【プロ直伝】カッコ良いグローブ(手袋)のおすすめランキング!失敗しない選び方など一挙紹介

こんにちは!まとめです。
あなたは「カッコ良いグローブ(手袋)」を持っていますか?
冬の防寒具として重宝するグローブですが、実はファッションアイテムとしてもおすすめ。
コートと同じ色を選べば腕が長く見えてスタイルアップできたりと、寒さを防ぐだけでなくオシャレをする上でも有用なアイテムなんです。
とはいえグローブには、特殊な素材を使ったものや、機能性があるもの・ないものなど、たくさんの種類が存在します。
結局「どんなグローブを選べばいいのか分からない」という人も多いでしょう。

今回はそんな悩みを解決するために、グローブで有名なブランドを6つに厳選。
各ブランドで人気のグローブを購入して、それぞれを比較しました。
- ユニクロ
- 無印良品
- ワークマン
- モンベル
- ノースフェイス
- ハンズオングリップ
ユニクロ・GUのファストファッションに加えて、本格的なアウトドアブランド、グローブ専門ブランドまで網羅。
実際に着用したり、デザイン・素材感・サイズ感など分かりやすくお伝えしていきます。

ちなみに僕は、アパレルブランドを複数展開し、セレクトショップや古着屋の運営などもおこなっています。
グローブに関しては、ファストファッションからハイブランドまで、さまざまなものを試してきました。
今回はそうした経験をもとに、プロの目線で「カッコ良いグローブ」をご紹介します。
この記事さえ読んでいただければ、あなたもワンランク上のコーデが楽しめること間違いなしです!
グローブのすべてをこの1記事にまとめました!
目次
動画で見たい方はこちら
約24分の動画でブログの内容を解説しています。
お時間のある人はぜひ参考にしてみてください。
動画よりもブログの方が好きな人や、動画よりもさらに詳しく知りたい人は、このまま読み進めていただければと思います。
まずはもっとも重要なグローブの選び方を解説します!
グローブ(手袋)の選び方

グローブを購入したいと思ったときに悩んでしまうのが「選び方」でしょう。
コートやダウンなどの高額な秋冬アイテムに比べて、比較的リーズナブルに買えてしまうグローブはどうしても適当に選んでしまいがち。
とりあえず暖かそうで、見た目も良さそうなものをフィーリングで選んでしまっている方も多いと思います。
しかしグローブには、オススメの選び方が存在します。
具体的には下記の4つのポイントに注目すべきです。
- シルエットの細さ(見た目のカッコよさ)
- 保温性(暖かさ)
- 機能性(使いやすさ)
- サイズが選べるか
もっとも重要なのが、①シルエットの細さ。
誰もが見落としがちな部分ですが、見た目のカッコよさを左右する超重要ポイントです。
②③④は、当たり前の要素ですがしっかり比較してみると結構奥深いです。
実際にこの記事で紹介する6つのブランドのグローブにおいても、それぞれ大きな違いがあります。
それぞれ簡単に解説します。
①シルエットの細さ(見た目のカッコよさ)

カッコ良いグローブ選びのポイントは、シルエットの「細さ」にあります。
人の視線は先端に集まる習性があるため、その先端に位置する手(指先)が細いと、コーデ全体をすっきりと見せることができるからです。
これはモコモコとした大きいシルエットのグローブを想像していただけると分かりやすいです。
どんなにカッコ良いコーディネートでも、グローブが大きいと一気に不恰好に見えやすいです。
もちろん着こなし次第にはなりますが初心者のうちは細身がオススメ。
そのため見た目のカッコよいグローブが欲しいときは、シルエットの細さにしっかりと注目しましょう。
②保温性(暖かさ)

次に大事なポイントは保温性。
先ほどグローブは「シルエットの細いもの」を選ぶべきとお伝えしましたが、細身のグローブには唯一の弱点が存在します。
それは「保温性」の低さ。
シルエットの細さを求めると、グローブの生地が薄くなるため、当たり前ですがその分、保温性が失われていきます。
そこで注目すべきなのは「シルエットが細くても暖かい素材を使っているかどうか?」です。
近年はユニクロのヒートテックを代表するように、各ブランドから高機能素材のグローブが展開されています。
こうした素材は、シルエットが細くても保温性をキープすることができます。
③機能性(使いやすさ)

グローブ選びの3つ目のポイントは、機能性(使いやすさ)です。
保温性に注目する人は多いと思いますが、機能性は意外と見落としがちな人も多いはず。
しかし毎日着用するグローブだからこそ、日常での機能性にはしっかりと着目すべきです。
例えば「タッチパネルの操作性」はかなり重要でしょう。
グローブをしたままスマートフォンなどが操作できると、いちいちグローブを着脱せずに済むので、普段の快適性が格段に上がります。
ここで気をつけたいのは「タッチパネルの操作が可能」と謳っているグローブであっても、ものによっては反応が悪かったりします。
そのため操作の可否は大前提として、操作性の高さに注目すべきです。

もう一つ、機能性で注目すべきポイントとして「手首のホールド感」があります。
グローブは手首のホールドが甘いと、コートやダウンなどのアウターを着脱したときに、生地がめくれて手直しが必要だったりします。
逆にホールドの強いグローブは、アウターを着脱してもグローブの生地が引っ張られず、常にフィット感を保ったまま着用し続けることができます。
日常の快適性を左右する、地味に大事なポイントです。

機能性には他にも「撥水性」「ムレにくさ」「伸縮性」など、注目すべきポイントがたくさんあります。
厄介なのは、これらは実際に使用してみないと分かりません。
店舗で試着できる人であれば良いですが、オンライン購入の場合は試着ができませんからね。
でも大丈夫。
今回は実際にすべてのグローブと購入して試しているので、実際の使用感についてもしっかり解説していきます。
④サイズが選べるか

グローブ選びの最後のポイントは「サイズが選べるか(サイズ展開があるか)」です。
実は市場にあるグローブのほとんどは「フリーサイズ」展開になっています。
フリーサイズとは、誰の手にも合うように「大きめ」に作られているサイズのこと。
もちろん誰でも着用できるのは良いことなのですが、大きめに作られているため、見た目のカッコ良さは損なわれています。
先ほどの①でお伝えしたように、カッコ良いグローブの条件は、細身のシルエットであること。
そのため、できれば「S / M / L」など、複数のサイズ展開があるグローブを選べると良いです。
サイズ展開があると自分の手の大きさに合わせてサイズを選べるので、細身のシルエットが作りやすいからです。
手のサイズや形状は千差万別。
店頭で実際に試着して選ぶのが理想です。
以上の「選び方」を踏まえた上で、それぞれのグローブを比較していきます。
プロ直伝!おすすめのグローブランキング

それでは、アパレルブランドを展開している僕が「おすすめのグローブ」をランキング形式でご紹介します。
ランキングを見る前に1点、大事なことをお伝えします。
それは目的や用途によって選ぶべきグローブは異なる、ということ。
今回は見た目のカッコ良さを重視してランキングを作成しましたが、カッコ良さよりも可愛らしさを重視したい人や、機能性を重視したい人もいるでしょう。
以上の理由から、必ずしも1位がおすすめとは限りません。
例えば可愛らしさを求めるのであれば、5位の無印がおすすめになります。
その点を踏まえた上で、次に紹介するランキングを見ていただければと思います。
1位から順番に紹介していくので、ぜひ最後までお付き合いください。
1位:ノースフェイス

おすすめのグローブ第1位は、ノースフェイスのグローブ。
アウトドアブランドらしい優れた機能性に加えて、見た目のカッコ良さまで兼ね備えた逸品です。

機能面の最大の特徴は、ノースフェイスの独自技術「GORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPER」。
いきなりなんのこっちゃだと思いますが、具体的な機能は下記の3つ。
- 防風性
- 透湿性
- 耐水性
風を通さず、それでいてムレにくく、さらに水にも強いグローブです。

実際に装着して強く感じたのは、防風性の高さ。
冷気を完全にブロックしてくれるので、見た目以上に暖かいです。
これは非常に薄い保護層に軽量の生地を重ねた構造によるもの。
防風性を謳っているグローブは他社でもたくさん見かけますが、実際に装着してみると弱い風を通したりするんですよね。
マイクロファイバーや織り目の詰まった生地、多くのフリース素材などの布地は「防風」と称されて販売されたりもしていますが、実際は完璧ではなく、着ていても寒く感じることが多いです。

しかしこちらのノースフェイスのグローブははっきりと「防風性」を感じることができました。
ノースフェイスのゴアには厳しい社内基準があって、1.0cfm(< 5l/m2/s)以下の空気透過性を備えた布地に限り、「防風」としているようです。

そうした防風性をキープしつつ、透湿性も兼ね備えているのが大きな特徴。
なんと水蒸気分子の900倍の大きさの孔(あな)が何十億個も空いています。
これにより風の侵入を防ぐと同時に、汗の水蒸気をすぐに排出してくれます。
これも実際に装着すると分かりますが、確かにムレにくいです。

撥水加工があるため水も弾いてくれます。
完全防水ではないですが、急な小雨や、降雪などのシーンにも対応できるのは嬉しいポイント。

これだけの機能を搭載しておきながら、見た目もカッコ良いのがこのグローブの特徴。
見てのとおり、シルエットがかなり細い。
人の視線は先端に集まるため、指先が細いとコーデ全体にシャープな印象を与えてくれます。
これによりスタイルをよく見せることができるんです。
ここまで細身のグローブは市場を探してもそうそう見つかりません。

実際に着用すると、こんな感じ。
おすすめカラーはブラック一択。
ブラックは収縮色と呼ばれ、ものが細く見える効果があります。
同時に、冠婚葬祭のスーツなどでも使用されるように、もっともフォーマルなカラーでもあります。
シルエットの細さがより際立ち、さらに大人っぽさがプラスされるのがブラックです。

僕が運営する中目黒のショップ店長、松田くんに装着してもらいました。
ブラックのグローブに、同じくブラックのコートなんかを合わせてあげると、かなり大人っぽくまとまるのでおすすめです。

ちなみにこちらのグローブは、タッチパネル操作にも対応しています。
ただし、反応度自体は問題ないですが、細かい入力はしづらいです。
指先に生地の縫い目があるため、どうしても正確に文字を打ち込めません。
画面のスクロールなどは問題ないです。

手の平には滑り止め加工が施されています。
よくある毛糸のグローブなどに比べてグリップ力があるため、スマホを滑り落としてしまう、なんて事故も少ないでしょう。

アタッチメント(留め具)も搭載。
バッグの中などに収入するときにバラバラにならず地味に便利です。
片方だけ紛失してしまうリスクも防げます。

サイズは、XS、S、M、L、XLの5サイズ展開。
豊富なサイズから選べるのはメリットですが、素材に伸縮性がないためサイズ選びはシビア。
できるだけジャストサイズを選ぶのがカッコよく見せるポイントですが、伸縮性のないグローブは小さすぎるものを選ぶと手が入らないリスクがあります。
そのため購入を考えている方は、必ず店舗で試着するようにしましょう。
アウトドアブランドらしい機能性に優れたグローブ。
2位:ハンズオングリップ

Hobo GRID(7,040円)
最後に紹介するのはハンズオングリップの人気グローブ「Hobo GRID」。
ハンズオングリップは、香川県香川県東かがわ市で誕生したグローブブランドです。
この瀬戸内海に面した小さな街は、日本の手袋生産のおよそ9割を出荷する手袋の街。
この街で約60年に渡り手袋づくりをし続けています。
ブランド名のハンズオン(hands-on)は、「実践的な」という意味。
実際に手で触れるなど、体験を通じたものづくりをコンセプトに、熟練の技術と新しいノウハウを活かしたグローブを展開しています。

そんな老舗ブランドを代表するグローブが、今回ピックアップした「Hobo GRID」。
今回ご紹介する6つのグローブのなかで、もっともおすすめの逸品です。
最大の魅力は、美しいシルエット。
カッコ良く見えるグローブの条件である「細さ」を完璧にクリアしています。

生地がかなり薄く作られているため、装着すると指先の1本1本がスラリと細長く見えます。
一般的なグローブのようなモコモコ感は皆無。
非常にスマートで大人っぽく、セクシーな印象すら与えてくれます。
まさにカッコ良いグローブの理想的なシルエットです。

「生地が薄いってことは、防寒性が低いんじゃない?」
と思う方も多いでしょう。
しかしHobo GRIDは、この薄さからは想像できない防寒性を持っています。

その理由は「ポーラーテック パワーグリッド」という素材にあります。
ポーラーテック社が開発した機能性素材で、特許取得済みのグリッド構造により、優れた保温性を実現しています。
この素材を採用することで、Hobo GRIDは生地の薄さと暖かさを両立しているのです。
さらに生地は少しだけ裏起毛になっています。
この点も暖かさをプラスするための工夫でしょう。

また手首は一般的なグローブより長めの設計になっています。
フィット感があり隙間から外気が入るのも防いでくれます。
以上のさまざまな工夫により、Hobo GRIDは見た目の薄さからは想像できない防寒性を実現しているのです。
もちろんアウトドアブランドのモコモコグローブに加えると防寒性は劣りますが、雪国などの寒冷地でない限り、一般的な街の寒さなら十分耐えられる暖かさです。

Hobo GRIDは、暖かさに加えて軽量性・ムレにくさも備えています。
これも先ほどのパワーグリッド素材によるものです。
グローブにおいて軽さは意外と重要。
持ち運びのラクさもさることながら、軽いことで装着感がなくなるためグローブを付けていることを忘れてしまうような快適さがあります。
ムレにくさももちろん重要なポイント。
パワーグリッド素材には湿気を吸収・拡散・蒸発させる機能があるため、手のひらの汗をしっかりと吸収し拡散してくれます。
実際に装着すると分かりますが、一日中付けていても不快なムレを感じることがありません。
これだけの機能性があれば、ランニングなどのアクティブなシーンにも使えます。

デザインはシンプルでミニマル。
中央のロゴとステッチがあるくらいで、無駄な装飾をそぎ落としたようなデザインになっています。
このミニマルなデザインが、美しいシルエットをより際立たせてくれています。

指先にはタッチパネル対応の導電素材(合成皮革)を配置。
指先が細いため、スマートホンの操作などがしやすくなっています。
文字入力などの細かい作業は、完璧ではないですがギリギリできます。

サイズは、XS、S、M、Lの4サイズ展開。
豊富なサイズから選べるのもHobo GRIDの良いところ。
シルエットの美しさを最大限楽しむために、できるだけジャストフィットのサイズを選ぶようにしましょう。
見た目のかっこよさと機能性を両立した、素晴らしい一着です。
3位:ユニクロ

お次は、ユニクロのヒートテックライナーストレッチグローブ(1,990円)。


こちらも1位〜2位のグローブには劣りますが、十分に細身のシルエットでカッコ良いです。

さらにヒートテックで暖かい。

手首のホールド感も良い感じ。
キツすぎずに適度にジャストフィットしてくれます。

アタッチメント(留め具)も付いています。

スマホのタッチパネル操作も可能。
反応自体は良いですが、細かい入力はちょっとしづらいです。
スクロールなど大きな動作は問題なく使えます。

手のひら全体が滑り止めになっているので、グローブのまま物を掴んでも滑りません。

見た目のカッコ良さ、暖かさ、利便性など、グローブに欲しい条件をバッチリ満たしたユニクロのグローブ。
それでいて価格が安いので、コスパで言えば間違いなくNo.1グローブと言えるでしょう。
グローブ選びに迷っている人は、とりあえずこれを買っておけばOKと言える良品です。
ちなみに個別に解説した記事もあります。
気になる人は下記をチェックしてみてください。
↓
4位:モンベル

シャミースグローブ(1,980円)
モンベルは、日本で誕生した国内最大手のアウトドアブランド。
機能性の高いアイテムを比較的リーズナブルに展開しているのが特徴で、登山やキャンプなどのアウトドアシーンで人気です。
ショッピング施設にも度々登場するブランドなので、モンベルのロゴを目にする機会も多いはず。

今回紹介するのは、そんなモンベルで人気のシャミースグローブ。
このグローブ最大の特徴は、モンベルが独自素材「シャミース」でしょう。
シャミースは、モンベルで展開されるフリースでもっとも軽くて薄手な素材です。
人間の毛髪の10分の1という極細のマイクロファイバーを密に編むことで、薄手で軽量ながら、繊維間に多くの空気を蓄え、高い保温力を発揮します。

実際に持ってみると、驚くほど軽い。
そもそもグローブって重いものではないので、選ぶときに重さを気にする人はあまりいないと思います。
実際に僕もそうでしたが、シャミースグローブを装着してその考えが少し改まりました。
というのも、あまりにも軽いため、装着しているのを忘れてしまうんです。
あまり意識したことが無かったのですが、実はグローブって装着しているだけで身体にストレスが掛かっているんですよね。
もちろんそれは極わずかなストレスなので、そこまで気にする必要はありません。
しかし装着中にずっとストレスが掛かっていると考えると地味に嫌です。

こうしたストレスと完全に取り払ってくれるのが、モンベルのシャミースグローブ。
付け心地の軽さが、装着時のストレスを解放してくれます。

保温性については、少し物足りないです。
もちろんこの軽さと薄さを考えると十分に暖かいのですが、真冬はちょっと寒いです。
とくにフリースは風を通す素材なので、風が吹いたときが顕著に寒い。
ワークマンなどの機能性グローブと比べると、保温性は劣ります。

ポジティブな点としては、保温性と通気性のバランスには優れていると思います。
マイクロファイバーで編まれたシャミース素材には、湿気を放出する蒸散機能があります。
運動量の多い場面で着用しても、汗の蒸気を効果的に排出。
適度な保温性をキープしつつ「ムレにくい」というのは、なかなかにありがたい機能です。
水に濡れてもすぐに乾くのも地味に嬉しいポイント。

タッチパネルの操作にも対応しています。

反応度自体は問題ないですが、指の先端がやや太いのと、ちょうど指先に生地の縫い目があるため、細かい入力がしづらいです。
webページの閲覧など、画面のスクロールやスワイプをする分には良いですが、文字入力はしづらいのでご注意を。

シルエットはかなりシャープです。
ここまでお伝えしたとおり生地が薄いため、装着したときの見た目がかなりスッキリしてくれます。
グローブにありがちなモコモコ感がないので、大人でも着用しやすいシルエット。
加えて無駄な装飾が一切なく、ミニマルなデザインという点でも着用する人を選びません。

サイズはS、M、L、XLの4サイズ展開。
グローブは細身なものほどカッコよく見えるので、大きすぎずジャストフィットのサイズを選びましょう。
ジャストフィットにすると手が動かしにくいのでは?という不安がよぎりますが、シャミースグローブは大丈夫。
素材に少し伸縮性があり、さらにアウトドアブランドらしく手の動かしやすい立体裁断になっています。
ジャストフィットでも問題なく手を動かせるのでご安心を。

以上、モンベルで人気のシャミースグローブを解説しました。
保温性はやや物足りないですが、ムレにくく見た目も良い。
価格も1,980円とリーズナブルで、コスパも文句なしです。
万人におすすめできる、非常にバランスの良いグローブ。
5位:無印良品

ブークレ裏起毛 タッチパネル手袋(990円)
商品名の「ブークレ」とは、生地の種類のこと。
フランス語で「輪」という意味で、表面に糸の輪っかが出るように加工された生地ことです。

この通り、表面に毛玉のような独特のモコモコ感があります。
肌ざわりが柔らかく、見た目にも秋冬にぴったりな暖かみのある印象です。

同時に可愛らしさもあるで、ここは好みが分かれるポイントでしょう。
実際、ブークレは女性に人気の生地で、秋冬のカーディガンやスヌードなどの生地に使用されることの多い素材。
個人的には全然ありですが、見た目に大人っぽさやスタイリッシュさを求める人には、あまり向かない素材ですね。

裏地は、商品名にもあるとおり「裏起毛」になっています。
表地よりもさらにモコモコとしており、手を入れるとかなり暖かい。
肌ざわりも柔らかいうえサラッとしているので、付け心地がかなり良いです。

さらに伸縮性もあります。
いわゆるニット地になっているため、縦にも横にもかなり伸びてくれます。
着脱がスムーズですし、手を入れたあとも指を動かしやすく快適。
伸縮性のないグローブと比べると、格段に使いやすいです。
素材はアクリル78%、ナイロン20%、ポリウレタン2%の混合素材。
アクリルの保温性、ナイロンの耐久性に加えて、ポリウレタンによる高い伸縮性をプラスしているのが無印グローブの特徴です。

シルエットの細さは、太からず細からず、ちょうど中間くらいのシルエットになっています。
生地は厚すぎませんが、それでも少し厚みがあるため、装着すると「細い」とまではいきません。

決して悪くはないですが、シルエットがもう少し細かったらかなり推せただけに惜しい。
素材感のモコモコ感も相まって、やはり見た目の印象はカッコよさよりも可愛らしさの方が強いです。

お次はタッチパネルの操作性。
実際にグローブをした状態でスマホを操作してみると、しっかりと反応してくれました。
反応度はバッチリです。
ただ、ニット地で指先がやや太いため、細かいタップがしづらいです。
文字を打とうとすると隣の文字を誤タップしてしまいます。
画面をスクロールする分には問題ないので、文字入力のしやすさだけが一歩足りないといったところ。

サイズはフリーサイズ展開。
グローブ選びのポイントとして「サイズを選べた方が良い」とお伝えしましたが、無印のグローブは伸縮性が高いのでサイズが選べなくても問題なし。

ホールド感もバッチリ。
手の形に合わせてしっかりとフィットしてくれます。

以上、無印のグローブを解説しました。
保温性とストレッチ性を兼ね備えた、実に使いやすいグローブです。
タッチパネルの操作性はもう一息といったところですが、990円という価格を考えると申し分ないし、総合的に評価してもコスパはかなり高いです。
見た目の可愛らしさが気に入った人には、かなりハマりそうなグローブです。
6位:ワークマン

REPAIR-TECH FUSION DOWN(リペアテックフュージョンダウン)グローブ(1,990円)
先に結論を言うと、こちらのグローブは見た目はイマイチですが、防寒性はバッチリ。
ワークマンならではの機能性の高い防寒手袋です。

最大の特徴は、ワークマンの独自技術である「REPAIR-TECH(リペアテック)」と「FUSION DOWN(フュージョンダウン)」のハイブリッド。
これにより高い防寒性を実現しています。

「リペアテック」は、針の突き刺しによる穴を自己修復する特殊製法を施した生地のこと。
ダウンや中わたの吹き出しや、空気抜けも防止し、縫い目から保温した空気を逃さないのが大きな特徴です。
「フュージョンダウン」は、天然ダウン・フェザー・吸湿発熱わたを融合(フュージョン)させた素材のこと。
ダウンの保温力と吸湿発熱わたの発熱性により、高い保温性があるのが特徴です。
これら2つの独自技術を搭載した高機能グローブというわけです。

実際に装着してみると、本当に暖かい。
ニット素材などと違い風を通しにくい素材になっているので、冷気も完全にシャットアウトしてくれます。

さらに裏地はフリース素材になっています。
肌ざわりも柔らかく、ポカポカします。

こちらのグローブには撥水性もあります。
実際に水をかけてみると、しっかりと水を弾いてくれます。
完全防水ではありませんが、小雨程度ならへっちゃらですし、とくに雪の日は大きく活躍してくれそうです。

手首にはアタッチメント(留め具)が付いています。
カチッと留めると1組セットで持ち運ぶことができるので、紛失防止やカバンのなかでバラバラになるのを防げます。
機能性を重視するワークマンらしいディテールです。

両手の甲部分には「Field Core」の文字がプリントされています。
フィールドコアは、作業服のワクを越えることを目的にファッショナブルなデザインで展開されるワークマンの独自ライン。
高機能・高品質・カラフルなデザインを取り入れ、アウトドアブランドの定価の1/3を目指して開発されているのが都特徴です。
「山」をイメージしたロゴがアウトドアライク。

またグローブにはキルトステッチのデザインが入っています。
ダウン素材を感じさせる見た目です。

保温性・防風性・撥水性など、たくさんの機能を兼ね備えたワークマンのグローブですが、唯一の弱点はシルエットの太さ。
ダウンを詰めたグローブなので、その分かなりシルエットが太いです。
先述のとおり、グローブはシルエットが細いものほどカッコよく映り、太いものは野暮ったい印象になります。
そのため見た目はちょっとイマイチ。

またこちらのグローブはタッチパネルの操作が可能にはなっていますが、指先が太いためかなり使いづらいです。
反応度も悪いので、タッチパネル操作についてはもはや無いものとして考えておいた方が身のため。

サイズ展開はM、L、LLの3サイズ展開。
伸縮性がないため自分にぴったりのサイズを選ばないと詰みます。
できるだけ店舗でフィッティングしてから購入するようにしましょう。

以上、ワークマンのグローブを紹介しましました。
ワークマンらしい高機能グローブで、防寒性は文句なくバッチリ。
1,990円という価格からは想像できない暖かさで、アウトドアブランド顔負けのコスパの良さです。
見た目はイマイチなので、機能性を重視する人におすすめです。
まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!
いかがでしたか?
今回は、人気ブランドのグローブを6つ厳選して紹介しました。
一口にグローブといっても、細かな違いがたくさんあることが分かったかと思います。
そしてグローブは、暖かさだけでなく「オシャレ」をワンランクUPしてくれるアイテムです。
忘れずに覚えておいて欲しいのは、グローブはシルエットの細さに注目すべきという点。
シルエットが細いと腕を長く見せることができ、スタイルアップにつながるからです。
これを踏まえた上でこの記事を読んでいただくと、自分に合うグローブがより明確にわかるようになるはずです。
一つ持っているだけで普段のファッションをレベルアップしてくれるグローブ。
ぜひこの記事を参考にお気に入りのグローブを見つけてみてください。
秋冬には欠かせないマストバイな小物です。
僕のブログでは、今後もファッションに役立つさまざまな情報をアップしていきます。
明日の更新もお楽しみに!