんと驚きの「3,990円」。
近年のGUのコスパ破壊具合には驚かされていますが、このアイテムはGU史上No.1級にコスパがぶっ壊れています。
安くて良いダウンが欲しい人にとって、絶対に見逃せないアイテム。


というわけで今回は、実際にヒートパデッドブルゾンを購入し、その特徴をレビューします。
フードのない「スタンドカラー」バージョンも存在するので、そことの違いも解説。
気になるサイズ感、おすすめコーデも紹介するので、ぜひ参考にしていただければと思います。
目次
動画で見たい方はこちら
こちらの動画は、GUのヒートパデッドブルゾンを、他社の有名ダウンと比較した動画です。
興味のある方はぜひご覧ください。
とくになければ、このまま読み進めていただければと思います。
まずはサクッと概要から!
GUのヒートパデッドブルゾンとは?
ヒートパデッドブルゾンは、GUで人気のダウン仕様のブルゾンです。
商品名のパデッド(padded)は「詰め物をした」という意味。
中綿入りのブルゾンやコートなどのアイテムによく使われる単語です。
その意味のとおり、保温性の高い「中綿」を詰めたブルゾンで、見た目はダウンジャケットのようになっています。
ダウンとの違いは、使用されている素材にあります。

「中綿」は、ポリエステルなどの化学繊維で人工的に作られた「わた」のこと。

「ダウン」は、水鳥から採れる「羽毛」のことを指します。
化学繊維と天然繊維ということで、保温性・希少価値・価格などに違いがあります。
簡単にいうと、中綿は安価で、ダウンは高級。
機能的にも、中綿よりダウンの方が、よりあたたかく防寒性に優れています。
ここまで聞くと「ヒートパデッドブルゾンはダウンの廉価版」と思うかもしれませんが、ここはさすがGU。
リーズナブルな中綿ブルゾンでありながら、本格的なダウンに負けないレベルの仕上がりになっています。
次に、具体的な特徴を見ていきましょう。
ヒートパデッドブルゾンの特徴
ヒートパデッドブルゾンを実際に購入し、その特徴を検証しました。
下記の5つのポイントに沿って解説します。
- デザイン
- シルエット(サイズ感)
- 素材
- 機能性
- コストパフォーマンス
普段から僕のブログを読んでくださっている方にとっては、お馴染みの5ポイントですね。
洋服の良し悪しを判断するときは、この5つのポイントに着目するのがおすすめ。
どこがどう良いのかを、漏れなく、分かりやすく評価することができます。
①デザイン

まずはデザインから見ていきましょう。
キルトの幅は太めで、よくあるダウンのような仕上がり。
ざっくりとしていて、ラフな印象です。

フロントはダウンライクなジップ式。
ジップラインと引き手がどちらもブラックに統一されているので、色数が抑えられてミニマルな印象です。
今シーズンのヒートパデッドは7色展開ですが、おすすめはブラックカラー。
ジップとボディのカラーが完全に統一されるので、ミニマルかつ高級感のある着こなしができます。

フードは立ちがよく、とても立体的。
顔まわりにボリュームがあるので、小顔効果が抜群です。
とくにジップを上まで閉めると、襟がかなり高い位置にくるため、より小顔効果がUP。
フードにはドローコードが付いているので、シルエットの微調整もできます。
全体的にシンプルでダウンライクなデザイン。
②シルエット(サイズ感)

シルエットは、程よいゆとりのあるリラックスシルエット。
着用すると、よくあるダウンのように、モコモコとした見た目になります。
実は今シーズンのヒートパデッドは、昨年のモデルを本格的なダウンに近づけるため、シルエットに立体感がプラスされています。
個人的には、昨年のすっきりとした見た目の方が好み。
今シーズンのモデルはアーム(肩まわり・腕まわり)が太いため、ちょっとモッサリとしているんですよね。
ダウンのシルエットにおいて、アームの太さは見逃せないポイント。
人の視線というものは、本体よりも先端に集まるという特性があります。
ダウンでいうと、本体のボディよりも、先端に近いアームに目がいきます。
そのためアームが太いと、見た目には想像以上に太く見えてしまいます。

実際、今シーズンのモデルはアームが太いことで、全体のシルエットがやや太って見えてしまいます。
これが悪いかというとそうではないですが、着こなしの難易度は上がります。
例えば、ファッション上級者のなかには、より本格的なダウンを楽しむため、モコモコとしたシルエットを好む人もいます。
ただ、ファッション初心者の人は、モコモコとしたダウンを着ると不格好になりがち。
とはいえ「3,990円」という圧倒的な価格を考えると、シルエットの難しさには目を瞑っても良いと思います。
この価格でこのクオリティのブルゾンは、市場でもあり得ないレベルでお買い得。
③素材
素材はポリエステル100%。
化学繊維特有のテカリはそこまでなく、ややマットな質感。
3,990円とは思えないクオリティで、チープさは感じません。
★
生地内部には、保温性の高い粒中わたを使用。
空気を多く含んでいるため、実際に着てみると、かなりあたたかいです。
良質なダウンと比べても、遜色のない保温性。
真冬もクリアできるあたたかさ。
④機能性

次は機能性を見ていきましょう。
フロントのジップは、昨年よりも引手がひとまわり大きくアップデートされています。
指で掴みやすいので、開閉が楽ちん。
とくに秋冬は手袋をしていることも多いと思うので、地味にありがたい機能的なアップデートです。

袖口と裾は、外気の侵入を防ぐストレッチバインダー仕様。
熱を外に逃がしにくい保温効果もあるので、寒い時期もあたたかく着用できます。

両サイドには、ジップ式のポケットが付いています。
ポケットが斜めに取り付けられているので、手が入れやすくて便利。
深さもスマホがすっぽり入るくらい余裕があるので、使い勝手がよいです。

素材には、撥水機能をプラス。
実際に水を掛けてみると、しっかりと弾いてくれます。
軽い雨などはへっちゃらですね。
よくあるダウンと変わらない、十分な機能を備えています。
⑤コストパフォーマンス

ヒートパデッドブルゾンの値段は、3,990円。
ここまでにも何度かお伝えしていますが、あり得ないコスパの良さです。
ほかのダウンブランドには、いい迷惑なコスパ破壊具合。
唯一シルエットは難しいですが、それ以外のディテールや機能性は文句なしの仕上がりなので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
あたたかいダウンを安く手に入れたい人にピッタリ。
ヒートパデッドスタンドカラーブルゾンについて

ヒートパデッドブルゾンには、フードのない「スタンドカラーブルゾン」も存在します。
違いは下記のとおり。
- フードがない
- 表地がナイロン
- 胸部分に素材の切り替え
最大の違いはフードの有無ですね。
好みが分かれるところですが、初心者でもサマに見えるのは、小顔効果が期待できるフード付きのブルゾンの方です。

とはいえ襟元にはしっかりとボリュームがあるので、フード付きには及びませんがそれなりの小顔効果はあります。
暖かさもこの価格を考えたら十分です。

もう一つの違いは、スタンドカラーブルゾンは表地がナイロンになっています。
ナイロンは耐久性の高い素材なので、こちらの方がよりタフに使用できます。
見た目にも、ややマットな質感がプラスされ高見えします。

また、スタンドカラーブルゾンは、胸部分に素材の切り替えがあります。
よりアウトドアライクなデザインです。




そのほかのディテールはほぼ同じ。
結論、フード付きが好みの人や小顔効果を出したい人は「ヒートパデッドブルゾン」を。
フードなしが好みの人は「ヒートパデッドスタンドカラーブルゾン」を選ぶのが良いでしょう。
デザインはほぼ同じ。大きな違いはフードの有無ですね。
おすすめのメンズコーディネート
ヒートパデッドブルゾンを使ったコーディネートを2つご紹介します。
着こなし方が気になる人ぜひ参考にしてみてください。
ヒートパデッドブルゾンを使ったコーデ

インナー:SUVIN PLATINUM L/S TEE -(CTHY-)
パンツ:ワイドスラックス(vein)
シューズ:993(ニューバランス)
グローブ:ヒートテックライナーグローブ(ユニクロ)
モデル:MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)Lサイズ着用
オールブラックにグレーの小物を合わせたコーデ。
ヒートパデッドブルゾンのようにモコモコ感のあるアウターは、何も考えずに着ると野暮ったく、子供っぽい印象になりがち。
そんなときは黒のインナーとパンツを合わせたオールブラックのコーデがおすすめです。
黒は「収縮色」と呼ばれ、全体を細く引き締めて見せる効果があります。
同時に、黒はもっともフォーマルなカラーでもあるので、カジュアルなダウンでも大人っぽい印象にまとめることができます。
オールブラックのコーデで気をつけて欲しいのは「重たくなりすぎてしまう」点。
全身真っ黒だと重たい印象になるので、差し色を入れて軽さを出してあげるのが重要です。
今回はグレーのグローブに、グレーのスニーカーを合わせて軽さを出しています。
次はスタンドカラーバージョンのコーデ!
ヒートパデッドスタンドカラーブルゾンを使ったコーデ

シャツ:シワにならない白シャツ(RePLAY)
パンツ:WOOL DENIM WIDE PANTS(RePLAY)
シューズ:オールスター(コンバース)
モデル:MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)Lサイズ着用
スタンドカラーバージョンも、基本的な着こなし方は同じです。
こちらはインナーに白シャツを入れたレイヤードスタイル。
重たい印象になりがちなダウンも、このように白のシャツをレイヤードすると一気に軽やかな印象になります。
また襟付きの白シャツは、ビジネスシーンなどでも使用されるようにフォーマルを代表するアイテム。
カジュアルなダウンに合わせることで大人っぽさとのバランスが取れるのでおすすめです。
ダウンのジップを開けるとさらに軽やかさが出るので、着こなしで見た目の変化を楽しむこともできます。
次は気になる評判について!
ヒートパデッドブルゾンの評判・口コミ

コスパ破壊で有名なヒートパデッドブルゾンですが、世間一般からの評価はどのようになっているでしょうか?
僕のTwitterを使って、簡単なアンケートを実施してみました。
僕のTwitterでのアンケート結果
GUのヒートパデッドブルゾン知ってる?
— まとめ|ユニクロ全部買う (@matome_mlr) January 14, 2023
「持ってる」と答えた人は、約17%。
なかなかの所持率の高さです。
一方「知らない」と答えた人は、約28%。
安さで名を馳せたアイテムですが、意外にもまだ知らない人はいるようです。
気になる人はぜひチェックしてみて!
まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!
いかがでしたか?
今回は、GUのヒートパデッドブルゾンを実際に購入し、その特徴をレビューしました。
ここまでお伝えしたとおり、最大のウリは価格の安さ。
このクオリティのアウターをこの価格で出せるブランドは、GUくらいでしょう。
コスパといえばユニクロですが、近年のGUはそれを凌駕するハイコスパなアイテムが増えているので要注目です。
安いからといって品質が悪いわけでもないので、良いものを安く手に入れたい方は絶対にチェックすべき。
その代表格が、今回ご紹介したヒートパデッドブルゾンです。
寒い時期のワンマイルウェア(コンビニなどに行く用)としてもおすすめ。
僕のブログでは、今後もファッションに役立つさまざまな情報をアップしていきます。
明日の更新もお楽しみに!