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【完全保存版】下着がルーツのファッションアイテムまとめ!(随時追記)

こんにちは!まとめです。

すべての洋服には、原型となる「ルーツ」が必ず存在します。

もともと役割があった服を、日常の街着として着るようになったのが現在の洋服です。

例えば、今ではファッションに欠かせない「Tシャツ」は、もともとはアメリカ軍の兵士が着用した「下着」でした。

これを映画俳優が劇中でトップスとしてカッコよく着こなしたことをキッカケに、下着としてではなく、街着として着用されるようになったのです。

このように、すべての洋服にはルーツがあり、もともと何らかの役割をもって生まれているのです。

今あなたが着ている服にも、必ずルーツが存在します。

そして、洋服のルーツのほとんどは、この7つのどれかに分類できます。

  1. スーツ&制服
  2. ミリタリー
  3. アウトドア
  4. スポーツ
  5. ワークウェア
  6. 下着
  7. 民族衣装

僕のブログでは、これを「洋服の7大ルーツ」として、皆さんにご紹介をしています。

今回ご紹介するのは「下着」がルーツのアイテム。

下着とは、もっとも内側(肌に近い側)に着用する衣服の総称で、アンダーウェア、インナーウェアとも呼ばれますね。

下着がルーツの洋服は数が少ないので、今回はサラッと読めてしまうと思います。

ぜひ最後までお付き合いください。

ルーツを知ると、ファッションがより身近に、楽しくなるのでオススメです。

Tシャツ

1940年代のアメリカ軍の兵士がTシャツを着用しているところ。

先述のとおり、Tシャツはもともとアメリカ軍の兵士が着用していた下着といわれています。

それ一枚で着るものではなく、あくまで肌着(肌の上に直接着用する服)でした。

1951年のアメリカ映画「欲望という名の電車」

もともと下着であったTシャツが、街着のトップスとして着られるようになった一つ目のキッカケは、1951年公開のアメリカ映画「欲望という名の電車」。

後に20世紀最高の俳優とも称される「マーロン・ブランド」は、Tシャツをセクシーにオシャレに着こなしました。

劇中での彼の姿に憧れたアメリカの若者たちが、その着こなしを真似しはじめたことで、Tシャツが街着として着られるようになりはじめます。

1955年のアメリカ映画「理由なき反抗」

そのブームをさらに加速させたのが、1955年公開のアメリカ映画「理由なき反抗」。

伝説的な名俳優「ジェームズ・ディーン」の代表的作品です。

彼が劇中で身につけた「白いTシャツ」「赤いナイロンジャンパー」「ジーンズ」は、若者が憧れるファッションスタイルとなりました。

当時、Tシャツはまだまだ下着としての認識が強かった時代ですが、彼がサラッとカッコよく着こなしたことで、ファッションアイテムとして流行したんですね。

これらの出来事を皮切りに、Tシャツはどんどんと進化。

プリント技術を使いさまざまなデザインを施すことで、トップスとして定着していったのです。

どんな洋服にもルーツがあり、街着として着られるようになった理由があるんです。

ワイシャツ(Yシャツ)

ワイシャツもまた、もともとは男女共用の下着でした。

ワイシャツの原型が作られたのは14世紀頃の中世ヨーロッパ。

これが16世紀~17世紀頃に服の切れ目で下着を見せることが流行し、白色の麻のシャツになりました。

今のジャケットの胸元からワイシャツが見えるスタイルの源流ですね。

これによりワイシャツは純粋な下着からファッションアイテムになり、白色のものが主流に。

第二次世界大戦前には、イタリアでアウターとしても着られるようになっており、イタリア戦線から帰還した兵士により、イギリスへも伝わりました。

このような時代の変遷を受けて、ワイシャツがファッションアイテムとして定着しました。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!

いかがでしたか?

今回は「洋服の7大ルーツ」のなかから「下着」をルーツに持つアイテムを紹介させていただきました。

Tシャツがもともと下着だったなんて、意外と知らなかった方も多いのではないでしょうか。

僕のブログではこんな感じで、ファッションにまつわるアレコレを毎日発信しています。

ぜひこの記事を通じて、ファッションがもっと身近に、楽しい存在になってくれれば幸いです。

ちなみに、僕のブログでは『オシャレのレシピ』と称してオシャレの理論を連載しています。

もっと詳しい話が聞きたい人は、下記の記事をどうぞ。

ファッション初心者の方であってもオシャレを楽しめる内容になっています。

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