ムーンスターのエイトテンス(810s)を解説!キッチェやスチューデンなど人気アイテム一覧、サイズ感、評判など

あなたはムーンスターの新ブランド「エイトテンス(810s)」を知っていますか?
約9割の人はご存知ないと思いますが、アパレル業界でいま注目を浴びている、超ハイコスパのシューズブランドです。
個人的にもかなりおすすめのブランドで、とくに「オルパ」というサンダルをかなりヘビロテ。YouTubeで専用動画を出すほど気に入っています。笑
そのほか、レインブーツやスニーカーなど、調査も兼ねて複数のアイテムを所持してたりもします。
今回はそんな僕が、エイトテンスについてわかりやすく解説。
人気アイテム一覧、サイズ感、コーデ、口コミ、入手方法などなど、完全網羅でお届けします。
エイトテンスの全てをこの1記事にまとめました!
まずは、そもそもエイトテンスがどんなブランドなのかについて。
知らないと損!といえるくらいコスパの良いブランドなので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
ムーンスターの「エイトテンス(810s)」とは?

エイトテンス(810s)は、日本を代表するシューズメーカー「ムーンスター(MOONSTAR)」が、2019年にリリースした新しいコンセプトのブランドです。
先にムーンスターについて簡単にお話ししましょう。
福岡県久留米市に拠点を置くムーンスターは、なんと145年以上もの歴史をもつ超超超老舗。
靴の生産であれば何でもござれといった感じで、スニーカー、スポーツシューズ、ウォーキングシューズ、サンダルなどなど、ありとあらゆる靴を手掛けています。
学校の上履きのほか、看護や介護などの専門分野のシューズなども生産しているので、あなたも知らずのうちにムーンスターの靴を履いたことがあるかもしれません。
海外の有名ブランドとも多くのライセンス契約があり、ニューバランス、コンバースなどのシューズも生産。
久留米市内では、アサヒシューズ、ブリヂストンと並んで「ゴム三社」と称されたりもしています。
まさに日本を代表するシューズメーカー。
そんなムーンスターがリリースした新たなプロダクトラインが「エイトテンス(810s)」。
ムーンスターが培ってきた「学校・厨房・病院」などの専門職向けの靴づくりのノウハウを生かして、日常使いできるシューズを提案しています。
実際にアイテムを見ていただくと分かりますが、プロユースの靴がデイリーユースの靴へとアレンジされているので、デザインが個性的でかなり面白い。
しかもプロユースの靴をルーツにしているため「機能性」にも優れています。
そしてなにより、、、価格が驚くほど安い。
個性的なデザイン×優れた機能性を持ちながら、ほとんどのシューズが5,000〜10,000円で買えてしまいます。
なんでだと思います?
答えはムーンスターがもつ大規模な生産背景を活用しているから。
「ムーンスター=シューズ界のユニクロ」はちょっと語弊があるかもしれませんが、カラクリは似ています。
巨大な資本と工場により、他ではあり得ないようなリーズナブルな価格が実現できているというわけです。
ちなみにブランド名の「810s」は、日本語で「腹八分目」を意味する「8/10=eight tenths」の略。
これはブランドコンセプトでもある「日々に”ちょうどいい”フィットウェア」を表しています。
個性的なデザイン、優れた機能性、そして安い!という特徴をもつブランドです。
エイトテンスの人気アイテム一覧
検索数(注目度) | 商品名 |
1位 | キッチェ |
2位 | スチューデン |
3位 | スノーフ |
4位 | マルケ |
5位 | プルー |
6位 | キャンピー |
7位 | カフ |
8位 | ユニーヴ |
9位 | ホスプ |
個人的おすすめ | オルパ |
次は、エイトテンスの人気アイテムを一覧でご紹介します。
上から順に「グーグルの月間検索数が多いアイテム」になっています。
検索数が多い=人気!と直結するわけではないですが、少なくとも世間で調べられている回数の多いアイテムではあることは事実。
なので「世間からの注目度ランキング」といっても差し支えないでしょう。
それでは、注目度No.1「キッチェ」から見ていきましょう。
【1位】キッチェ(KITCHE)6,600円

キッチェ(KITCHE)は、厨房や食品工場で使われるキッチンシューズをもとに作られた、人気のロングセラーシューズ。
水や油で濡れた場所でも滑りにくいように、床面に吸い付くマルチストッパーソールを搭載。
アッパーには丈夫で耐油性に優れた合成皮革を採用しており、手入れも楽ちんです。
見た目は写真のとおり、シンプルでミニマルなデザイン。靴紐もとっぱらってゴムバンドにしています。
カラー展開
写真のCOCOAのほか、BLACK、WHITE、CEMENT、L.GRAYの合計5色をラインナップしています。
サイズ感
22.5~28.0cm(ハーフサイズ刻み)
どんな着こなしにもマッチするユーティリティーさを持ちながら、少しモードっぽい雰囲気が特徴。
【2位】スチューデン(STUDEN)5,500円

スチューデン(STUDEN)は、その名前のとおり、学生用のグランドシューズをもとに作られたモデル。
運動時の安定性を向上させる踵のヒールカウンターや、夜間の視認性を高めるセーフティブライト(反射材)など、スクール生活に役立つ機能がそのまま継承されています。
ぱっと見はミニマルな雰囲気ですが、サイドの素材がレイヤードされていたり、ミッドソールにウェーブ模様が入っていたりと、実はなかなか複雑なデザイン。
カラー展開
ICEGRAY、CHARCOAL、TAUPE、BLACK、ECRU、NAVYの計6色。
サイズ感
22.5~27.0cmまではハーフサイズ刻み。あとは28.0cmがあります。
上品な見た目ながら、差別化のできるジョグタイプのスニーカーです。
【3位】スノーフ(SNOWF)8,800円

お次はブーツタイプのシューズ、スノーフ(SNOWF)。
こちらはなんと南極観測隊のウィンターシューズがルーツ。
氷の上でも滑らないシロクマの足裏の体毛をヒントに、靴底に氷上で優れた防滑性を発揮するガラス繊維配合ラバーを搭載。
アッパーは緊急時でも容易に着脱できるようなスリッポンに近い仕様。
軽量で防水性のある立体成型EVAのソールまで盛り込んだ、機能的なシューズになっています。
カラー展開
BLACK、BEIGEの2色展開。
サイズ感
23.0cm〜29.0cm(ハーフサイズ刻み)
ウィンターシューズ発祥だけあって、あたたかみのある印象のシューズ。
【4位】マルケ モディ(MARKE MODI)7,700円

マルケ モディ(MARKE MODI)は、市場などの水場、土木の作業現場など、幅広いワークシーンで活躍する作業用のゴム長靴をもとに作られたブーツ。
履き口をバックル仕様にすることで、着脱のスムーズさ&フィット性を高めるデザインになっています。
さらに履き口にパイピングを施すことによって、足当たりを軽減した仕様に。
底面には防滑性を考慮し、サクション(吸盤)ソールを採用。
作業用のゴム長靴生まれだけあって、いたるところに優れた機能が散りばめられています。
カラー展開
写真のWHITE、CHARCOALの2色展開。
サイズ感
22.0~30.0cm(ハーフサイズ刻み)
レインブーツとして愛用しています
【5位】プルー(PROO)6,600円

プルー(PROO)は、厨房や食品工場で使われるキッチンシューズをデイリーユースにしたシューズ。
ローファータイプになっていて、キッチンシューズシリーズの中でも、とくに上品な見た目です。
汚れやすいアッパー部分は、丈夫で耐油性に優れた合成皮革を採用。
ソールには、油や水に濡れた床面に吸い付くマルチストッパーソールを搭載。
クリーンな印象と優れた機能性を兼ね備えたシューズです。
カラー展開
BLACK、TAUPEの2色展開。
サイズ感
22.5cm〜28.0cm(ハーフサイズ刻み)
おすすめはブラック。差別化ローファーのように履くことができます。
【6位】キャンピー(CAMPI)6,600円

キャンピー(CAMPI)は、エイトテンスのなかでは珍しい、ルーツのないモデル。
近年のキャンプブームに合わせて登場したモデルなので、過去のアーカイブをルーツにしていないんです。
ではデザインソースはどこにあるかというと、エイトテンスの代表モデルである「CAF」「HOSP」「UNIVE」の、3つのモデルの掛け合わせ。
それぞれの優れた機能やディテールを、キャンプスタイルとしてリミックスした良いとこどりのモデルです。
最大の特徴は、凹凸のある分厚いアウトソールと、ボリューミーなシルエット。
トレンドのダッドスニーカーのような見た目になっています。
キャンピー(CAMPI)は、見た目だけでなく機能も優秀。
アッパーは、汚れをカバーする構造のサボタイプ。
サボタイプとは、つま先から足の甲まで覆い、かかと部分は露出したサンダルのこと。
同じように甲を覆うデザインのカバードサンダルと違い、サボは甲部のシルエットに丸みがあるのが特徴です。
履き口は、踏んでも履けるストレッチ素材になっているので着脱がスムーズな仕様になっています。
カラー展開
写真のGREGEとBLACKの2色展開。
サイズ感
22.5~27.0cmまではハーフサイズ刻み。あとは28.0cmがあります。
トレンド感のあるボリュームシルエットに、優れた機能を搭載したリミックスモデル。
【7位】カフ(CAF)5,500円

カフ(CAF)もまた、厨房や食品工場で使われるキッチンシューズをデイリーユースにしたシューズです。
キッチンシューズをデザインソースにするのは、エイトテンスの得意技。
油や水に濡れた床面に吸い付くマルチストッパーソールに、手入れが楽なアッパー素材を採用しています。
見た目はスリッポンのようなサボタイプ。
手を使わずに履けるサボタイプは、靴の脱ぎ履きが多い職場環境に適した仕様がルーツになっています。
カラー展開
写真のOFFWHITE、WHITE、BLACKの3色展開。
サイズ感
22.0~28.0cm(ハーフサイズ刻み)
差別化ワンマイルシューズとしても活躍できる便利なシューズ。
【8位】ユニーヴ(UNIVE)7,150円

ユニーヴ(UNIVE)は、足あたりが優しく軽量な介護用シューズをもとに作られたシューズ。
介護用シューズがもつユニバーサルデザインの心地良さを、デイリーユースにアレンジしています。
最大の特徴は、大きな面のベルクロ(マジックテープ)を採用した、足を包み込むフィッティング構造。
大きく開閉するフルオープンのアッパーになっていて、着脱がとてもスムーズかつ、靴抜けも防いでくれます。
凹凸のあるアウトソールは、ちょっとしたレジャーシーンにも対応できます。
トレンド感のある分厚いミッドソールも大きな特徴のひとつ。
カラー展開
写真のGRAY、BLACK、IVORYの3色展開。
サイズ感
22.5~28.0cm(ハーフサイズなし)
ボリューミーな見た目と、大きなベルクロの機能美が映えるシューズ。
【9位】ホスプ(HOSP)6,600円

ホスプ(HOSP)は、機能性と快適性を備えたナース向けシューズをデイリーユースにしたシューズ。
ナース向けシューズ発祥だけあって、長時間労働に適した機能が満載。
足抜けを防止する甲バンド、立ち仕事を支える低反発インソール、踏んだまま履けるかかと部分のストレッチ素材などなど。
とくに実際に履いたときに便利に感じるのは、かかとのストレッチ素材。
踏むように履けるので、着脱がものすごくスムーズです。
カラー展開
写真のBLACK、WHITE、GRAYの3色展開。
サイズ感
22.0~28.0cm(ハーフサイズ刻み)
長時間でも疲れにくい快適なシューズ。
【番外編!おすすめサンダル】オルパ(ALLPE)5,500円

最後は番外編。僕が個人的に愛用するサンダル「オルパ」を紹介します。
こちらのルーツは介護用シューズ。
エイトテンスにはこれ以外にも介護がルーツのシューズがいくつかありますが、そのなかでもフィッティングに特化したモデルです。
足の形状に合わせてベルトの位置を調節可能で、むくみのある人でも簡単に着脱ができる設計になっています。
スポーツサンダルのように気軽に履けるので、ほんとに便利。
まさに介護用シューズがもつユニバーサルデザインの心地よさを、デイリーユースにアレンジした感じです。
デザインも、装飾のないミニマルな見た目ながら、交差する2本のベルトと大きなベルクロ(マジックテープ)により、ほかのサンダルにはない差別化が効いています。
カラー展開
BLACK、NAVY、IVORYの3色展開。おすすめカラーは、僕も使っているIVORY(アイボリー)。
ベージュとオフホワイトと中間のような絶妙にシックな色味が良い感じ。どんなコーデにも合わせやすいカラーです。
サイズ感
おすすめは、普通にジャストサイズでの着用。横幅と高さは、ベルクロ付きの2本のベルトがあるのでかなり調整が効きます。
- SS(22.5cm-23.5cm)
- S(24.0cm-25.0cm)
- M(25.5cm-26.5cm)
- L(27.0cm-28.0cm)
- LL(28.5cm-29.5cm)
見た目が良いうえ、楽なのでかなりオススメ。しかも安い。笑
エイトテンスを使ったコーディネート

パンツ:ワイドテーパードパンツ(RePLAY)
サンダル:ALLPE(810s)
モデル: MLR店長の松田くん(170cm 55kg)
春夏のシンプルなモノトーンコーデ。
サンダルを着用することで、季節感を出すと同時に、足元をスッキリと見せています。
サンダルは暑い季節でも快適に過ごせる反面、カジュアルでラフな印象が強いので、オシャレに見せるのが難しいアイテム。
しかしエイトテンスのALLPE(オルパ)は、ミニマルなデザインにより、サンダルでありながらカジュアル見えすることを防いでくれます。
また、全身モノトーンのコーデにより色数を抑え、色使いの面でもカジュアルになり過ぎるのをカバーしています。
シルエットはトレンドライクな上下ゆるゆるの着こなし。
シンプルですが、クリーンでこなれ感のあるコーディネートです。
ぜひ参考にしてみてください。
エイトテンスの口コミ評価を調べてみた

2019年にスタートしたエイトテンス。
冒頭でもお話ししたとおり、僕のまわりのアパレル業界人の間では、けっこう注目度が高く評判も上々です。
とはいえ世間一般の評判も気になるもの。
というわけで、僕のTwitterを使って簡単な3択アンケートを行ってみました。
僕のTwitterでのアンケート結果
意外や意外、「好き」と答えた人がなんと57%もいらっしゃいました。
正直、一般の知名度はあまり高くないと思っていたので、この結果は驚き。
回答者は僕のフォロワーさんが中心なので、少し偏りはあると思いますが「世間の高感度は高い」と言って差し支えないでしょう。
810s知ってる?
— まとめ👀|メンズファッション情報 (@matome_mlr) September 13, 2022
エイトテンスはどこで買える?

エイトテンスのアイテムは、店舗またはオンライン通販で購入が可能です。
下記にまとめたので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
取扱店舗
エイトテンスには直営店がありません。
代わりに全国のセレクトショップで取り扱いがあります。
はじまったばかりのブランドということもあり展開数は少ないですが、有名どころでいうと下記になります。
- green label relaxing
- B:MING LIFE STORE by BEAMS
- JOURNAL STANDARD relume
- Kastane
- FREAK’S STORE
取り扱い店舗の詳細は「公式ホームページ」からご確認いただけます。
オンライン通販
オンラインは、ムーンスターの公式ECストアを含め、以下3つのストアから購入が可能です。
- MOONSTAR OFFICIAL ECSTORE
- B.L.W
- Go’ on
気になる人はぜひチェックしてみてください。
まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!
いかがでしたでしょうか?
日本を代表するシューズメーカーが2019年にスタートした「エイトテンス(810s)」。
専門分野の職業で使われるプロユースの靴をデイリーユースにアレンジするという、とてもユニークなブランドです。
その特徴は、個性的な見た目・優れた機能性・驚きのコストパフォーマンス。
アパレル業界でも注目されていて、僕自身も「オルパ」というサンダルにハマりました。
とにかく安くて手に取りやすいので、この記事を読んで気になった人は、ぜひチェックしてみてください。
差別化シューズが欲しい人にはピッタリのブランドです。
僕のブログでは、今後もファッションに役立つさまざまな情報をアップしていきます。
次の更新をお楽しみに!