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【ダサい?】ロンハーマンとはどんなブランド? RHCとの違い、評判、高い理由など総まとめ

「ロンハーマンって何?」「人気だけどなにが良いの?」

こんな疑問にお答えする、当ブログの「ブランド解説シリーズ」。

僕は、アパレルブランド複数展開をしており、自身でセレクトショップの経営もしています。

これまで数々のブランドを紹介し、ロンハーマンも過去何度も利用してきました。

今回はそんな僕が「ロンハーマン」についてプロの目線で徹底解説。

系統や品質などの特徴はもちろん、おすすめの年齢層、評判、系列ブランドなど、気になるポイントを完全網羅でお届けします。

ロンハーマンのすべてをこの1記事にまとめました!

ちなみに、ロンハーマンはその人気の高さゆえ「ダサいんじゃないか?」と評判を気にする人も多いブランドです。

結論を先にいうと、ロンハーマンは全然ダサくありません。

そもそもセレクトショップという形態なので、選ぶアイテムによってクオリティはピンキリ。

それに「ダサい」「ダサくない」はアイテム単品で測れるものではなく、コーディネートや着こなしによって決まるものです。

こうした点を抜きにしても、ロンハーマンのセレクトセンスは優秀。

長年に渡り人気を博しているのには、しっかりとした理由が存在します。

また、後ほど紹介しますが、ロンハーマンには系列ブランドがかなり多く存在しています。

自分の雰囲気にあうブランドが見つけられれば、かなりオシャレに利用することができるはずです。

分かりやすくご紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

↓セレクトショップをまとめて紹介した動画もあります。よければどうぞ。

まずはロンハーマンがどんなブランドなのか?サラッと紹介!

ロンハーマンとは?何系?

ロンハーマン(Ron Herman)は、アパレル大手「サザビーリーグ」が展開する、高価格帯のセレクトショップです。

サザビーリーグは、衣食住を横断してさまざまな業態を全国展開していることで有名。

アパレル部門では、人気ブランドのカナダグースをはじめ、メゾンスペシャル、アガット、エストネーションなど、数多くのブランドやショップを手掛けています。

そんなサザビーリーグが展開するのがロンハーマン。

西海岸スタイルをベースに、メンズ・レディース・キッズのウェアはもちろん、アクセサリーや雑貨なども充実。

世界中から厳選されたウェアやプロダクト、オリジナルブランドのほか、系列ブランドではカフェなども手広く展開しています。

シンプルで洗練された雰囲気や、幅広いニーズに応えるブランド展開により、老若男女から絶大な人気を誇っているセレクトショップです。

ロンハーマンはどこの国のブランド?

ロンハーマンは、アメリカ・カリフォルニア発のセレクトショップです。

カリフォルニアは別名「サーフシティ」と呼ばれる、サーフィンのメッカ。

およそ16kmにわたる海岸線を有するハンティントンビーチには、サーフィンの国際大会が年にいくつも開催されています。

日本では、先述のサザビーリーグが独占契約を締結し、2009年から展開をスタートしています。

ロンハーマンの歴史

左:三根弘毅(サザビーリーグ代表)
右:ロン・ハーマン(ロンハーマン代表)
出典:WWD JAPAN

ロンハーマンは、1976年に「ロン・ハーマン」が自身の名前を冠して立ち上げたセレクトショップです。

初店舗となるハリウッドのメルローズアベニューに出店以降、グローバルな展開で世界中でファンを増やし続けています。

当時、バイヤーとして働いていたハーマンは、ロサンゼルス・ハリウッドのメルローズアベニューにあったセレクトショップ「フレッド・シーガル」のメルローズ本店を引き継いで、ロンハーマンを創業します。

ハーマンは「ファッションは愛にあふれ、刺激的で楽しくて自由であるべき」という理念に基づき、心地良くリラックスできる空間をコンセプトにショップを展開。

ハイセンスなブランドセレクトはもとより、こだわりのコンセプトに共感した有名人も多く、ハリウッドセレブ御用達のショップとして全米に名を広めていきました。

2009年には、海外初のショップとなる東京・千駄ヶ谷に旗艦店をオープン。

ロンハーマンのコンセプトを反映し、コーヒーショップとベーカリーを隣接した居心地のよい雰囲気の店舗です。

これが日本人にも受け、順調に店舗を拡大。

現在は、六本木・二子玉川・有楽町・横浜・軽井沢・名古屋・大阪・神戸・福岡など、全国の主要都市に幅広く展開するまでに至りました。

ものすごい拡大速度。

メンズにおすすめ!ロンハーマンの特徴

ロンハーマンの最大の特徴は、アメリカ西海岸を思わせるリラックスした世界観でしょう。

カリフォルニアのサーフスタイルを軸に、ファッションを含めた心地よいライフスタイルを提案しています。

数あるセレクトショップのなかでも独自の雰囲気を持っており、ハマる人にはドハマりするようなショップです。

取り扱うブランドは、高感度なハイブランドが中心。

世界観に合わせて、カジュアル・モード・ラグジュアリーなブランドまで幅広く展開しています。

このあとご紹介しますが、系列ブランドが多いのもロンハーマンの特徴。

例えば「RHC」では、日常で使用できるようなベーシックなアイテムを中心にラインナップ。

「R.H. Vintage」では、ヴィンテージテイストのアイテムをラインナップしています。

どのブランドにも共通しているのは、ローンハーマンらしいリラックスした世界観。

この世界観は店舗づくりにもしっかりと反映されていて、とにかくオシャレで居心地が良い。

個人的にも、立ち寄るだけで楽しめるハイセンスなセレクトショップだと思います。

次は品質について。

ロンハーマンの品質

大前提として、セレクトショップという業態は、各ブランドからアイテムを仕入れて販売していますので、その品質はアイテムによりピンキリです。

そのなかでもロンハーマンは、しっかりと厳選してセレクトしている印象の強いショップです。

セレクト以外のオリジナルアイテムについてもクオリティは高め。

値段はお高めですが、その分、品質の高いアイテムが揃っています。

価格は高い?

ロンハーマンは、高級路線のセレクトショップです。

一般的なセレクトショップと比べると、価格はお高め。

セレクトなのでアイテムにより価格はピンキリですが、安いブランドだと1万円台、ハイブランドだと10万円を超えるようなアイテムも存在します。

オリジナルブランドもやや高めの値段設定になってます。

なかにはハイブランドクラスの価格になっているアイテムも。

先述のとおり品質は間違いないのですが、コスパよくお買い物するにはある程度の目利きが必要です。

とはいえ、ロンハーマンの利用者は「値段が高い」ことに価値を感じている人も多い印象。

高級であるからこそブランドイメージが保たれる面もあり、実際にロンハーマンの利用者はアイテムそのものよりも、ロンハーマンの持つ独自の「世界観」に価値を見出しているイメージがあります。

次は、ロンハーマンの年齢層をみていきましょう。

おすすめの年齢層・系統

ロンハーマンは老若男女問わず、幅広い層に愛されるショップです。

20代の学生や若者はもちろん、30代、40代、50代、60代以上と、各年代にコアなファンがたくさんいます。

取り扱うアイテムもシンプルで雰囲気の良いものが中心なので、基本的には着る人を選びません。

ハリウッドスターや芸能人などにも愛用者が多く、雰囲気さえ合えばどんな方にもオススメができます。

次に紹介しますが、系列ブランドがたくさんある点も、利用者層が幅広い理由の一つ。

めちゃあります。

ロンハーマンはダサい?評判・口コミ

Googleでロンハーマンを調べると「ダサい」というキーワードが出てきます。

これはロンハーマンの評価を気にしている人が多いからです。

自分の身につけるブランドが世間からどう思われているかって、気になりますからね。

結論を言うと、ロンハーマンは決してダサくありません。

数あるセレクトショップのなかでもハイセンスな品揃えをしていますし、実際に各年代にコアなファンが存在しています。

それにそもそも「ダサい」「ダサくない」はアイテム単体で決まるものではありません。

全身のコーディネートで決まるものなので、ブランドそのものをダサいダサくないで評価するのは野暮でしょう。

とはいえ「実際はどんな人が利用しているのか?」は気になるもの。

というわけで、僕のTwitterを使って簡単なアンケートを実施してみました。

僕のTwitterでのアンケート結果

今回は「ロンハーマンを利用したことがある人」に向けて、年齢層を調査してみました。

結果、30代が約半数とトップに。

次いで40代、20代という順位になりました。

落ち着いた雰囲気もそうですが、価格帯も高めのセレクトショップなので、利用者はやはり大人層が中心です。

先述のとおり、アメリカ西海岸の雰囲気を持つロンハーマンは、ハマる人にはどハマりするセレクトショップ。

気になる人はぜひチェックしてみて欲しいです。

ロンハーマンの種類一覧

ロンハーマンには系列ブランド・ショップがたくさんあります。

「違いが分かりづらい……。」

という方も多いと思うので、一覧にまとめました。

ロンハーマン自体も人気ですが、系列ブランドもコアなファンが付くほど人気だったりします。

量が多いので、ざっと順番に紹介します!

Ron Herman California

「Ron Herman California」は、リラックス感のある上質なデイリーウェアを展開するブランド。

コンセプトは、シンプルなデザイン・特別な素材・ユニークなディティール。

カリフォルニアスタイルを軸に、クオリティの高いカジュアルな普段着をラインナップしています。

R.H. Vintage

ロンハーマンヴィンテージは、幻のカスタムヴィンテージライン。

もともと本国ロサンゼルスのメルローズ本店限定、かつ不定期に展開されていたことから、そう呼ばれています。

ロンハーマンが2009年に日本展開をする際、 ロンハーマン氏は日本の卓越したデニム生産技術に着目。

そこから10年の時を経て「ワーク・ミリタリー・スポーツ」を軸とした新ライン「R.H.VINTAGE」が誕生しました。

展開するアイテムは、ヴィンテージウェアにインスパイアされたデニムやコーデュロイ、ダンガリーシャツなど。

カリフォルニアスタイルとヴィンテージがミックスされた、とても雰囲気のあるラインナップになっています。

R

「R」は、カリフォルニアのアクティビティやマインドと、ファッションを融合したライン。

コンセプトは、HAPPY・SMILE・HEALTHY・NATURAL。

自然とコネクトしたときの開放感をデザインしており、どこか楽しみのあるピースフルななディティールを盛り込んでいるのが特徴です。

RON HERMAN DENIM

「RON HERMAN DENIM」は、その名のとおりロンハーマンのデニムブランド。

デザイナーはデニムの申し子、サイモン・ミラー。

デニム本来がもつワークウェアとしてのディテールを残しつつ、現代的なスタイリングに落とし込んでいます。

新品でありながらこなれ感のあるアイテムが多く、彼オリジナルの加工技術は唯一無二の存在感。

デニム好きにはぜひ一度チェックして欲しいブランドです。

8100

ブランド名の「8100」はメルローズ本店の地番「8100 Melrose Avenue」から名付けられました。

読み方は「エイティワンハンドレッド」。

カリフォルニアの日常そのものをテーマに、快適な素材、健康的なボディラインを引き立たせる美しいシルエットが特徴です。

海上がりの素肌にラフに着ても優しい肌ざわりが、サーファーからも人気。

鮮やかなカラーリングのカットソーなど、着ていて楽しくなるようなデイリーウェアを展開しています。

RH California

「RH California」は、家具・インテリア・ルームウェアなどを展開するライン。

コンセプトは「Happyな毎日をクリエイトする、いつもあなたのそばにあって、とっても大切な存在であるように」。

日常に馴染むシンプルなデザインでありながら、上質、そしてユニークなプロダクトが特徴です。

RHC Ron Herman

「RHC Ron Herman」は、ウェアから雑貨まで、上質でこだわりのあるスタンダードなアイテムを展開するライン。

どれも心地よいカリフォルニアのカルチャーを感じるテイストになっていて、持っているだけで日常の満足度が上がりそう。

基本的にはオーセンティックでシンプルが中心ですが、ちょっとユニークなアイテムもあるので、見るひとを飽きさせません。

Ron Herman Cafe(カフェ)

こちらはアパレルではないですが、ロンハーマンでも超人気のカフェ業態。

「開放的でリラックスできる空間で会話が生まれ、食が輝き、人の輪が繋がる。」

をテーマに、居心地のよい空間設計がされています。

新鮮で旬な食材を使用したフード、ドリンク、スイーツなどをラインナップ。

また貸し切りパーティー、オリジナルのデコレーションケーキのご提供も行っています。

以上、ロンハーマンの系列ショップを一覧でご紹介しました!

ロンハーマンの類似ブランド

「ロンハーマンみたいなブランドってほかにもある?」

こんなことでお悩みの方も多いのではないでしょうか。

ロンハーマンの雰囲気は好きだけど、値段が高すぎて手が出しづらいのも事実。

というわけで、ロンハーマンに似たブランドをいくつか紹介します。

どれもロンハーマンと同じく、サーフィンなどのビーチカルチャーを背景に持つ、シンプルで雰囲気のあるブランドたちです。

正直、ロンハーマンは独自のスタイルが強いので、あくまで「似てる」レベルにはなりますが、お買いものなどの参考にしていただければと思います。

一覧で紹介します!

BILLABONG(ビラボン)

BILLABONG(ビラボン)は、オーストラリアのゴールドコーストで誕生したサーフブランド。

ゴールドコーストは、サーファーの聖地と呼ばれるほどのビーチリゾートとして有名。

その地で生まれたBILLABONGは、世界中のサーファーたちから支持されるブランドです。

水着などのサーフアイテムはもちろん、サーフィンをしない人にもカジュアルに着こなせるアイテムが豊富。

価格もロンハーマンよりお手頃になっているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

RVCA(ルーカ)

RVCA(ルーカ)は、ロンハーマン と同じくカリフォルニアで生まれたブランド。

人気急上昇中のサーフブランドで、世界中のサーファーの間では、RVCAのことは知らない人はいないのではというほど。

アーティスティックでモダンなデザインが特徴で、系統的にはストリートやスポーティー寄りのアイテムが中心になっています。

2018年に一号店が渋谷にオープンしているので、気になる人はぜひ足を運んでみてください。

Roxy(ロキシー)

Roxy(ロキシー)は、ビーチカルチャーとアクティブライフスタイルを愛する、レディース専門ブランド。

こちらもカリフォルニアを背景に持つブランドで、世界トップクラスのライダーが体現する女性アスリートとしての一面と、フェミニンなファッション性を融合したスタイルを提案しています。

近年はビーチやタウンのみならず、スノーシーンまで領域を広げています。

女性はもちろん、男女でサーフスタイルコーデをしたいときに視野に入れたいブランドです。

SATURDAYS NYC(サタデーズ ニューヨーク)

SATURDAYS NYC(サタデーズ ニューヨーク)は、アメリカ発のファッションブランド。

クラシカルでモダンなウェア、サーファー向けのウェアなどを展開しています。

サーフカルチャーやストリートカルチャー好きの人に支持されるブランドで、ファッションアイテムのほか、サーフ関連のグッズなども取り扱っています。

BAREFOOT DREAMS(ベアフットドリームス)

BAREFOOT DREAMS(ベアフットドリームス)は、キッズ用品を手がけていたアネット・クックが、家族に対する温かい思いから創設したブランド。

素材の柔らかさが特徴で、代表的なアイテムは、フランネルやサテン、ニットなど。

そのほか、肌ざわりの良いラグジュアリーなブランケットや、バスローブ、子供服なども人気です。

リラックス感のある、柔らかくて暖かみのある雰囲気がロンハーマンに似ています。

ちなみに全国のロンハーマンでも取り扱っているブランドなので、ロンハーマンでも購入することが可能です。

以上、ロンハーマンと似ているブランドを紹介しました。

ロンハーマンはどこで買える?店舗情報

ロンハーマンのアイテムは、実店舗または公式オンラインストアで購入が可能です。

実店舗に関しては、数は多くないですが全国の主要都市に幅広く展開。

日本一号店となる千駄ヶ谷店を皮切りに、六本木・二子玉川・有楽町・横浜・軽井沢・名古屋・大阪・神戸・福岡と店舗を拡大中。

どのショップもこだわりの店舗設計で、カフェを併設していたりと、立ち寄るだけでもテンションが上がります。

下記にリンクを貼っておくので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!

いかがでしたか?

ロンハーマンは、アメリカ西海岸スタイルが自慢の高級セレクトショップ。

カリフォルニアを背景に持つリラックスとした世界観は、まさに唯一無二です。

アパレルはもちろん、カフェ・インテリア・日常雑貨なども絶大な人気。

とにかく雰囲気が抜群に良いので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

遊びに行くだけで楽しめるショップです。

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