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【購入レビュー】ワークマンのモンスターパーカーはおすすめ?サイズ感、コーデなど徹底解説

こんにちは!まとめです。

今回はワークマンで人気のモンスターパーカーを購入したので、その特徴をプロの目線でレビューします。

「具体的にどんな機能があるの?」

「見た目のカッコよさはどう?」

「サイズ感やコーデも知りたい!」

この記事では、こんな悩みを解決していきます。

モンスターパーカーが気になっている人にうってつけの内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください。

モンスターパーカーの全てをこの1記事にまとめました!

モンスターパーカ(私物)

先に結論をいうと、モンスターパーカーは想像以上に良かった。

商品ページに書かれている機能性どおり、暖かくて軽い。

しかも雨にも火の粉にも強い。

これだけ沢山の機能を搭載しておきながら、価格はなんと4,900円。

そりゃあ人気になるわけです。

ただし、見た目とサイズ感には注意が必要。

購入前にしっかり把握しておかないと失敗すると感じました。

また、機能性重視でモンスターパーカーを買おうと思っている人は、

「具体的にどんな機能が搭載されているのか?」

この部分も事前に確認しておきましょう。

どんなに優れた機能も、着用シーンや目的によっては、その効力を100%発揮できません。

こうした注意点も含めてしっかり解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

動画で見たい方はこちら

約18分の動画でモンスターパーカーを解説しています。

実物をお見せしながら話しているので、素材感などが伝わりやすいと思います。

一方、こちらのブログでは動画では話せなかった細かい内容まで書いています。

「動画よりも詳しく知りたい!」

という人は、このまま読み進めていただければと思います。

まずはモンスターパーカーの概要をサクッと紹介します。

ワークマンのモンスターパーカーとは?

アウトドアシーンにうってつけ
出典:ワークマン公式

モンスターパーカーは、ワークマンが2021年秋冬シーズンに発売した、多機能ダウンパーカーです。

正式名称は「FLAME TECH(フレイムテック)洗えるフュージョンダウンモンスターパーカー」。

このアイテムの最大の特徴は、秋冬のアウトドアシーンにぴったりの多機能性。

暖かさ・軽さ・防水性に加えて「フレイムテック」という、火の粉に強い特殊加工までされています。

これだけ沢山の機能が付いておきながら、なんと価格は4,900円。

ユニクロやGU顔負けのコスパ破壊アイテムです。笑

当然、人気にならないわけがなく、2021年の発売時は即完売。

多くのキャンパーや、安くて良いダウンを探している人たちの間で大争奪戦が繰り広げられました。

もちろん2022年の新作モデルも大人気。

おそらくワークマン側も大量の在庫を用意してきたはずですが、人気のサイズ・カラーはすぐに完売し、そのほかも品薄状態が続いています。

まさに「モンスター級」の大ヒットアウターですね。

それでは、具体的にどこがどうすごいのか?

最大の特徴である「機能性」から見ていきましょう!

モンスターパーカーの機能性

モンスターパーカーに搭載されている主な機能は4つ。

  1. フュージョンダウン(暖かい)
  2. アルミプリント(暖かい)
  3. フレイムテック(火の粉に強い)
  4. ウォーターレペレント(水に強い)

それぞれの機能を解説するとともに、実際に着用して分かった感想をお伝えします。

なんだか凄そうだけど、ぶっちゃけどうなの?

といった視点でレビューしますので、ぜひ参考にしてみてください。

①フュージョンダウン(暖かい)

モデル:MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)

まずは商品名にもなっている「フュージョンダウン」とは何なのかを解説します。

生地内部は、ポリエステル50%・ダウン35%・アクリル10%・フェザー5%の混合素材。

一般的に低価格のダウンジャケットは、ポリエステル100%の中綿を使用していることがほとんどです。

一方、モンスターカーカーは、本物の「ダウン」を35%使用。

さらに「フェザー」も5%混ぜ込まれています。

これにより、暖かく、形崩れのしにくいダウンに仕上げられています。

理由がよく分からないと思うのでダウンとフェザーの特徴をさらっと説明します。

ダウンは、天然の「羽毛」のことで、タンポポの綿毛のようにふわふわとした素材です。

たっぷりと空気を含むため、軽さと保温性が特徴。

お布団などに使われることの多い素材です。

フェザーは「羽根」のことで、湾曲した羽軸が付いています。

羽軸があるため弾力性があり、型崩れのしにくいのが特徴。

枕やクッションなどによく使われる素材です。

モンスターパーカーはこの2つの素材を混ぜ込むことで、中綿だけでは実現できない「暖かさ」と「型崩れのしにくさ」をプラスしているというわけです。

実際に着用してみると、確かに暖かな着心地。

フェザーが混合されているので、シルエットにもハリがありしっかりとしています。

②アルミプリント(暖かい)

裏地はかなり特徴的。

ワークマンが独自開発した「ブラックアルミ」がプリントされています。

従来のシルバーアルミに比べて、保温力が1.5倍に進化したアルミプリントです。

と言ってもピンと来ませんよね。

「洋服にアルミってどういうこと?」

「なんでアルミに保温性があるの?」

と思う人も多いと思うので簡単に説明します。

アルミと略してしまいましたが、正式名称はアルミニウム。

洋服にはあまり使われない素材ですが、アルミニウムは「熱伝導率」が高い素材として有名です。

同時に「遮熱性」を持つ素材で、外気の冷たさが伝わりにくいのも特徴。

このアルミニウムに着目したのがワークマン。

「熱伝導率を利用し、体温を衣服に効率よく伝えることができれば、保温性が高くなるのでは?」

「さらに遮熱性があれば、魔法瓶のような温かさを保つことができるのでは?」

という開発者の発想から、アルミニウムを洋服の素材に取り入れたのです。

これが見事に成功。

アルミニウムを生地にプリントすることで、ほかの素材にはない暖かさを実現しました。

ここで誕生した「シルバーアルミ」が、より保温性の高いプリントに進化したのが「ブラックアルミ」というわけです。

実際に着てみると、確かに暖かい。

遮熱性があるため冷気が逃げず、身体を動かすと背中がぽかぽかしてきます。

③フレイムテック(火の粉に強い)

フレイムテックについて
出典:ワークマン公式
背面にフレイムテックのラベルが貼られています。

フレイムテックは、ワークマンオリジナルの「防融加工」技術です。

防融加工とは、耐熱性のある樹脂の被膜をつくることで、火の粉などの飛び火による穴あきを軽減してくれる加工のこと。

生地の溶解を遅らせることで、穴あきがしにくく、広がりにくくなります。

キャンプファイヤーや焚火など、火を使うアウトドアシーンにはうってつけの機能です。

④ウォーターレペレント(水に強い)

ウォーターレペレントも、ワークマンオリジナルの「撥水加工」技術です。

先ほどのフレイムテックと相反するような機能ですが、それを一つのアイテムで共存させるのがワークマンのすごいところ。

モンスターパーカーは「火」にも「水」にも強いのです。

(たとえ 火の中 水の中 草の中 森の中……)

というわけで今回は実際に水をかけてみました。

写真のとおり、しっかりと弾いてくれます。

小雨程度ならへっちゃらですね。

ただし、水分の侵入を完全に防ぐ「完全防水」ではないので注意が必要です。

水滴がついた状態で押さえつけたり、大量の水分にさらされたりすると、生地の隙間から染み込んでくる可能性があります。

モンスターパーカーの見た目はどうか?

素晴らしい機能性を持つモンスターパーカーですが、見た目はどうでしょうか?

下記の3つのポイントに沿って解説していきます。

  1. デザイン
  2. 素材感
  3. シルエット

まずはデザインから。

デザイン

デザインは意外にもミニマルでシンプル。

これだけ沢山の機能を搭載しておきながら、無駄な装飾はほぼほぼありません。

またフードが大きく、立ちも良いので小顔効果があります。

ここは推せるポイントです。

横から見るとこんな感じ。

顔全体を覆えるボリューム感があります。

後ろはこんな感じ。

デザインもミニマルです。

そのため誰でも着用がしやすいです。

フロントはシングルジップ仕様。

前立てでジップが隠れるようになっているのでミニマルな印象を保てます。

お腹の部分には、大事なものをしまうのに便利なジップ式のポケットがあります。

こちらもフラップ(フタ)がついているので、ジップが隠れてミニマルな印象になります。

サイドポケットはパッチボタン式。

フラップ付きでミニマルです。

ただ使っていて気になったのは、このフラップが邪魔してモノの出し入れがし辛い点。

サイドポケットはスマホの出し入れなどに頻繁に使うポケットなので、結構ストレスを感じてしまいました。

ワークマンのアイテムは多機能だけど、実際に使ってみると使い辛いものが多いです。

素材感

素材感は、価格なりと言ったところ。

化学繊維特有のテカリがあり、高級感はありません。

ただ色味が落ち着いたトーンになっているため、このテカリがうまく誤魔化せているのは好印象。

ちなみに裏地はポリエステル100%。

化学繊維なのでテカリがあり、ツルッとしています。

小物を収納するインナーポケットがついています。

また裾にはドローコードがついているので、寒い日はキュッと絞ることで外気の侵入を防いでくれます。

素材感は価格なりといったところ。

シルエット

シルエットはゆったりとしたリラックスフィット。

注意点として、サイズがかなり大きな作りをしています。

裾が長い、袖丈もやや長い。

サイズ選びに気をつけないと失敗します。

購入を考えている人は次の項目をぜひ読んでいただきたいです。

モンスターパーカーのサイズ感

モデル:MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)Sサイズ着用

サイズ選びには注意が必要。

実際に着てみたところ、想像以上にサイズが大きかったです。

写真は、僕が運営するセレクトショップ「MLR中目黒」店長の松田君です。

「170cm 55kg」で「Sサイズ」を着用してもらいましたが、かなり大きめの作りであることが分かると思います。

とくに着丈が長いため、人によっては1サイズダウンを検討すべきでしょう。

袖丈もやや長めです。

トレンドライクな着こなしをしたい人は、そのまま大きいサイズで着用するのもナシではないですが、シルエット自体がそこまで綺麗ではないので、サイズを上げるとやや不恰好に見えがち。

また腰ポケットの位置がけっこう下にあるため、サイズアップするとポケットに手が届かなくなるので地味に不便です。

理想は店舗でフィッティングがおすすめ。

モンスターパーカーのおすすめメンズコーディネート

アウター:モンスターパーカー(ワークマン)
パンツ:ワイドパンツ(vein)
シューズ:レザーブーツ(vein)
モデル:MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)Sサイズ着用

今回はワイドパンツとボリュームのある革靴をチョイス。

どちらも素材の良いものを選ぶことで、大人っぽい印象にまとまっています。

ここに素材がチープなものを合わせてしまうと、一気に安っぽい印象になってしまうので注意が必要です。

また色数を抑えることで、カジュアルさを軽減しています。

今回はパンツも革靴もブラックにすることで、モンスターパーカのようなカジュアルなアイテムでも大人っぽい印象に仕上げることができます。

ぜひ参考にしてみてください。

モンスターパーカーの評判・口コミ

アウトドアフリークから人気のモンスターパーカーですが、世間一般からの評価はどのようになっているでしょうか?

僕のTwitterを使って簡単なアンケートを実施してみました。

僕のTwitterでのアンケート結果

「持ってる」と答えた人は、わずか4%。

回答者はファッション好きのフォロワーさんが中心なので、そうした方々のあいだでは所持率はあまり高くないですね。

オシャレ向きというよりはアウトドア向きのアイテムです。

また「知らない」が52%と、認知度も低め。

アウトドア界隈ではなかなか話題のアイテムですが、一般層にはまだ届ききっていないようです。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!

いかがでしたか?

今回ワークマンで「モンスター級」の人気を誇る、フュージョンダウンモンスターパーカーをご紹介しました。

機能性に特化したアウターなので、

見た目のカッコ良さはイマイチですが、

これから購入を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

僕のブログでは、今後もファッションに役立つさまざまな情報をアップしていきます。

明日の更新もお楽しみに!

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