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【全部購入】ユニクロの白シャツを徹底比較!メンズおすすめはこれだ!サイズ感、コーデ、着心地など

「ユニクロの白シャツって実際どうなの?」

「おすすめの白シャツを教えて欲しい」

良いものが安く手に入るユニクロですが、いざ白シャツを買おうと思うと、いろいろな悩みが出てきますよね。

種類も多いので、このなかからベストな1着を見つけるには、かなりの時間と体力が必要になります。

でも大丈夫、この記事にたどり着いたあなたはラッキーです。

メンズにおすすめの1着を探すべく、ユニクロで人気の白シャツをすべて購入してみました。

僕はシーズンごとにユニクロのアイテムをほぼ全モデル購入しており、これまでに使った金額は500万円以上。

自分でも引くくらい、ユニクロのアイテムレビューに命を掛けています。笑

今回はそんな僕が「ユニクロの白シャツ」をプロの目線で比較。

モデルごとの特徴はもちろん、気になるサイズ感・着心地など、実際に着用して分かった感想もお届けします。

動画で見たい方はこちら

約30分の動画で徹底解説しています。

内容はブログと同じですが、動画の方が実際の素材感・シルエットなどが分かりやすいと思います。

文字の方が好みの方は、このまま読み進めてください。

それでは早速、見ていきましょう!

徹底比較!メンズにおすすめのユニクロ白シャツ

ユニクロで人気の白シャツを厳選し、それぞれの違いと特徴を解説します。

購入したのはこちらの5点。

  1. エクストラファインコットンブロードシャツ(ボタンダウンカラー・長袖)
  2. オックスフォードシャツ(長袖)
  3. フランネルシャツ(ボタンダウンカラー・長袖)
  4. スーパーノンアイロンシャツ(レギュラーカラー・長袖)
  5. ノンアイロンジャージーシャツ(レギュラーカラー・長袖)

No.1を決めたいところですが「カジュアル向け」「ビジネス向け」といったように、目的によって選ぶべき白シャツは異なります。

そのため、各シャツごとにおすすめの客層を記載しています。

これから購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに大前提として、ユニクロのシャツはどれもクオリティが高いです。

デザインパターン、素材感、縫製技術など、どれをとっても量販店以上のクオリティ。

しかも価格が安いので「良い白シャツを安く手に入れたい」という方にはうってつけ。

これはユニクロが持つ高い技術力、経験値、そして巨大な生産背景の賜物でしょう。

それでは、順番に解説していきます。

エクストラファインコットンブロードシャツ(ボタンダウンカラー・長袖)2,990円

まずはユニクロでもっとも有名な、エスクトラファインコットンブロードシャツから見ていきましょう。

こちらのシャツは「カジュアル用の大人っぽい白シャツ」を探しているオススメです。

コットン

最大の特徴は、超高級素材である「エクストラファインコットン」を100%使用している点。

エクストラファインコットンは別名「超長綿」とも呼ばれます。

コットンは綿花をほぐしてつくる綿の繊維のことですが、なかでも、繊維の長さが35mm以上になる特に長いものが超長綿です。

世界でも生産量が限られた希少な素材で、しなやかでなめらかな光沢があるのが特徴。

その美しさは「綿のカシミヤ」と評されるほどです。

このシャツのもう一つの特徴は、商品名にもあるとおり「ブロードシャツ」になっている点です。

ブロードシャツの「ブロード」とは、織り方のこと。

縦横に同じ太さの糸を使用し、よこ糸の倍の密度で、たて糸を織り込む織り方です。

素材をブロード織りで仕立てると、表面に光沢感が出て、ドレスライクな印象になります。

実際、ブロードシャツはビジネスや冠婚葬祭など、フォーマルな場面でもっとも着用されることの多いシャツです。

さて、ここから少しだけ難しい話をします。

あなたは「ポプリン」という生地をご存知でしょうか?

ポプリンは、ブロードとよく似ており、比較されることの多い生地です。

違いは簡単で、使用している糸の「番手」が違います。

ポプリン生地は、たて糸とよこ糸に「40番手」の糸を使用しています。

一方、ブロード生地は、たて糸とよこ糸に「40番手〜80番手」の糸を使用しています。

番手とは、糸の細さのことで、数字が大きいものほど細くなります。

つまり、ポプリンの方がブロードより太い糸を使用しているということです。

逆にいうと、ブロードの方が細い糸でしっかり織られているため、薄手で高密度の生地になります。

ここまでの話をまとめるとこうなります。

  • ポプリン生地=太い糸を使用した、厚手の生地
  • ブロード生地=細い糸を使用した、薄手で高密度の生地

分かりやすいメリットとしては、ポプリンには耐久性があります。

一方、ブロードは耐久性と引き換えに、生地に光沢が出て、高級感のある見た目になります。

だからブロードシャツはフォーマルな場面で着用されることが多いのです。

ちなみに余談として、イギリスではブロードのことも「ポプリン」と呼びます。

「ブロード」と「ポプリン」を呼び分けるのは、割と日本独自であったりもするので、予備知識として覚えておいてもらえたらと思います。

話をエクストラファインコットンブロードシャツに戻しましょう。

このシャツは、超高級素材である「エクストラファインコットン」を、光沢感の出る「ブロード生地」に仕立て上げることで作られたシャツです。

写真では伝わりづらいと思いますが、実際の見た目も、ツヤがあり上品な印象。

発色も美しく、非常にクリーンなホワイトカラーになっています。

次は、シャツの印象を決めるネック部分を見てみましょう。

シャツやカットソーなどのトップスの「ネック」は、印象を激変させる超重要ポイント。

なぜなら、人の視線は「三首」と呼ばれる、首・手首・足首の3つに集中するからです。

そのなかでも一番に視線を集めるのが首。

そのため、ネックのデザインにより、見た目の印象が良くも悪くもガラッと変わるのです。

基本的には、装飾のあるデザインはカジュアル、装飾のないデザインはミニマルでフォーマルな印象になります。

では、こちらのシャツのネックがどうなっているのかというと、襟先がボタンでとめられた「ボタンダウンカラー」になっています。

ボタンダウンカラーは、ボタンの装飾があるため、カジュアルな印象を与えるカラーです。

実は、これがこのシャツのミソ。

通常、ブロードシャツはフォーマルな場面で着用されるシャツなので、襟先にボタンのない「レギュラーカラー」であることが一般的です。

しかし、ユニクロのブロードシャツは、レギュラーカラーではなく、ボタンダウンカラーになっているんです。

ここからは僕の想像になりますが、ユニクロはあえてこのシャツにボタンダウンカラーを採用していると思われます。

というのも、ユニクロはこのシャツとは別に、ビジネス用のシャツをシリーズ化して販売しています。

そのビジネス用のシャツたちとの差別化を図るため、こちらのブロードシャツをボタンダウンカラーにしているのではないかと。

実際、ビジネス用のシャツは「ノンアイロンシャツ」など、本格的なシワ対策が施されています。

一方こちらのシャツは、シワ対策には本腰が入れられていません。

これはビジネス用のシャツとの明確な差別化であるといえます。

つまりユニクロとしてはこのシャツを「ビジネス用ではないけど、大人でも品よく着用することのできるシャツ」として制作しているわけです。

実際の見た目も、フォーマルな印象でありながら、ほどよくカジュアルダウンされているため、オシャレ着としてとても使いやすいです。

前立ては、もっともポピュラーなプラケットフロント。

シャツの前端を、表に折り返した前合わせです。

ボタンは、この値段のシャツにしてはチープ感がまったくなく、厚みがあり高級感があります。

ボタンは厚みがあるものほど、原価も高く高級になります。

機能的なメリットもあって、厚みがあると開け閉めのときにボタンが掴みやすくなりラクです。

背面は、定番のセンターボックス。

背中の中央にボックスプリーツの入ったデザインで、生地に余白が生まれることで可動域が広がり、動きやすくなると言われています。

シャツをタックインしたときにもシワが出来にくくなる、機能的なデザインです。

裾部分は、定番のラウンドカット。

ラウンドカットは、半円を描くように曲線的にカーブしたデザインです。

最後は気になるシルエット。

僕が運営するセレクトショップ兼古着屋「MLR中目黒」の店長、松田くんに着用してもらいました。

MLR中目黒店長の松田君(170cm 55kg)Lサイズ着用

サイズ感はレギュラーフィットになっています。

裾丈、身幅、袖丈ともに、標準的な長さですね。

ベーシックに着用したい方は、ジャストサイズで購入して問題ないでしょう。

トレンドライクな着こなしがしたい方は、最低でも1サイズUPがおすすめです。

ビッグシルエットに慣れている人は、2サイズUP以上も全然あり。

・・・

以上、エスクトラファインコットンブロードシャツについて解説しました。

シャツ同士を比較をするうえで必要となる「予備知識」も含めて解説したので、少し長くなってしまいましたね。

結論、このシャツは個人的にもおすすめのシャツです。

「カジュアル用の大人っぽい白シャツ」を探している人は、ぜひチェックしてみてください。

このクオリティのシャツを3,000円以下で出せるのはユニクロだけ。

オックスフォードシャツ(長袖)2,990円

2つ目に紹介するのは、オックスフォードシャツ。

カジュアル用の白シャツを探している人におすすめです。

こちらもユニクロを代表するシャツの一つで、先ほどのブロードシャツと反対の性質を持っています。

簡単にいうと、

  • ブロードシャツ=ドレスライク
  • オックスフォードシャツ=カジュアル

といった印象に分かれます。

どちらも定番中の定番シャツです。

オックスフォードシャツの「オックス」は、生地の名前を意味しています。

ブロードシャツが「ブロード生地」からできているように、オックスフォードシャツは「オックス生地」からできています。

その起源は、19世紀のイギリス。

スコットランドの紡績会社が、オックスフォード大学の名前を、生地の名前にして売り出したことが由来となっています。

オックスフォードシャツは、歴史あるオーセンティックなシャツなのです。

オックス生地の特徴は、たて糸とよこ糸を2本ずつ交差させた「斜子織り(ななこおり)」。

これにより、ブロードに比べて厚みがありコシのある生地に仕上がります。

見た目には、ブロードのような光沢感は無く、ナチュラルな風合いになります。

そんなオックス生地ですが、ユニクロのオックス生地には特別なこだわりがあります。

それは、よこ糸に、強くてしなやかな「三子糸(みこし)」を使用している点です。

何度も糸の太さや、仕上げを変えて試作を繰り返し、しなやかさとタフさを併せ持つ生地を実現しているんです。

これにより耐久性が上がり、日常的に長く着られるシャツが完成。

実際に生地を触ってみると、厚みがあり頑丈で、見た目以上にタフな作りになっています。

細糸をで作られた繊細なブロードシャツに比べて、こちらのオックスフォードシャツはヘビロテにも耐えられる仕様ですね。

シャツの印象を決めるシャツ襟は、伝統的なオックスフォードシャツと同様、ボタンダウンカラーになっています。

ボタンダウンシャツの生みの親は、かの有名なブルックスブラザーズの創業者の孫にあたる「ジョン・E・ブルックス」。

イギリスでポロ競技を観戦したところ、襟が風ではためくのを防ぐためにボタンで留めていられていることに気付いたのが、開発のキッカケです。

ここで商品化されたボタンダウンシャツは、1896年の発売と同時に大ヒット。

ブルックスブラザーズのベストセラーとなるとともに、アメリカのファッション史において、もっとも模倣されたスタイルとなりました。

このように、全ての洋服には、必ずもととなるルーツが存在します。

ボタンダウンカラーは、ポロ競技という「スポーツ」から生まれたデザインなので、現代においてもカジュアルな印象を残すデザインになっているのです。

ちなみにユニクロのもの作りには、こうしたルーツを大切にするといった特徴があります。

オックスフォードシャツに、しっかりとボタンダウンカラーを採用しているのは、まさにそのこだわりの現れと言えるでしょう。

もう一つの特徴として、全体的にパッカリングが強めに出ています。

パッカリングとは、縫い目の間にできるシワのこと。

見た目にはカジュアルな印象を強めます。

ユニクロは技術的にパッカリングを出さないことができるので、これはあえて出していると思われます。

よりラフに着用できるよう、カジュアルシャツを演出してるようなディテールです。

前立ては、ブロードシャツと同様に、もっともオーソドックスなプラケットフロント。

ボタンは、本物の貝ボタンのような高級感があります。

ここはユニクロのこだわりポイントで、3層の樹脂を重ね、計算されたカットを施すことで、美しい光沢を実現しています。

また、ボタンの表と裏の縁は、角が削られ、丸みが付いています。

これが意外と便利で、ボタンの厚さも相まって、留め外しがとてもしやすいです。

裾部分も、同じくラウンドカットになっています。

背面は、オーソドックスなセンターボックスに、ハンガーループが取り付けられています。

ハンガーループは、オックスフォードシャツの伝統的なディテール。

ここからもユニクロのルーツへのこだわりが感じられます。

今回購入したカラーは、オフホワイト。

実はユニクロのオックスフォードシャツのカラー展開には「ホワイト」は存在していません。

これはオックスフォードシャツがカジュアル向けのシャツだからでしょう。

とはいえ、実際の見た目としては、ホワイト寄りのオフホワイトになっています。

ぱっと見は普通の白シャツ。

先ほどのブロードシャツとじっと見比べてようやく、こちらの方がややくすみがかった色味であることに気付くレベルです。

シルエットは、パンツインしてもアウトしてもキマる、身幅と着丈の絶妙なバランス。

前シーズンのものに比べ、ウエストの絞りを緩め、着丈をすこし短くすることで、タックアウトした姿も美しくなるように変更されています。

・・・

以上、ユニクロこだわりのオックスフォードシャツを解説しました。

最大の特徴は、生地感の良さですね。

ルーツにこだわったデザインやディテールも魅力です。

適度なハリとコシ、風合い、軽さ、上質感のベストバランスに仕上がっています。

フランネルシャツ(ボタンダウンカラー・長袖)2,990円

3つ目に紹介するのは、フランネルシャツ。

秋冬用のカジュアルシャツを探している人におすすめです。

最大の特徴は、やや薄手で上品な印象の「フランネル」を使用している点。

フランネルは、柔らかくて軽い毛織物のこと。

イギリスのウェールズ地方で「ウール」を意味する言葉が由来になっています。

毛糸で作られているため、ふんわりとした肌ざわりと保温性があるのが特徴。

起毛感があり、見た目にも暖かな印象であるため、秋冬などの寒い時期には欠かせない生地の一つです。

一口にフランネルといっても、使用する原料や糸によって品質はバラバラ。

良いものも悪いものも存在します。

ではこちらのフランネルはどうなっているかというと、高級感があり、なかなかの素材感。

細番手の糸を使用しているため、ツヤがあり、上品な表情です。

また、生地には両面起毛が施されています。

触るととても滑らかで柔らかく、ふんわりとしています。

見た目にも暖かく、ナチュラルな風合い。

さすが素材にこだわるユニクロです。

シャツ襟は、ここまでにご紹介したシャツと同様、ボタンダウンカラーになっています。

ユニクロは、カジュアル用に着て欲しいシャツにはボタンダウンカラーを採用する傾向がありますね。

前立ては、ここまでに紹介したシャツと同じ、プラケットフロントになっています。

背面も同じく、センターボックス。

裾部分も同じで、曲線的なラウンドカットになっています。

個人的に良いと感じたのは、パッカリング(縫い縮みのシワ)がとても少ない点。

先ほどのオックスフォードシャツはあえてパッカリングを強く出すことでカジュアルを強調していましたが、こちらは逆にパッカリングを抑えて、ミニマルな印象に仕上げています。

カジュアルなフランネル生地に対して、ミニマルな縫製を行うことで、フォーマルとのバランスが上手いこと取れています。

大人でも着用がしやすい仕様ですね。

シルエットはややゆとりがある程度のベーシックなサイズ感。

着丈、袖丈、身幅ともに標準的な長さです。

カラーは「オフホワイト」になりますが、こちらはかなりベージュに寄り。

一応、白シャツという括りではあるものの、ピカピカの白シャツを求めている人には不向きです。

ただオフホワイトながらベージュ寄りの色味になることで、秋冬の季節感にはぴったりとマッチ。

素材感にも暖かみがあるので、見た目と機能性の両面で、秋冬に使いやすいカジュアルシャツになっています。

カジュアルだけど上品さがあるので、一着でもサマになるシャツです。

スーパーノンアイロンシャツ(レギュラーカラー・長袖)2,990円

4つ目は、ビジネス向けの白シャツとして人気の、スーパーノンアイロンシャツ。

ここまでに紹介した3つのシャツ(ブロードシャツ・オックスフォードシャツ・フランネルシャツ)は、カジュアル向けのシャツでしたが、こちらは完全なるビジネス向けです。

最大の特徴は、スーパーノンアイロンと銘打たれた、シワの付きにくい素材でしょう。

アイロンをかけなくても良いように、特殊な加工が施されています。

襟部分は、フォーマルなシャツで採用されることの多い、レギュラーカラーになっています。

ネクタイをしたときに美しく見えるようミリ単位でデザインされているようで、襟立ちもかなり良いです。

台襟も、ネクタイを合わせるのにちょうど良い高さになっています。

購入時には、カラーステイが2本付属してきます。

これは単なるプラスチックの棒ではなく、カラー(襟)をステイ(維持する)ことを目的に作られた、れっきとしたファッションアイテムです。

襟の裏側にカラーステイ専用の穴が開いており、そこにこれを差し込むことで、襟の固さが保たれ美しい状態をキープすることができます。

カラーステイは、自分の好みで入れるか外すかを選びます。

入れると襟がしっかりと形成されるので、カッチリキチンと感が生まれます。

逆に入れないと、柔らかいソフトな雰囲気になります。

パッカリング(縫い縮みシワ)は、かなり少なめ。

ビジネスシャツにシワは厳禁なので、ユニクロもそこを理解してしっかりと仕上げてきています。

前立ては、これまでに紹介したシャツと同じく、プラケットフロントになっています。

オーソドックなデザインです。

裾部分も、オーソドックスなラウンドカット。

背面は、左右にプリーツが入った「サイドプリーツ」になっています。

レギュラーカラーやワイドカラーのシャツによく使用されるデザインです。

真ん中にプリーツが入った「センターボックス」と同じで、肩まわりなどが動かしやすくなるという機能性を持ちます。

・・・

以上、ビジネス用シャツの代表格、スーパーノンアイロンシャツを解説しました。

毎日着るシャツだからこそ、シワが付きにくいのは嬉しいポイント。

ノンアイロンジャージーシャツ(レギュラーカラー・長袖)2,990円

最後に紹介するのは、ノンアイロンジャージーシャツ。

こちらはビジネスカジュアル(ビジカジ)におすすめのシャツです。

最大の特徴は、見た目はシャツなのに、ジャージ素材を使っている点。

そもそも「ジャージ」が何なのかというと、編み方の一種のこと。

正式には「ジャージー編み」と呼ばれます。

少し紛らわしいですが、このジャージー編みをしてできた素材が「ジャージ素材」です。

ジャージ素材の特徴は、高いストレッチ性。

ユニフォームや体操服などの生地にもよく使われたりする、機能性素材です。

ここまで聞いてお分かりのとおり、ジャージ素材はあまりシャツには使用されない素材なんです。

それをうまいことシャツ生地見えするようにして作られたのが、こちらのノンアイロンジャージーシャツ。

上質な細番手の糸を使用することで、ジャージ素材でありながら、実にシャツっぽく光沢のある素材感に仕上げられています。

シャツにジャージ素材を使うことの何が良いかというと、着心地のよさ。

一般的なシャツは伸び縮みしませんが、こちらのシャツは引っ張るとかなり伸びてくれます。

どんな体勢になっても堅苦しくないため、シャツなのにかなり快適でノンストレスです。

襟部分は、先ほどのスーパーノンアイロンシャツと同じレギュラーカラーなのですが、ステッチには違いがあります。

かなり細かいですが、ステッチが襟のキワに施されているのが分かるでしょうか?

ここまでキワキワを縫うシャツは結構珍しいです。

これによりステッチが目立たなくなるため、デザインとしてはかなりミニマルな見た目になります。

恐らく、素材がカジュアル寄りのジャージなので、デザインをフォーマルにすることで、全体のバランスを取りにきています。

ちなみにこちらのシャツには、カラーステイが襟に初期装備されていました。

理由は不明ですが、比較的やわらかいジャージ素材でできたシャツなので、販売前に襟の形が崩れないよう、予め装備させているのかもしれません。

前立ては、ここまで紹介したシャツには見られなかった「フレンチフロント」になっています。

フレンチフロントとは、シャツの前端を内側に折り込んだ前合わせのこと。

装飾がないので、すっきりとしたスタイルでドレスライクな印象になります。

先ほどのステッチワークと同様に、カジュアルなジャージ素材に対して、ミニマルでフォーマルな要素を取り入れるようなアプローチです。

背面もプリーツがなく、ミニマルな印象です。

裾部分はラウンドカット。

ここは全てのシャツに共通していますね。

シルエットはややゆとりのあるベーシックなサイズ感。

着丈、袖丈、身幅ともに標準的な長さです。

以上、ユニクロで人気の白シャツ5つを解説しました。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!

いかがでしたか?

今回は、ユニクロで人気の白シャツをすべて購入し、その違いや特徴をレビューしました。

シャツの良し悪しを見分けるポイントも紹介しながら解説したので、ぜひご自身のシャツ選びにも活用していただければと思います。

この記事を通じて、お気に入りの一枚が見つかれば幸いです。

僕のブログでは、今後もファッションに役立つさまざまな情報をアップしていきます。

明日の更新もお楽しみに!

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